アンダンテ ~私の歩幅で~

季節のこと、音楽のこと、誕生日シリーズなど

ピアノとチェロによる「乙女の祈り」

2008年11月14日 | 『風のガーデン』
毎回、美しい富良野の風景が映し出されるドラマ
『 風のガーデン 』

そして音楽も、重要な役割を果たしています。
昨夜放送の第6話 『 デルフィニウム 』 では、

  貞美(中井貴一)がチェロを
  岳(神木隆之介)がピアノを

弾いていました。

曲目は、

  ポーランドの女流作曲家・バダジェフスカ作曲
  「乙女の祈り」

でした。

最初は、岳が奏するピアノがメインで流れ、
貞美のチェロがベースラインをしっかり支える形。

からだに染みこんでくるようなチェロの音色が、
何ともいえず美しかったです。

その後一転して、
貞美のチェロが主旋律を奏で始め、
岳のピアノが一歩下がる形で、美しいハーモニー。

ピアノとチェロによる「乙女の祈り」は、
とっても素敵でした。

「乙女の祈り」は、
貞美の亡き妻(岳の母親)が、いつも弾いていた曲
という設定になっています。

そのような定義づけをされると、それだけで、
「乙女の祈り」が特別な曲になりますね。

場面が変わったその後も、
BGMには「乙女の祈り」のアレンジが流れていて、
余韻その他、いろいろな効果があるように感じました。

ゴールデン・デリシャス

2008年11月13日 | 誕生果
午前7時20分 撮影


朝起きて、窓から外を見てみると、
雲ひとつない良いお天気~。

ぼんやりとした風景に
少しずつ少しずつ、太陽の光が色を加えていく。

東京の、今日の日の出は、6時15分。
そして私が写真を撮ったのは、7時を過ぎてから。

いつも思うこと。

それは、自分が見て綺麗だと思った空を、
そっくりそのまま写真にすることは、とても難しい。

実際は、もっとダイナミックで、
雲も、夕日も、もっともっと自己主張していたのに、
こぢんまりとして見えるのが、下の写真です。


午後4時38分 撮影


もっと上手に伝えられるようになりたいな。
文章も、写真も、音楽も。


■11月13日の誕生果

   ゴールデン・デリシャス (Golden Delicious)
     礼儀、真心

 ・英名 : Golden Delicious, American Amarilla,
       Yellow Delicious
 ・和名 : ゴールデンデリシャス
 ・中国名 : 金冠
 ・分類 : バラ科、 リンゴ属
 ・原産地 : 日本


ゴールデン・デリシャス。
世界で一番生産されている品種。
黄色いリンゴの代表格でもあります。

1890(明治23)年。
アメリカ合衆国はウエスト・ヴァージニア州の
クレイ・カウンティで発見された偶然実生品種。

1923(大正12)年、青森県りんご試験場が導入し、
1928(昭和3)年頃から市場に出回るようになりました。

果実の大きさは、
リンゴとしては中程度の300グラムくらい。

果形は、長円形ないし長卵形。
肉質はち密で多汁。
甘みと酸味が、ほどよく調和したリンゴです。

成熟期は、10月中旬~11月上旬頃。

海外の、特にヨーロッパの無袋リンゴは表皮がとてもキレイ。
人間の肌でいうならば、シミやソバカスのような
リンゴの「サビ」がほとんどないからなのですね。

では、そのサビは、どのようにできるのでしょうか?

リンゴの花が開いた後、1カ月ほど雨が降らなければ、
果皮のきれいな果実になるそうです。

ところが日本では、
時々降る雨がリンゴにあたります。

雨が当たった部分がサビとなり、
見た目も、手触りも、ややザラついた感じになります。

そのため日本では、
袋掛け(2回することも)をして、収穫の少し前に袋を外して、
きれいな黄色の果実に仕上げることが多いようです。

無袋で育てられたゴールデン・デリシャスは、
陽光面が淡紅色に色づき、サビも多く、
果皮が汚れた感じに育ちます。

太陽の光をいっぱい浴びたリンゴは、
味わいが濃厚になります。

見た目か、中身か、もし選ぶとしたら、
あなたはどっち?


