明日の風

明日は明日の風が吹く。気楽にいきましょう!

衆議院総選挙 2014

2014-12-16 20:52:31 | 時評
新聞の予想どおり、何のドラマもありませんでしたね。安倍さんの思いどおり、うれしくて笑いが止まらないというところでしょう。
自民・公明の連立与党は2年前の大勝利を維持。みんなが総選挙前に消滅し次世代も消滅寸前、共産が躍進し民主が微増という野党間で出入りがあっただけ。小泉旋風にやられたときでも民主党は3ケタだったので、立ち直りのきっかけがつかめたとはとても言えないでしょう。あれから2年経ちましたが、民主党政権へのネガティブイメージはまだまだ消えない!? 唯一の救いは安倍さんが考える憲法改正に反対・慎重な共産・公明・民主が増えたこと。
投票率が過去最低の53%弱も嫌になりますね。棄権は多数派への消極的同調です。投票しなかった人が安倍さんでもまあ良いやというなら棄権は理に適った行動。でも不満があるのに、困っているのに棄権はおかしい。大人の投票に期待するしかない子どもたちに説明できるのでしょうか。
比例代表北海道ブロックで「支持政党なし」というグループが立候補し10万票も得たことが話題になっています。さすがに共産や維新には負けていますが、社民党や次世代よりは多い(生活は北海道では立候補せず)。得票率4.2%、近畿ブロックのように定数が多いブロックなら議席に手が届きました。
沖縄の4選挙区で立候補した9人の候補者が全員当選したというのも珍事。沖縄での自民党の不人気(全敗)と沖縄以外(ここでは九州)では自民党が圧勝したことの結果ですね。
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