長男と南アルプス

海の日３連休に、大学生の長男と南アルプス北部を歩いてきました。
私たちを祝福するかのように梅雨明け、初日は高遠のバラ園に行きました。もう花季は終わりに近かったですがピンクや黄色のバラがきれいでした。高遠湖の近くから翌日登る仙丈ヶ岳が大きく見えます。
さて、仙丈ヶ岳。なだらかな山道を歩いていくと展望がひらけ豊かなお花畑には色とりどりの高山植物、子連れの雷鳥の歓迎まであって、最高の一日でした。正面の白峰三山、反対側の甲斐駒・鋸岳が印象的。
花は山頂付近のキバナシャクナゲがすごい。他にハクサンイチゲ、チングルマ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、オヤマノエンドウ、コイワカガミ、グンナイフウロなど。教科書に出てくる仙丈ヶ岳のカールも見事。大満足でしたが登山者も多かったです。
翌日は、甲斐駒ヶ岳です。この日も好天。いきなりの山岳展望です。前日の巨人たちに加えて、遠く槍・穂高連峰や、鳳凰三山の奥に富士山も見えます。ただ、花は仙丈より少なかったです。登山者も(笑)
登山道に結構アップダウンがありちょっとお疲れ気味で甲斐駒の頂上です。白砂のきれいな山頂は気持ち良い。
少し体力の衰え感じました。中高年には、甲斐駒→仙丈の順が妥当だったでしょうか。好天と高山植物に恵まれた幸せな山旅でした。子どもと夏山、来シーズン以降も続きますように。