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月13日の誕生色 : アッシュグレイ
■11月13日の誕生花 : コウスイボク、他

「1241」のナゾ

2008年11月13日 | PC&Web
アクセス ありがとうございます!


1241

この数字。
11月10日の、このブログへのアクセス数です。

目を疑いました!

今回は、心当たりがありません!

「嬉しい」という気持ちよりも、
正直なところ「不気味」だと感じてしまいました。m(_ _)m

どうやら 【 誕生色 】 が多く見られているということがわかり、
それでも「何でだろう?」という疑問は消えませんでした。

11日、12日と、アクセス数は徐々に減り、
落ち着いてきたように見受けられます。
(ちょっと残念かも!?。。笑)

何でだろう?

gooブログの情報量の少ないアクセス解析を見ていたところ、

アクセス数がいきなり増えた理由がわかりました。


ナント、「 ココログニュース 」に掲載されていたのです!
(取り上げてくださり、ありがとうございます!)

またまた、目を疑いました!!

1年間かけて書いてきた記事を、
こうして読んでいただけることは、とても光栄に思います。

中には、内容や書き方が恥ずかしい記事もあるので、
ひとりで、赤くなったり、青くなったりもしておりますが。(汗)

おかげさまで、私も、
みなさまから元気をいただくことができました。
感謝しています。

また、カテゴリー 【 色いろいろ 】 では、
誕生色では取り上げられていない色にも着目しています。
よろしければ、こちらもご覧くださいね。

これからも更新を続けていきますので、
また遊びにきていただけると、嬉しいです♪

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!

世界一

2008年11月12日 | 誕生果
テーブルの上に置かれた小さなお皿には、
くし形にカットされた柑橘k系果実がのっている。

果皮は、やや青みがかった黄緑色。

  息子 「きょうは、レモンないの?」

  私   「テーブルの上にあるよ~♪」

  息子 「これ? カボスじゃないの?」

  私   「それがレモンです~♪」


いつものスーパーで、広島産のレモンを発見した私。
私にとって「広島産レモン」は、とっても新鮮な響き。

お値段を見ると・・・・・あら♪
他のレモンの半額くらいです。
とーぜん、広島産レモンにキマリ。

でもね、なぜ「国産」ではなく「広島産」?

  ・普段とは違う産地だから
  ・「広島」を強調したかったから
  ・その他

普段、店頭で目にするレモンは・・・

  ・アメリカ産
  ・ニュージーランド産
  ・南アフリカ産
  ・(メキシコ産。。。ライムだけかもしれません。。汗)
  ・国 産

そういえば、普段「国産」と書かれているレモンは、
日本の「どこ産」?

野菜は、「北海道産」や「宮崎県産」など
都道府県で表示されているものが多いですね。
「東京産」になると、市区町村名まで書かれていることも。

さぁ~て、きょうも、わくわくスーパー探検に出発だぁ!
「広島産レモン」のナゾに迫ることはできるでしょうか?


■11月12日の誕生果

   世界一 (せかいいち)
     努力

 ・和名 : セカイイチ
 ・分類 : バラ科、 リンゴ属
 ・原産地 : 日本


世界一。
その名の通り、世界一大きいリンゴ。

1930(昭和5)年、青森県りんご試験場が
デリシャスとゴールデン・デリシャスを交雑して育成し、
1946(昭和21)年に初結実しました。
弘前市のりんご栽培家・對馬竹五郎氏の園でのこと。

