アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

グラニースミス

2008年11月25日 | 誕生果
このところ、わが家のインターネット回線の調子が悪くて、
昨日、今日は、長時間にわたり接続できませんでした。

パソコンの状態は悪くなさそうですし、
もしかしたらと思い、新しいケーブルに交換してみましたが、
解決には至りませんでした。

担当の方と電話でお話したところ、
認識している以上に、回線が切断していることが判明しました。

モデムが原因の可能性も、ゼロではなさそうです。

明日、担当者さんが、わが家に来てくださることになりました。
スッキリと解決してくれることを祈っています。

パソコンの調子が悪くなるのも困りますが、
回線の調子が悪くなるのは、もっと困りますね。


■11月25日の誕生果

   グラニースミス (Granny Smith)
     清らかな恋

 ・英名 : Granny Smith
 ・和名 : グラニースミス
 ・分類 : バラ科、 リンゴ属
 ・原産地 : オーストラリア


グラニースミス。
スミスおばあちゃんのリンゴは、世界一の青リンゴ。

1800年代のはじめに、
イギリスからオーストラリアへ移住したスミスさん。

シドニー市場から、ジン酒の空き箱をいくつかもらってきました。
その箱の中に、腐りかけたリンゴがいくつか入っていたそうです。

スミス夫人は、その腐りかけたリンゴを全部、
近くの土手に捨てました。

すると、何ということでしょう!
このリンゴの種子から芽を出し、生長し、
果実をつけるに至ったのです。

そして、このリンゴを試食してみたところ、
とても美味しかったのだとか。

そこで、このリンゴは「グラニースミス」、
つまり「スミスおばあちゃん」と呼ばれるようになったとさ。


1868(明治元)年。
グラニースミスの名前で、初めて市場にデビュー。

腐りかけていたリンゴは、
タスマニア産の フレンチクラブ (French Crab)
という品種だったらしい。

種子親は判明しましたが、花粉親は不明のまま。


1934(昭和9)年。
青森県りんご試験場は、アメリカ農務省から
グラニースミスの穂木を取り寄せました。

果実の大きさは、中くらい。
果形は円形で、果皮は緑色ないし黄緑色。
パリッとした食感の、酸味の強いリンゴです。
多汁で、さわやかな風味もあります。

ケーキやパイ、サラダなどに適しています。

酸味のきいたリンゴがお好みで、歯ぐきが丈夫な方は、
生で丸かじりをオススメします。

晩生種で、成熟期は11月上旬頃。
青森県あたりでは、リンゴが完熟するよりも前に、
冬が先に来てしまうこともあるのだとか。

日本でのお馴染みさんたちよりも、やや小さくて、
身が引き締まり、歯ごたえがあって、
甘くて、酸っぱみもしっかりあって、ジューシーで、
フランスの血を引いている・・・

とっても素敵なグラニースミス。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月25日の誕生色 : オフブラック
■11月25日の誕生花 : セントポーリア、他

モンキーバナナ

2008年11月24日 | 誕生果
空は、鉛色ではなく、
明るめなグレーだけど寒そうな色。

こちらは、お昼頃からずっと雨が降っています。
ハーッと息を吐くと、白く見えます。

秋の色の上に、冬の色が一気に重ねられたような。


■11月24日の誕生果

   モンキーバナナ (monkey banana)
     団結

 ・英名 : monkey banana
 ・和名 : モンキーバナナ、セニョリータ
 ・分類 : バショウ科、 バショウ属
 ・原産地 : フィリピン


モンキーバナナ。
コロッとしたミニチュアのようなバナナ。

日本でモンキーバナナと呼ばれているのは、
イナルニバ種です。

極小形の生食用バナナで、
一般に出回っているバナナの4分の1ほどの大きさ。

長さは、7~8cmほど。
皮は薄く、果肉はやわらかい。
凝縮されたような濃厚な甘み。
ほのかな芳香もあります。

最近、「バナナダイエット」ブームのため、
バナナの小売価格が、やや高めになっています。
夕方の遅い時間帯に近所のスーパーへ行くと、
すでに売場がカラッポだったりもします。

手軽に食べられて、栄養価の高いバナナは、
昔から人気の果物ですね。
(昭和のはじめ頃は、高級品だったとも。)
幼児からお年寄りまで食べられるのも、魅力です。

バナナに含まれる糖質は、消化、吸収されやすいので、
スポーツ選手にも好まれていますね。

東京マラソンでも、選手たちのために、
毎年たくさんのバナナが用意されています。

2007年の第1回大会で用意されたバナナは、4万2千本。
それでは足りなかったため、
今年の第2回大会では、6万本が用意されました。
(余談ですが、2009年の大会は、3月22日開催予定です。)

