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試験対策

2016-02-05 19:21:48 | 教育
試験対策と聞いてピンと来る人は10年以上前に大学を卒業した人ですね。たぶん多くの若者には通じないのでは?
もちろんいろいろな試験対策がありますが、大学で試験対策といえば、期末試験が迫るとその科目が得意な学生が過去問や講義内容から出題を予想し模範解答を作成してクラスメートに配ることを言います。
試験対策には2つのことが必要ですね。当たり前ですが、出題を予想し模範解答を作る学力です。もうひとつは、学力があってもそれなりに面倒なことをクラスメートのためにやってあげようという気ですね。
私が平成の初めに大学教員となってから10年前くらいまでは、教員が適当に講義をして適当に期末試験をやっても、よほど変な出題しないかぎり、試験対策のおかげか大方の学生は合格点を取ってくれました。
それはあなたの偏見でしょうと言われそうですが、試験対策があればホントの大学、ないのは……と思っていました。長男が8年前に某ブランド大学に入学したときに、クラスで試験対策の科目分担を決めたというので、さすが〇〇大!(笑)
一昨年久しぶりに学部の専門科目を担当して驚きました。どうやら、わが大学でも試験対策は消滅したよう。仕方ないので、教員の私が試験対策をやっています(過去問を配って解説)。ここまでやると学生の自主性がなくなるからすべきでないとは思いますが、やらないと不可ばかりになりそうで(涙)

追記 わが大学でも試験対策は消滅したようと即断しましたが、今年度、その科目の期末試験をやったら、「消滅」とまでは言えないようです。
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