はじめて見るその果実は非常に大きかったため、
「世界一大きいリンゴ」と、對馬氏が宣伝したのだとか。

それがそのまま「世界一」という品種名になったのですね。
1974(昭和49)年に公表されました。

果実は500~600グラムくらいで、
中には1キロを越えるものもあります。

リンゴの多くは、300~350グラムくらいですから、
ほぼ倍の重さです。

果皮は、鈍紅色で、鮮紅色のシマがくっきりと入ります。
果形は、円形ないし円すい形。

親のデリシャスに似た良い香りがあり、
果汁は多く、糖度も高いリンゴです。

収穫期は、青森県で10月中旬頃。

大きいわりに日持ち性は良く、
冷蔵すると、3月末頃まで鮮度が保持されるそうです。

「世界一」を食べることは、
まるで世界を呑み込んでしまうイメージがあるかも。

世界一をパリパリ食べると、
からだの中から自信がみなぎってくるようですね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月12日の誕生色 : 砂 色
■11月12日の誕生花 : レモン、他

陸 奥

2008年11月11日 | 誕生果
くもり空の下。木々が暗く撮れてしまいました。。(汗)

 
「ポニョ」のテーマソングを口ずさんでいたら・・・

あれれ?
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・
途中から、違う曲になったような?

これって?
  ・
  ・
  ・
あぁ、そうだ!

シューマンの「楽しい農夫」だわ。


【 追 記 】
シューマンの「楽しい農夫」が気になる方は
コチラ からどうぞ♪
(クリックすると、すぐ音が出ます。)


■11月11日の誕生果

   陸奥 (むつ)
     豊かさ

 ・英名 : King of apples, Crispin
 ・和名 : ムツ
 ・分類 : バラ科、 リンゴ属
 ・原産地 : 日本


陸奥。
同じ種類の中に、赤い果実と、青い果実があるリンゴ。

1930(昭和5)年。
青森県苹果試験場(後の「りんご試験場」)で、
ゴールデン・デリシャスに印度リンゴを交配。
その種子が育ち、結実したのが、陸奥リンゴです。

1948(昭和23)年、園芸学会で
名前を「陸奥」と発表しました。

とても大きなリンゴで、
時には1キロを越えるものもあるとか。

果肉は黄白色で、果汁が多く、よい香りがします。
病気に強く、長期保存にも適しているという、嬉しいリンゴ。


ところで、この陸奥というリンゴ。

赤くて大きなリンゴというイメージがありますが、
果皮が黄緑色の陸奥もあるんです。

違いは、育てる過程における袋の有無で、

  ・有袋 = 赤いリンゴ
  ・無袋 = 青いリンゴ

になります。

リンゴの赤い色は、紅葉の色素と類似しているのだそうです。
低温と強い光があると、色が赤くなるのですね。
(収穫間近に袋を外して、たっぷりと日光を浴びさせます。)

反対に、暖かくて明るいと、若い無色の色素体には、
葉緑素(青緑色)とカロテン(黄色)という色素が作られます。
これらの色素は水に溶けません。

そして、葉緑素とカロテンで、葉緑体が形成されます。

ですから、ずっと袋をかけることなく、
十分に光を当てて葉緑体をよく発達させると、
緑色の サン陸奥 が育つのです。

さらには、光を透過しない袋をかぶせて樹上で成熟させる
白い果皮のリンゴがあります。
シルバー陸奥 といいます。

陸奥、サン陸奥、シルバー陸奥など、
同じ品種でも、色の違う果実を生産することができるのですね。


さて、かつてのイギリスで行われた品評会でのこと。
陸奥は「リンゴの王様」と呼ばれたとか。

イギリスでは 「クリスピン Crispin」と呼ばれている陸奥。

黄緑色の果皮の陸奥です。

crispin (クリスピン)は crisp (クリスプ)の派生語です。
(クリスプは、カリカリした、とか、パリパリの、という意味)
パリパリとした食感が、そのまま名前になったのですね。


陸奥。
日本では有袋の赤いリンゴで、
ヨーロッパでは無袋の青いリンゴが一般的。

育つ環境に適応して、自分の良さを存分に発揮する陸奥は、
とても柔軟で素直なのかもしれません。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月11日の誕生色 : ペールクリーム
■11月11日の誕生花 : カラスウリ、他

