秋の八幡平

昨秋とこの夏、悪天候で果たせなかった八幡平への縦走。今回も７日(土)の天気が悪そう(>_<)
初めは大深山荘泊まりを考えてましたが、６日中に八幡平まで抜ける計画に変更。コースタイム９時間ですが、起伏が少ないので何とかなるでしょう。
昨秋と同じく松川温泉から歩き始めました。バス停には何人か登山者いましたが、みな岩手山方面に向かうよう。曇りですが、風はなく薄日もさしてます。
歩きやすいなだらかな山道を登っていくと、すぐに岩手山の勇姿が！　まさに南部の片富士です。
２時間ちょっとで大深山荘の水場に着きました。コースタイムより１時間早い。この調子なら、４時にゴールできそう。
稜線に出ました。岩手山―八幡平縦走路は気持ち良い尾根道です。残念ながら紅葉はピークすぎ。
秋田駒ヶ岳と森吉山がくっきり。秋田駒ヶ岳の向こうは鳥海山でしょうか。山頂はうっすら冠雪しています。鏡沼(画像)、石沼など山道脇の静かな沼も縦走に花を添えてくれます。
げんそ森、諸桧岳と小ピークを踏みます。げんそ森は大展望、諸桧岳では、反対に縦走するソロの若者が３人。平日、こんなレアなコースにと感心しました。
２時半、最後の顕著なピーク・畚(もっこ)岳に着きました。絶景です。北には、８日登ろうとしている焼山、さらに遠く岩木山も見えます。生岩木山は初めて。
さらに１時間ほど歩いて八幡平山頂。完全に観光地ですね(笑)　中国人もいっぱい。
さて今日(６日)の宿は山頂近くの陵雲荘です。陵雲荘といっても、無人の避難小屋。たぶん誰もいないかなぁと行ってみると、なんと若い女性が。地元大学の卒業生で、北東北はじめあちこち歩いているそう。
暖炉に火を灯して、持参の赤ワインをふるまい、素敵なお嬢さんと楽しい避難小屋の夜になりました(^o^)