栄養価が高く、からだに優しいバナナ。

モンキーバナナならば、
小さなお子さんでも、1本食べられるのが嬉しいですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月24日の誕生色 : 鉛 色
■11月24日の誕生花 : ガマズミ、他

風のノクターン

2008年11月24日 | 音楽
ドラマ 『 風のガーデン 』 のエンディングに流れる
平原綾香さんの「ノクターン」について、
ちょこっと書いた記事が 『 彩りのノクターン 』 です。

さらに、原曲である
ショパンのノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」
について、もう少し触れた記事が、
ノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」 』 です。

駆け足でザッと見てきたこのノクターン第20番について、
私なりにまとめてみようと思います。
(ほとんど、私のメモですが。。。汗)





ショパンのノクターン第20番は、
発表することを目的とされていなかったのかもしれません。

この楽譜の初版冒頭に記されていたように、
ショパンのピアノ協奏曲第2番を弾くための練習曲として、
姉ルドヴィカに贈るためだけに書かれたのかもしれません。


ショパンの姉ルドヴィカは、彼の未出版作品のカタログを作る際、
「夜想曲風のレント」と記しました。

彼女が書いた「夜想曲風」という言葉が、
後に、この作品がノクターンの仲間入りをする
ポイントになったのでしょう。


1875年、この曲の初版が出版されたとき、
曲のタイトルは 「 アダージョ (Adagio) 」 でした。

この曲が単純にアダージョという標題であったのも、
もともとはショパンが家族に宛てた作品だったので、
正式なタイトルはつけていなかったのではないかと推測します。

その後、ブラームスがこの曲を写譜する際、
標題の「アダージョ」は写さずに、速度記号のみを記したため、
その後は、「 Lento con gran espressione 」 と呼ばれ、
今日に至っています。

単独で「 アダージョ 」 と呼ばれるよりも
「 レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ 」の方が、
タイトルだけで、この曲だと識別できますよね。

この方がずっとステキだと思います。

また、この呼び名だと、
ルドヴィカが記した 「 レント 」 も生きてきます。


それから、いつ、どのようなタイミングで、
この作品がノクターン第20番になったのかは、
よくわかりません。

私が持っている楽譜「ノクターン集」には、
第20番までが収められています。
(第21番は、ありません。)

一般的な書籍とは異なり、
いつ印刷された楽譜であるのかは不明です。


さて、ノクターン第20番を見ながら、
ドラマ 『 風のガーデン 』 を考えたとき、
嬉しい発見がありました。

ノクターン第20番には、
ショパンの自作からの引用が複数箇所あります。

ピアノ協奏曲第2番だけでなく、もうひとつあるみたいです。
歌曲「乙女の願い」からの引用が。

これは、ポーランドの詩人の詩にショパンが曲を付けた作品、
「17のポーランドの歌(17の歌曲集) Op.74 」 の中の1曲です。
(リストが、ピアノ独奏用に編曲しています。)

乙女の恋心を、ポーランドの舞曲マズルカのリズムにのせて、
軽やかに歌いあげた曲です。

原題は「願い」ですが、ドイツ語訳の「乙女の願い」で
広く知れ渡っているようですね。

「乙女の願い」は「乙女の祈り」に通じるものがあるようで、
小さな偶然に、ひとり感激しています~。

枳 殻

2008年11月23日 | 誕生果
午前10時42分 撮影


きょう11月23日は 勤労感謝の日 (きんろうかんしゃのひ)です。

「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」国民の祝日
とされています。

1948(昭和23)年公布・施行の「祝日法」で制定されました。
戦前の「新嘗祭(にいなめさい)」の日が、
そのまま「勤労感謝の日」に改められています。

今年は、たまたま日曜日と重なったので、
明日24日は振替休日で連休ですね。

月曜日の祝日が増えたので、
「○月△日だから、きょうはお休み」というよりも、
「月曜日だから、お休み」みたいな感覚もあったりして・・・。


また、きょう11月23日は 手袋の日 でもあります。

1981(昭和56)年に、日本手袋工業組合が制定しました。
これから、手袋が必要になる季節に向かうため。

今シーズン、私は、まだ手袋デビューしていません。
スタンバイはオッケーです!