次郎柿

2008年11月10日 | 誕生果
年に数回、私は古書店へ行く。

面白そうな本がないものかと、
単純に見に行くことが多い。

一時期、私基準の掘り出し物に
立て続けに恵まれたことがある。

よくぞ出会えた、この一冊に!
そう思える本もある。

もちろん、今も大切に持っていて、
折に触れて部分的に読み返している。

一方で、古書店に並ぶ本の顔ぶれが、
このところ少々寂しく感じられる。

数だけならば、以前と大差はないのに。

連れて帰りたいと思う本に
出会う確率が低くなったように感じる。

それでも、また、
私は古書店に足を運ぶのだろう。

一般の書店とは少々異なる本の顔ぶれに、
まだまだ魅力を感じているから。


■11月10日の誕生果

   次郎柿 (じろうがき)
     芳潤、美

 ・和名 : ジロウガキ
 ・分類 : カキノキ科、 カキノキ属
 ・原産地 : 日本


次郎柿。
四角張った円形ですが、味はまろやか~。
静岡原産の完全甘柿。

1844(江戸時代-弘化元)年。
現在の静岡県周智郡森町の太田川を流れてきた柿の幼木を
発見したのは、松本治郎吉さん。
その幼木を自宅の井戸端に植えたのが起源とされています。

当時の原木は、1869(明治2)年に火災に遭ったものの、
翌年、再び芽を出して育ったのだそうです。

現存する原木は、三代目。

名前は、松本 治郎(吉)が、
いつしか 次郎 に変わってしまったようです。

果皮は、黄紅色から紅色へ。
果肉は黄紅色で、肉質はち密でやや堅め。

甘みはバツグン!

1908(明治41)年。
明治天皇が静岡にお泊りになられた際に
森町の次郎柿を献上しました。

以降ほぼ毎年、
森町の次郎柿は天皇陛下に献上されています。

甘柿は、熟すと自然と渋が抜ける日本特有の品種です。

昔、昔から、とろけるような甘みで、
人々を喜ばせてきた次郎柿。

「日本人に生まれてよかった~♪」
そう言いたくなる柿なのかもしれませんね。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月10日の誕生色 : タバコブラウン
■11月10日の誕生花 : フヨウ、他

野薔薇の実

2008年11月09日 | 誕生果
「野ばら」の可憐さを存分に表現したのは、
詩人のゲーテ。


Heidenröslein
Johann Wolfgang von Goethe

Sah ein Knab' ein Röslein stehn,
Röslein auf der Heiden,
War so jung und morgenschön,
Lief er schnell, es nah zu sehn,
Sah's mit vielen Freuden.
Röslein, Röslein, Röslein rot,
Röslein auf der Heiden.

Knabe sprach: Ich breche dich,
Röslein auf der Heiden!
Röslein sprach: Ich steche dich,
Daß du ewig denkst an mich,
Und ich will's nicht leiden.
Röslein, Röslein, Röslein rot,
Röslein auf der Heiden.

Und der wilde Knabe brach's
Röslein auf der Heiden;
Röslein wehrte sich und stach,
Half ihm doch kein Weh und Ach,
Mußt' es eben leiden.
Röslein, Röslein, Röslein rot,
Röslein auf der Heiden.



そして、このゲーテの詩に、
多くの作曲家が曲を付けています。

一説によると、
154もの「野ばら」の曲があるそうです。
(そんなにたくさんあるとは、驚きです!)

