朝食をヴィッキー一家と食べた。というか、ごちそうしてもらった。彼らは、4畳ほどの家に家族6人で住んでいる。姉が二人、弟一人、そして両親である。小さな雑居ビルのようなところは、たくさんの小部屋があり、どこもかしこも家族で暮らしていた。普通はこういう民家には入らないと思う。しかし、人と触れ合うことが好きな私は、どこにでも行く。そして、ここの建物は、ボートマンのカーストの人々が住むことを知る。
日本でも、同和問題を小学校の授業でやったことを思い出した。生まれながらにして、差別され自由がない。自由がないなんて耐えられない。そして、今の現状がとても幸せに感じられる。
ヴィッキー一家は、でこぼこになった鍋で、インドで一番おいしいチャイを作ってくれた。甘く深い味が伝わってくる。貧しいかもしれない暮らしでも、この家族には笑顔があった。
お腹が痛くなったので、ちょっぴり宿の部屋に戻った。トイレで大をしていると、部屋をノックされる。ミスターヤマグチと声を掛けられる。私は、大きな声で、アイム トイレと叫んだ。私はトイレ。その時は、なにも思わなかったが、今考えるとかなり恥ずかしい。
用を終え、部屋から出るとそこには、なんとデリーの宿で一緒になった日本人が自分を訪ねてちょうどこの宿に来ていた。なんたる偶然。もし、自分がお腹が痛くならなかったら、宿に戻ることもなかったので、彼との再会はなかっただろう。インドには、不思議な力が働いている。
運がついてきた。
日本でも、同和問題を小学校の授業でやったことを思い出した。生まれながらにして、差別され自由がない。自由がないなんて耐えられない。そして、今の現状がとても幸せに感じられる。
ヴィッキー一家は、でこぼこになった鍋で、インドで一番おいしいチャイを作ってくれた。甘く深い味が伝わってくる。貧しいかもしれない暮らしでも、この家族には笑顔があった。
お腹が痛くなったので、ちょっぴり宿の部屋に戻った。トイレで大をしていると、部屋をノックされる。ミスターヤマグチと声を掛けられる。私は、大きな声で、アイム トイレと叫んだ。私はトイレ。その時は、なにも思わなかったが、今考えるとかなり恥ずかしい。
用を終え、部屋から出るとそこには、なんとデリーの宿で一緒になった日本人が自分を訪ねてちょうどこの宿に来ていた。なんたる偶然。もし、自分がお腹が痛くならなかったら、宿に戻ることもなかったので、彼との再会はなかっただろう。インドには、不思議な力が働いている。
運がついてきた。