■11月23日の誕生果

   枳殻 (からたち)
     やさしさ



 ・英名 : orange jasmine
 ・和名 : カラタチ、枳殻(きこく)
 ・分類 : ミカン科、 カラタチ属、 落葉低木
 ・原産地 : 中国(長江上流域)


カラタチ。
元の名を 唐橘 (からたちばな) と申します。

カラタチバナが略されて、カラタチになったそうです。
「唐橘」は、「中国や朝鮮から渡来した橘」という意味。

8世紀頃、すでに日本に伝えられていたらしい。

枝に大きなトゲがあります。
防犯に役立つということから、生垣にも好まれています。
しかし、住宅や環境の変化により、
昭和の半ば頃から、かなり減少してきているとか。

北原白秋 作詞、山田耕筰 作曲 の
「からたちの花」という歌が思い出されます。

カラタチの生垣のある風景が、
素直にそのまま表現されていると思います。

  ・白い白い花
  ・青い青い針のとげ
  ・からたちは畑(はた)の垣根
  ・からたちも秋はみのる
  ・まろいまろい金のたま

この歌だけで、カラタチの様子が伝わってきますね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月23日の誕生色 : 灰汁色
■11月23日の誕生花 : テッポウユリ、他

ノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」

2008年11月23日 | 音楽
昨日の記事 「 彩りのノクターン 」 で中途半端に書いた
ショパン作曲ノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」
について、もう少し。

ただ、私自身は、
ショパンについて精通しているわけではないので、
アホなことを書いているのかもしれませんが。。(汗)





ショパンのノクターン(夜想曲)。
現在は 21 曲あります。

ショパン自身が、最初からノクターンとして作曲したのは、
19 曲だったようです。

特によく知られているのが・・・

  ♪ 第2番 変ホ長調,作品9-2
  ♪ 第20番 嬰ハ短調,遺作

など、ですね。

第2番は、フィギュアスケートの浅田真央選手が
使っていたこともあるので、ご記憶の方も多いと思います。

そして第20番は、
映画 『 戦場のピアニスト 』 のオープニングに使われています。


1829年。
当時19歳のショパンの心の中には、
コンスタンツィア・グワトコフスカ、という女性がおりました。

   彼女はショパンより3カ月ほど遅生まれの同い年。
   金髪の麗人でソプラノ歌手。
   内気なショパンは、ひそかに憧れていたのです。

ショパンの彼女に対する想いが大きく反映されたのは、
「ピアノ協奏曲 第2番」(ヘ短調 作品21)です。

その中でも、第2楽章ラルゲットは、
コンスタンツィアへの想いが、そのまま曲になったのだと、
ショパン本人が認めているそうです。

ノクターン第20番には、
この「ピアノ協奏曲第2番」からの引用が複数箇所あります。

当時、ウィーン在住だったショパンは、
このノクターン第20番のオリジナル楽譜に手紙を添えて、
ポーランドの家族宛に送ったそうです。

残念なことに、この手紙は失われてしまいました。
しかしながら、楽譜は写譜により残されていたのです。

それでも、1830年に作曲されたノクターン第20番が
出版されることは、ありませんでした。


1875年。
ショパンの没後26年の時を経て、
ノクターン第20番が世に出ることに。

ライトゲーバーから、3曲のマズルカと共に出版されたのです。

この初版の冒頭には、
「姉のルドヴィカが私のピアノ協奏曲第2番の練習の前に弾くために」と書かれていたそうです。

また、当時、この曲はノクターンではなく、
「アダージョ (Adagio)」という表題だったそうです。

その後、ブラームスがこの曲を写譜する際、
この標題の「アダージョ」を消した、という説があります。

それにより、速度記号のみが残り
それからは「 Lento con gran espressione 」 と呼ばれることに。

また、ショパンの姉ルドヴィカが、彼の未出版作品のカタログを作る際、「夜想曲風のレント」と記したのだとか。

彼女のこの一筆により、
この曲がノクターンの仲間入りをしたのかもしれないと
推測しても良さそうに思います。


それから、ノクターン第21番,ハ短調。

作曲年代は、不明とか。
1938年に草稿が発見されたことにより、出版されました。
(ショパン没後90年近く経ってからですね。)

そのような経緯で世に出てきたノクターンなので、
今でも詳細は不明らしい。


ノクターン。。。日本語では夜想曲。

ショパンの21曲のノクターンは、
すべてが違う旋律で、それぞれ違う色を持っているように思います。

夜想曲。

夜、ひとりでもの思いにふける時。
ハッピーだったり、ダークだったり、いろいろ・・・ですよね。

今夜の気分にピッタリのノクターンが、
ショパンの作品の中に、見つかるかもしれません。

ユーレカレモン

2008年11月22日 | 誕生果
午後4時19分 撮影


きょう11月22日は 小雪 (しょうせつ)です。

二十四節気のひとつで、
わずかながら雪が降り始める頃
とされています。

また、山の頂に冠雪が見え始めたり、
ミカンが黄色く色づき始める頃でもあるとされています。

ここ数日、こちらの東京地方は風が冷たくなり、
また一歩、冬に近づいたのだと実感しています。
(陽だまりは、あたたかです♪)

そろそろ手袋も必需品になりますね。


また、きょう11月22日は いい夫婦の日 ですね。

ボジョレーヌーヴォー解禁直後ということもあり、
そのままのノリの空気が、あちらこちらに漂っていたりもして。

「いい夫婦」の定義は、さまざまかもしれません。

「仲のいい夫婦」がベースで、お互いを尊重して、
ステキに生きていけるといいなぁ。。って思います。


■11月22日の誕生果

   ユーレカレモン (Eureka Lemon)
     恋の予感、迷信

 ・英名 : Eureka Lemon
 ・和名 : ユーレカレモン
 ・分類 : ミカン科、 ミカン属
 ・原産地 : インド北部(アッサム地方)


ユーレカレモン。
カリフォルニアで品種改良された、代表的な品種。

またの名を ギャリーズユーレカ (Garey's Eureka) といいます。

1858(安政5)年。
イタリアからカリフォルニア州ロサンゼルスに
果実の種子を輸入・播種。

1877(明治10)年。
結実したものの中から、良いものを選抜。
そこから、さらに繁殖して広めていきました。

カリフォルニアをはじめ、合衆国の他の地域や
合衆国以外の主要なレモン生産国で、多く栽培されています。

ただし、イタリアや地中海沿岸の産地では、
この種のレモンは作られていません。

日本へは、大正の初期に
カリフォルニアから導入されました。

トゲが少なく、早熟。
その上、毎年結実する品種。

  ・果実の重さは、150グラム前後くらい。
  ・果形は、長球形から倒卵形。
  ・果皮はやや粗く、熟すと明るい黄色に。
  ・胚は単胚で白色。
  ・果肉は柔軟多汁で、酸が強い。
  ・香気に富む。

四季の気温変化が少なく、冬季高温で、
夏季の降雨量のあまり多くない所が適しています。

また、病気予防のため、
風当たりの強くない立地条件が望ましいようですね。 

日本では、
5~6月に開花し、10~12月頃収穫されることが
ほとんどみたいです。
(早いものは9月頃から採収されるとか。)

最近、店頭に国産レモンをよく見かけるワケが
わかったような気がします♪

国産レモンがふんだんな今の季節。
ビタミンCをたっぷり含んでいるレモンは、
風邪予防にも強い味方です。

レモンを上手に取り入れて、
元気にさわやかに、年末年始を、冬を、過ごしたいですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月22日の誕生色 : 抹茶色
■11月22日の誕生花 : サンショウ、他

彩りのノクターン

2008年11月22日 | 『風のガーデン』
フジテレビ開局50周年記念ドラマ
『 風のガーデン 』

エンディングに流れる、平原綾香さんの「ノクターン」は、
ショパンのノクターン第20番 嬰ハ短調 「遺作」を
アレンジして歌詞をつけた曲です。


「クラシック音楽をモチーフにした曲がいい」

というのが、このドラマのテーマ曲に対する
脚本家、倉本聰氏の要望だったそうですね。

毎回エンディングに流れるのは、英語の歌詞。

また、ドラマの中では、
同じメロディーが、日本語の歌詞で歌われます。

こちらのタイトルは「カンパニュラの恋」。
平原綾香さん演じる無名の歌手・氷室茜のデビュー作?


ショパンが、このピアノ曲を書いていた頃。
彼には片思いの女性がいたのだそうです。

ショパンの切ない気持ちが大きく反映された彼自身の代表作
「ピアノ協奏曲第2番」からの引用もあるのだとか。

ただ、この曲は、
ショパンが身内の練習用に書いたともいわれています。

そのような理由からか、ショパンの生前は、
この曲が世に出ることはありませんでした。


以下は、YouTubeでみつけた動画です。

  ♪ 平原綾香のノクターン

  ♪ ヴァイオリン演奏によるショパンのノクターン第20番

御所柿

2008年11月21日 | 誕生果
電車を降りて、改札口に向かう。

歩きながら、乗車券をバッグから取り出す。

もう少しで改札にたどり着くという頃。
私の手に握られているのが、家のカギであることに気付く。

ま、確かに、気分は「おうち」ですケド……。

慌ててICカード乗車券をバッグから取り出す。

幸い、後続の方々にご迷惑をかけることなく、
スムーズに改札を通過。

改札を無事に通過できて、こんなにホッとしたのは、
多分はじめて。。(ということにしておこう。)


