森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

志村動物園

2007-09-02 | 絵・アート
昨日は急な外出で、録画予約で「志村動物園」を観た。
ヤキモチをやくパン君を見て、大昔、サーカスから逃げてきた
チンパンジーに抱きつかれた時のことを思い出した。

たまたま隣の公園でくつろいでいた私に向かって、大急ぎで助けを求めて
来たところを、追いかけてきた調教師さんに連れ戻されそうになって
私に抱きついたあの子のこと。悲しそうに泣く声で、動物たちにも
感情があるということを、あの時思い知らされた。

だから、私は動物をからかって楽しむのも嫌だ。
動物を商売に使うのも悲しい。悪徳ブリーダーによる大量生産の挙げ句、
モノのように廃棄したり、買っても飽きたら簡単に捨て、虐待する人もいる。

太郎君を助け慈しみ、健気に生きる姿に触れさせることで
生きる意味を見失う大人や子供達に、言葉では敵わない命の意味を教えて
いる先生やスタッフの皆さんは、素晴らしいお仕事をされていると思う。

これまで占いや霊感のようなものは一切信じなかった私が、ハイジやその前の
ジョイスなど動物の心を読む人のことを信じられるのには理由がある。
私も動物限定だけど、その目を見れば少しだけ気持ちが分かるから・・。
でもハイジたちの力はそれとは違う、動物の心をイメージとして捉える
特殊な能力があるからだろうと、昨日の放送を観て思った。

番組の中でハイジが語った、手術前に太郎君が「安楽死のイメージ」を
先生たちから感じてしまったということ。
そう、彼等(動物)は人間の心を感じるのかもしれない。
太郎くんが小森先生を見るその目は、相手を心から信頼しているまっすぐな目だ。
動物には嘘はつけない。

先日転載させていただいたタロー君の画像を見ていて思い出した、以前描いた
友人の娘さんが飼っているわんこと、きなこちゃんという捨て猫とのツーショット。
ちょっと似ていませんか?(笑)

    
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