日本語訳の「童(わらべ)は見たり~」でも知られている
シューベルトやウェルナーの歌曲は、
ほんの一部だったのですね。

有名な作曲家では、
シューマンやブラームスも同じ詩に曲を付けています。

シューマンの「野ばら」は、
無伴奏混声合唱の為の作品で、1849年作曲。
(残念ながら、私は聴いたことがありません。)

ブラームスの「野ばら」は、
シューマンの子どもたちのために、1858年作曲されました。

ゲーテが表現した、野ばら。

まったく同じ言葉に付けられたにもかかわらず、
曲によって、さまざまな野ばらになっています。

「伝える」ということを考えた場合、もしかしたら、
言葉では不確かなところも、
音楽ならば、確実に伝えることができるのかもしれません。


■11月9日の誕生果

   野薔薇の実 (のいばらのみ)
     小さな愛

 ・和名 : ノイバラノミ、野茨の実
 ・分類 : バラ科、 バラ属
 ・原産地 : アジア、ヨーロッパ


野薔薇の実。
「無意識の美」という実言葉を持つ植物。
花言葉は「素朴なかわいらしさ」です。

ノイバラは、北海道から沖縄まで
日本の野山に普通に自生している野生のバラ。

バラの原種のひとつで、
近代バラの親木としても利用されているようです。

刺があるため、扱いには注意が必要。

花は香りが素晴らしいので、
香水の原料としても利用されています。

肝心の果実は、漢方の製薬としても利用されています。
胃腸の調子を整えたり、利尿作用などの効果があります。

ハーブティーで知られているローズヒップもノイバラの一種、
ヨーロッパ原産のドッグローズ(イヌバラ)です。

ローズヒップ (rose hip) の「ヒップ」は、「実」の意味。

ローズヒップには、
レモンの数十倍といわれるビタミンCが含まれており、
「ビタミンCの爆弾」というアダ名がつけられています。

ローズヒップのハーブティーは、
美肌や疲労回復にも効果大です。

野山に自生し、秋に赤い実をつけるノイバラ。

人間だけでなく、鳥や動物たちも、
きっと、気付いていることでしょう。

その小さく美しい赤い実に詰め込まれた、
ノイバラからの自然の恵みと愛情に。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月9日の誕生色 : 樺 色
■11月9日の誕生花 : ノギク、他

印度林檎

2008年11月08日 | 誕生果
わが家のリビングのメイン暖房は、
ガス・ファンヒーター。

出番が近いようなので、
そろそろスタンバイです。

ところが、電源スイッチの調子が良くない。
オンにしても動作しなかったり、
オフにしても止まらなかったり。

もう10年は使っているので、
そろそろ寿命かもしれません。

それでも念のため、一度みてもらうことに。

スイッチ部分を直せば、まだ使えそう。
もちろん、買い換えるという選択肢もアリです。

最新型のファンヒーターは、10年前と比べると、
全体的にスマートになり、デザインもオシャレです。

結局、修理してもらうことにしました。
次に調子が悪くなったときは、新しいのにしましょう。

息子も、オイルヒーターの掃除(?)をして、
今シーズン初めて、スイッチを入れました。

秋から冬へ。
家の中の風景も、少しずつ変わっていきます。


■11月8日の誕生果

   印度林檎 (いんどりんご)
     情熱家

 ・和名 : インド
 ・分類 : バラ科、 リンゴ属
 ・原産地 : 日本


印度林檎。
名前はインドでも、正真正銘の日本生まれ。

「印度」という名前の由来には、いくつかの説があり、
本当のところはハッキリしないようです。

一説として。
青森県弘前市の教師ジョン・イングが、
故郷のアメリカ・インディアナ州から
持ってきたとも、送ったともされる種。

その種を育てて実ったのが、印度林檎とか。
1875(明治8)年のこと。

イングという名前、もしくは出身地のインディアナから、
「インド」と呼ばれるようになったらしい。

リンゴとしては、やや大きめ。
左右不均等な形をしています。

果皮は、緑黄色で、陽に当たった部分だけ紅褐色。
果肉は、黄白色で、果汁は少なめ。

酸味がなく、甘みが強い。
貯蔵性は、きわめて高い。

収穫期は10月下旬から11月。

食べる時期が早すぎると、
リンゴ特有の渋みが強いかもしれません。

スーパーなどで見かけることは、
少ないように思います。

印度は、日本で育成された最初の品種と言われています。

実は、「王林」や「むつ」、「北斗」などは、
印度の子孫品種です。

まるで、子どもたちに道を譲り、
自分は一歩下がっているような。

印度は、少々控えめで、甘さたっぷりのリンゴです。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月8日の誕生色 : ナスタチウムオレンジ
■11月8日の誕生花 : センノウ、他

