準決勝2試合目、イングランドー南アフリカは雨中の肉弾戦。
キックの蹴り合いで素人目には面白さに欠けるラグビー、こういう展開はイングランドに一日の長。前半は4PGのイングランドが6点リード。
後半もこの流れは変わらず、13分にSOファレルがロングDGを決めたあたりでは、南アフリカの連覇は風前の灯火にみえた。様相が一変したのは後半の後半。
南アフリカの強力フォワード陣が機能し始め、残り11分で、途中出場のスナイマンがこの日唯一のトライ(ゴール)で2点差。残り3分で同じく途中出場のポラードが、約50mのPGを決めてぴったり1点差の勝利! ほぼ8割の時間帯ゲームを支配していたイングランドは散った。
南アフリカは、この困難なゲームによく勝ったものだ。決勝で待つのは、アルゼンチンに完勝した王者ニュージーランド。どちらが4回目の栄冠に輝くか、来週末が待ち遠しい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます