昨日大学で、ブラックバイトの講演会をやってました。ブラックバイトは今や説明の必要がないでしょう。劣悪な労働条件の学生アルバイトです。知り合いの弁護士たちや初めての弁護士さん、合わせて10人くらい。逆に学生は6~7人?
聞くとなかなか深刻です。残業代のごまかし、学生の都合を無視した長時間労働やシフト(勤務体制)、未達ノルマの買い取りなどは論外ですが、学生アルバイトのかなりが最低賃金(静岡県は時給885円)程度のペイというのは驚きです。
昔はスマホだのインターネットだの今のような便利な機器はなかったけど、国立大学の学生が最低賃金近辺でアルバイトなんてありえませんでした。結局昔の国立大学生のアルバイトは(基本的な生活費ではなく)+α、今のアルバイトは生活費の一部ってところにブラックバイト蔓延の根源があるのでしょう。
そこにかなりの使用者はつけこんで、低賃金やブラックな労働条件を押し付ける。昔だったら、こんなブラックバイトに学生は誰も働きにきてくれませんよ(笑)
講師の弁護士が、大学ではやりのキャリア教育が、エントリーシートの書き方や面接の受け方など、採用側にいかに気に入られるかに偏している、労働者の権利や働き方のルールが薄いという指摘はそのとおりと思います。
暴論かもしれませんが、時給1,000円以下のアルバイトはするなと言いたい。そんな低賃金でバイトするから悪辣な使用者になめられるんでしょう。言いすぎ!?
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