世捨猫のマンドク生活

~ Cat's my Life ~ 未だ見ぬ何かをもとめて・・・

井の頭自然文化園 水生物園 FILE:4

2019-03-30 15:16:17 | テーマパーク
さて、ここまで水生物園の水鳥たちを見てきて、鴨の比率が高いな・・・
と感じてはいないだろうか?しかし安心して欲しい。今回は、全て鴨だ!

という訳で、ツルの檻の後ろにならんだ、カモの檻を見ていこう。

向かって左隅の檻から順番に、まずは、ハシビロガモが登場。
ハシビロガモ ハシビロガモ
日本では冬に見る事のできる渡り鳥で、先ほどのヘラサギと同じく、その独特な
嘴の形から名前が付けられた。マガモ同様に、繁殖期のオスは緑色の頭が特徴だ。

2つ目は、コガモの檻。日本の鴨の中で、最も小さい種となる。
日本で越冬し、夏になると北海道より北の地へ渡って繁殖する。
コガモ コガモ
オスの頭部は茶色く、目から後ろにかけて緑がかった黒い色が伸びる。
その色の境目には白いラインが入り、まるで隈取のような表情を見せる。

続いて、3つ目の檻には、シマアジがいた。アジと言っても魚ではない。
食べてみたら味が良かった事から、アジと呼ばれるようになったそうだ。
目の周りの白いラインが特徴で、繁殖期のオスは特にこれが顕著になる。
シマアジ アオバト
さらにこの檻では、引っ越す前のアオバトも、一時的に展示されていた事がある。
今回は全て鴨だと言ったばかりなのに・・・スマン、ありゃウソだった。でもまあ
アオバトは昨年末に富山へ移ってしまっているから、良しとするって事でさ・・・

次の檻には先ほどツルの檻の方でも見た、キンクロハジロが。こちらは
オスの群れだろうか。長い冠羽と、黒い羽からのぞく黄色い目が映える。
キンクロハジロ オカヨシガモ
一方、オカヨシガモは、オスもメスも地味な配色で面白みが少ない。
これだけ一度に、色々な鴨を見ていれば、まあ仕方ないのだけれど。

名前が似ているが、ヨシガモのオスは、鮮やかな頭部が綺麗だ。
見る角度によっては、まるで頬を赤らめているかの様にも見える。
ヨシガモ マガモ
そして最後は、鴨の中でも代表的なマガモの檻で、カモの檻エリアは終了。

これで水生物園にある水鳥の檻は、工事中で近づけなかったエリアを除き、全て見て回れただろう。
その工事も、もう終わった頃なので、また改めて今回見る事のできなかった檻も見に行ってみたい。

ちなみに、カモの檻の裏側は、水辺の小道というエリアとなり
ここから井の頭池を眺めると、丸井のビルが頭を覗かせている。
水辺の小道から眺める井の頭池 水生物園 水辺の小道
井の頭池で見られる主な冬鳥 井の頭池で見られる主な留鳥
井の頭池で見られる主な冬鳥井の頭池で見られる主な留鳥
説明板もあった。何種類の野鳥を確認することができるかな?

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