■11月21日の誕生果

   御所柿 (ごしょがき)
     和気あいあい

 ・和名 : ゴショガキ
 ・分類 : カキノキ科、 カキノキ属
 ・原産地 : 日本


御所柿。
奈良県御所市(ごせし)原産の柿。

江戸時代には、近畿・東海地方を中心とした広い地域で
すでに栽培されていたそうです。

現在の主生産地は、鳥取県。

奈良県御所市産のものは、
特に「本御所柿」と呼ばれることもあります。

栽培には手間を要する上に、収穫量も多くないので、
現在の商業ベースには、あまり乗っていないようです。

そのため、「幻の甘柿」とも呼ばるのですね。

果形は、ふっくらと丸みがあります。
果肉は緻密で果汁も多く、甘みが強い。

収穫期は11月中旬以降という晩成品種。

かつては柿の大御所であった、御所柿。
その御所柿の血を引く柿が、現在主流の富有柿。

それで、御所柿と富有柿の外観は、
とてもよく似ているのですね。

御所柿の生産は少なくなったとしても、
柿の歴史には大きくその名を刻み、
これからも、ずっと語り継がれていくことでしょう。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月21日の誕生色 : ペールサロー
■11月21日の誕生花 : ホタルブクロ、他

不確かな情報

2008年11月21日 | 雑記
現在、私が買いそろえているコミックスは、
2タイトル。

1つは、「のだめカンタービレ」で、
もう1つは、「ピアノの森」です。

「ピアノの森 16巻」が
11月21日発売予定です。

しかし、昨日、近所の書店で確認したところ、
そのお店への入荷は 「 22日 」 になっているとか。

入荷は間違いないようなのですが。
はてさて?

それから「のだめカンタービレ」。
22巻の発売が待ち遠しいですよね~。

そろそろ・・・と思っているのですが、
1月までの発売予定には、見あたりません。

ということは、来年の2月以降になるのでしょうか。

待ち遠しいです。



【 追 記 】
 「ピアノの森 16巻」は、
 12月22日発売予定......だそうです。

国 光

2008年11月20日 | 誕生果
午後4時20分 撮影


久しぶりにクラムチャウダーを作りました。

クリームシチューに似ているけれど、ちょっと違う料理。
作り方次第では、短時間でリッチな出来映えに!

正式なクラムチャウダーは、よくわかりませんが、
わが家のは、ベーコンとアサリと根菜類を煮込んで
ホワイトソースで仕上げます。

もちろん、大好評でした~。\(*^^*)/

ボジョレーヌーヴォーは、おとなだけ。。☆


■11月20日の誕生果

   国光 (こっこう)
     栄光の日々 

 ・英名 : Ralls Janet
 ・和名 : コッコウ、雪の下(青森県のみ?)
 ・分類 : バラ科、 リンゴ属
 ・原産地 : 日本


国光。
永遠のリンゴ。

アメリカ合衆国のヴァージニア州にある果樹園が
起源とされています。

1800(寛政12)年頃には、すでに知られていたらしい。

1871(明治4)年。
開拓使によって、日本へ導入されました。

  ※開拓使とは?
    明治2~15年の間、
    北海道開拓を任務として設置された官庁。

導入当初、このリンゴは、さまざまな名前で呼ばれ、
かなり混乱していたのだとか。

1900(明治33)年。
全国共通の名称として「国光」に統一されました。

国光は、特に青森県の風土に馴染んだのに加えて、
生産者の大きな努力も功を奏し、
明治・大正・昭和のほぼ2100年にわたり、
青森県の基幹品種となりました。

ほかのリンゴに比べると、収穫期は遅めで、
11月初旬から中旬がメインです。

リンゴとしては、若干小ぶりかもしれません。

青森県では国光のことを 雪の下 とも呼びます。
収穫前のリンゴの上に、雪が降り積もることがあることから。

   赤いリンゴの上に降り積もる白い雪。
   色のコントラストも美しい風景ですね。
   (見てみたい♪)

現在、市場に出回ることは、ほぼなくなったようです。
でも、国光の子孫は大人気。

国光の子孫は・・・ふじ、金星、千秋、北斗、など。
これだけで、リンゴのシェアの大部分を占めちゃいますね。

日本のリンゴの歴史を語るとき、
国光を抜きにすることはできません。

この世にリンゴがある限り、
国光の歴史と美味しさは、永遠に語り継がれることでしょう。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月20日の誕生色 : ダヴグレイ
■11月20日の誕生花 : ツワブキ、他