自然史博物館1階、静岡県の自然の続きより。
山から海へ、のエリアに設置されていた水槽。これには
絶滅を危惧されているミナミメダカに、カワバタモロコ。
それと未確認にはなるが、アカザも混泳していたようだ。
その水槽の先にも、川や海岸に関する展示があり
実際に海岸に流れついた物の一例が置かれていた。
またそれらの向かい側には、清流の自然というコーナーもあり
川の上流、中流、下流が、それぞれジオラマで再現されている。
1階の中間地点を越え、静岡県の化石エリアへと突入。軟骨魚類であるサメは
体の骨が化石として残りにくく、発見されやすい歯の化石から、体の大きさを
推定するとの事で、この展示棚を覆うように設置されている巨大な顎の模型も
カルカロクレス・メガロドンの歯の大きさ(17cm)から計算して再現された物。
さらに同エリアには、世界で2番目のタコブネ化石もあった。メスが貝殻を生成する
タコの仲間、タコブネ。以前、生きた個体をあわしまマリンパークで見た事があるが
その薄い殻が化石として残る事は稀で、まだ世界で3つしか発見されていないそうだ。
静岡県の地層は安倍川を堺に東西で異なり、西側には、2,500万年より古い地質が。
東側は、それより新しい時代に海で蓄積した地層から形成されている。富士山など
富士川から東側にある火山は、その新しい時代にできた地層の上に誕生したものだ。
これで静岡県の自然についての展示は終了となるが、その先から
エントランスの方まで、ディスカバリールームという部屋が続く。
ここは、恐竜や他の生物に関する図鑑が読める図書コーナーとして使わたり。
部屋の隅には掛川層群から発掘されたという、クジラとカイギュウの肋骨化石。
日本平にもいたナウマンゾウの牙の化石が展示されている棚も設けられていた。
出口付近では様々な鉱物も展示されているが、これらに関しては
富士宮にある奇石博物館へ行けば、より専門的に見る事ができる。
これにて2つある博物館の内、自然史博物館側は終了となる。
こういった博物館へ来たのは、石専門の奇石博物館を除けば
小学生の頃に修学旅行で訪れた上野の博物館以来になるかな。
惜しくも、2023年の3月末をもって一般公開は終了となってしまうが
清水港に新しくできる施設が、どの様な物となるのか楽しみにしよう。
1F静岡県の自然へ戻る 三保目次 海洋科学博物館へ行く
山から海へ、のエリアに設置されていた水槽。これには
絶滅を危惧されているミナミメダカに、カワバタモロコ。
それと未確認にはなるが、アカザも混泳していたようだ。
その水槽の先にも、川や海岸に関する展示があり
実際に海岸に流れついた物の一例が置かれていた。
またそれらの向かい側には、清流の自然というコーナーもあり
川の上流、中流、下流が、それぞれジオラマで再現されている。
1階の中間地点を越え、静岡県の化石エリアへと突入。軟骨魚類であるサメは
体の骨が化石として残りにくく、発見されやすい歯の化石から、体の大きさを
推定するとの事で、この展示棚を覆うように設置されている巨大な顎の模型も
カルカロクレス・メガロドンの歯の大きさ(17cm)から計算して再現された物。
さらに同エリアには、世界で2番目のタコブネ化石もあった。メスが貝殻を生成する
タコの仲間、タコブネ。以前、生きた個体をあわしまマリンパークで見た事があるが
その薄い殻が化石として残る事は稀で、まだ世界で3つしか発見されていないそうだ。
静岡県の地層は安倍川を堺に東西で異なり、西側には、2,500万年より古い地質が。
東側は、それより新しい時代に海で蓄積した地層から形成されている。富士山など
富士川から東側にある火山は、その新しい時代にできた地層の上に誕生したものだ。
これで静岡県の自然についての展示は終了となるが、その先から
エントランスの方まで、ディスカバリールームという部屋が続く。
ここは、恐竜や他の生物に関する図鑑が読める図書コーナーとして使わたり。
部屋の隅には掛川層群から発掘されたという、クジラとカイギュウの肋骨化石。
日本平にもいたナウマンゾウの牙の化石が展示されている棚も設けられていた。
出口付近では様々な鉱物も展示されているが、これらに関しては
富士宮にある奇石博物館へ行けば、より専門的に見る事ができる。
これにて2つある博物館の内、自然史博物館側は終了となる。
こういった博物館へ来たのは、石専門の奇石博物館を除けば
小学生の頃に修学旅行で訪れた上野の博物館以来になるかな。
惜しくも、2023年の3月末をもって一般公開は終了となってしまうが
清水港に新しくできる施設が、どの様な物となるのか楽しみにしよう。
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