15kgを背負って25km の山岳修行に参加！

「行くか？行かないか？」

動き続けること数時間。

朝から何も食べてないので、思考力は低下。

疲労とともに、考えも弱気になる。

このまままだ半分以上もある未知のコースを行くか？

安全な道を通って戻るか？

思考の多くは、

前に進まない理由

を見つけようと必死だ。

前に進むことをやめ、引き返すことにした。

明日も仕事があるし、、、

その刹那、

「やらずに悔やむより、やって悔やめ」

声が聞こえた。

私は、回れ右をして、未知なる道を進み始めた。


汗なのか、鼻水なのか、滴り落ちても気にならない。

本当の肉体的限界は、心理的な限界の先にあると本には書いてある？

「指導者は実践者たれ」



残り11km。

制限時間と絶妙だ。

雪の中を降りる。

雪に足を取られ、ずぼずぼと入る。

氷の面でつるつると滑る。

天然のアトラクションが、トレーニングをしてくれる。

靴に、リュックに、服に、道に、空気に、地球に、今まで出会った全ての人々に、原始人に、感謝の気持ちが出てくる。

人は一人では生きれない。




幅40cmの道を氷が覆う。

滑れば、下に滑落する。

全ては、自己責任。

集中力を高め、通過する。


最後の6kmは、トレイルを走る。

ウォー、

キャッホー、

ハイになり、誰もいない山中を走り抜ける。


ゴール後、バス停の前で座り込んだ。

10分ほど休んだ！


さあ、次へ向けて動き続けよう！

山岳修行は、色々な学びを与えてくれる。