歌(2008年11月)

2008年11月08日 | 
きょうは歌でした。

合唱団ではなく、
「皆で楽しく歌いましょう」がモットーのサークルです。

ご指導してくださる先生と、伴奏のピアニストさんは、
各々、多方面でご活躍中です。

皆それぞれながら、全員が歌を楽しめる
素敵なサークルだと思います♪(*^^*)


<歌うときのワンポイント>
 ひとつの音に対しても、
 クレッシェンドとデクレシェンドで、
 表情を出す。


<今日歌った曲>
 ♪ 夜汽車 (合唱)
 ♪ 夕日がせなかをおしてくる(作曲・山本直純)
 ♪ おちばを知らぬ (輪唱)
 ♪ こぎつね
 ♪ たきび (合唱)
 ♪ 学生街の喫茶店 (合唱)
 ♪ 千の風になって (合唱)
 ♪ 落葉松(作曲/後藤 悠一郎) (合唱)
 ♪ もみじ (合唱)


11月。
秋の色が深まり、冬の色もちらほら見える頃。

歌うだけで、気持ちがあたたかくなる曲も
たくさんあるように思います。

今回は、それぞれのパートの音取りをした後、
アカペラで合わせてみることが多かったです。

ピアノが入らないと、それぞれの音が、
とてもよく聞こえます。

きれいにハモると、歌っていても気持ちがいい!

いっぱい歌うことができて、しあわせです。

アルプス乙女

2008年11月07日 | 誕生果
午前10時37分 撮影

 
雨のにおいの残る朝。
空は一面雲に覆われて。

一日中、雲の多い天気かと思っていたら、
陽射しが出てきて、あたたかくなりました。

きょう11月7日は 立冬 です。

二十四節気のひとつで、
はじめて冬の気配が現われてくる日
とされています。

秋色の中に、冬色が混じる季節になったのですね。

花屋さんの店先には、
赤やピンクのシクラメンが並んでいます。


■11月7日の誕生果

   アルプス乙女 (あるぷすおとめ)
     乙女心、誠実な愛情

 ・和名 : アルプスオトメ
 ・分類 : バラ科、 リンゴ属
 ・原産地 : 日本


アルプス乙女。
日本アルプスのふもとで生まれた、世界一小さいリンゴ。

クラブリンゴ (crab apple) に属す、小果の品種です。

1964(昭和39)年、長野県松本市のリンゴ園で、
内山紅玉ふじ との偶然実生として生まれました。

1968(昭和43)年に、長野県経済連が命名し、
商標登録も得ています。

小ぶりで真っ赤なリンゴの姿は、とても可愛らしく、
まるでアルプスの少女ハイジのようだということから、
「アルプス乙女」と名付けられたのだそうです。

果実は、鶏卵くらいの大きさ。
果形は長円形で、果柄は果実に対して長め。
果皮は、全面濃紅色で、光沢あり。
果肉は、橙黄色で、肉質はやや粗め。

適度な酸味と高い糖度で、
丸かじりが美味しいリンゴです。

サラダやデザートにもピッタリですし、
丸ごと焼きりんごにすると、見た目も可愛いですね。

また、庭先などに植えて、
観賞用としても楽しめるリンゴです。

あまりにも可愛らしいリンゴで、
まるで蝋細工かオモチャかとも思いたくなるくらい。

それでも、リンゴとして生まれてきたからには、
見て楽しんでもらった後は、
美味しいうちに食べてもらえるのが本望かもしれません。


誕生果とくだもの言葉 出典:
  日本果物商業協同組合連合会 「くだもの屋さん」
  (参考文献: 図説 世界のくだもの366日事典)

    
■11月7日の誕生色 : サンフラワー
■11月7日の誕生花 : マリーゴールド、他