富士登山サポートをして早15年が経ちました。
20代の頃はノリと勢いとネタのために、
"山頂集合"で登ったこともありました。。。
そして遭難騒動(話すと長くなるので割愛)もあり、
一生分叱られて反省し、綿密に計画をたて翌年からは皆で一緒に登るようになりました。
今までに300人くらいの方々をサポートしてきて思うのが、(登山が趣味ではないけど)登ったことのある方は晩年になると富士山の話をよくしてくれます。
山と言えば富士山!
一度でいいから登れて良かった!
こんな話が出た数週間後には、山頂より高いところに飛んでいったりもします。
先日、数年前に富士登山によく参加してくださった50代中頃の男性が夢に現れてくれました。
仕事が忙しい中でもなんとか調整をして参加してくださったAさん。
日頃出会うことのできない方々との御縁や交流を楽しまれ、どんな状況でも「この大変さが富士山ですよ!!」と常に笑顔でした。
私には夢があり定年退職したら、
プラチナ・マンになりますよ!!
そして(会社とか世間の目とか気にせずに)もっと色々な企画に参加したいなー^ ^
フルマラソンを3時間前半で走り、いつもパワフルだったAさんは富士登山後に病気が見つかり、そのまま闘病生活へ。。。
夫のスマホを開いた奥さまが、色々とやり取りをしたのを知り偲ぶ案内をもらいました。
なんとか都合がつき走って向かうと、そこには誰もおらず。。。
なんと日にちを間違っていました。。。
(何度も確認したはずなのに。そんなことあるのか。)
とぼとぼ帰りの電車に乗ろうとした瞬間に奥さまから連絡が入り、急遽自宅へ行くことになりました。
「さすがゴールド・マン!!ちょうど良かった!!」
日中は会社関係者が多く、対応できなかったからこのタイミングで来てくれてちょうど良かったようなのです。
また富士山に行くときに連れて行ってやってください。と生前に愛用されていたネックレスを譲り受けました。
人はいつどうなるか、本当に分からない。
もちろん私も分からない(元気に生きるための最善は尽くしています)けど、
身体と心が動く限りは、できる限り登り続けサポートしようと思ってます。
参加された方が良き富士山の思い出になりますように🙏
17歳からもうすぐ77歳の世代を超えた御一行と共に、今回も富士山へ行ってきます!