森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

ボクも生きてるよね?

2007-11-16 | 動物
昨日も何度かボク(ベランダ猫)の飼い主さんから電話があった。
色々な思い出話と、友人の心ない言葉に傷ついたという話。
出かけようと誘う友に、「猫が帰らないので、その気になれない」
と返事すると、「猫くらいのことで!」という言葉が返ってきたという。

私もそんな経験がある。「たかがハムスターが死んだくらいで」
と言われたが、直前まで抱いていた手の平のぬくもりがどんなに
愛おしく切なかったか。
ペットロスとは、もしかしたら周囲の無理解な言葉によるものも
含まれるのかもしれない。





おばあさんの家には殆ど夜しか帰らなかったらしく、ボクの写真が
ないと仰るので350枚以上撮っている我が家の画像から30枚ほど
を選び、近所のラボでプリントしてもらいその日のうちに娘が届けた。



夜、おばあさんからお礼の電話があった。
何度も何度も見て、びっくりしていますと。
「お話に聴いていたよりも、可愛がっていただいたことがもっともっと
よく分かりました。」
「見なきゃ良かったと思うくらい、可愛くて」と泣き笑いのような
声で。
でも、「本当に嬉しくて感謝しているんですよ。大切にします」と
仰ってくれたので、届けて良かったねと、その後娘と話した。



実は画像を選ぶとき、娘と私はどれもコレも可愛くて選びきれず
交代しながら数時間かけ選んだので、その言葉を聞いたときの
嬉しさは尚更。
おばあさんに「ボクはきっと何処かで生きていますよ!」と
励ましながら、私たちも同時に、希望を捨てずにいたいと
自分自身を励ましている。
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