都議選－またまた劇的な結果

国政与党の自民党と公明党は候補者全員当選！　何のコメントもいらない100点満点の完勝。
共産党も低投票率が幸いしたのか民主党が頼りないせいか、議席数倍増で久しぶりの大勝利。長期低落の共産党にこれだけの底力が残っていたとは意外でした。
前回一人勝ちの民主党は、都議会第２党維持どころか共産党にも追い抜かれる惨敗。まるで年末の衆議院選挙のリプレイのよう。
細かくみると、武蔵野、小金井、八王子の各市で僅差(1,000票差以内)の次点や世田谷、杉並、品川、板橋、北の各区で複数候補者が共倒れが痛い。まさに弱り目に祟り目、ここまでの支持率低下を読めなかったんでしょうね。
維新は民主党より深刻かもしれません。覚えていますか、年末の総選挙で維新は得票率では民主党より上で自民党に次ぐ第２党だったことを。強気の34人立候補はおかしくない作戦だった(少なくとも民主党の44人立候補よりは)はずですが、当選はたったの２人。
もう屁理屈ですが(笑)、改憲反対・慎重勢力(公明・共産・民主・生活者ネットなど)が60議席弱を確保したことが総選挙に比べると唯一の救い!?

不謹慎ですが株価の大暴落でもないかぎり参議院選挙も面白くない結果になりそうですね。