森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

子供達へ

2007-11-28 | 思い・つれづれ
昨日の夕方ちょっとした口論があって、子供の成長に親一人で
関わることの責任の重さを痛感。

ただ、親の自分も面倒がらずに行き違いなどを言葉にしてちゃんと
説明したり、子供が自分の気持ちを家族に打ち明けることで、
互いに親として人間として少しずつだけれど日々成長してきたように
思う。

私は身近にある活字を手当たり次第読むクセがあるのだけれど、
そういう中で、自分の心に響く言葉に出会うことも多い。
そういう記事や文を見つけたら、トイレの壁にペタペタと貼る。
そうすると、否が応でも子供達はそれを目にすることになる(笑)
それは私が言うよりずっと効果的だし反発も少なく、自然に
心に留めてくれていたりする。

最近は熱心に観るようなテレビ番組も殆ど無いけれど、そんな中でも
思いがけず偶然観たドラマとバラエティ番組で、心にピンと響く
言葉があった。

「誰かのことを全て解ろうなんて、どんな人にも絶対にできない。
その人の根っこの部分が信じられるなら、それでいい」
ドラマのセリフのその部分だけしか聴いてなかったけれど、
それは、過去実際に友人の言葉尻だけを捉えて批判する別の友人に、
自分が言ったこととほぼ同じだったし、今でも自分の中の大切な部分
だからだ。
言葉だけではなく、その人が「どう思って」そう言ったかだ。
大切なのは気持ちだと、いつもそう思って人に接していれば
言葉の表現によりいちいち流されることもなくなるだろうと思う。

もうひとつ、昨日の「学校へ行こう」で、IKKOさんが言ったこと。
彼(彼女?)のことは少ししか知らなかったけど、有名になる前には、
周囲の無理解の中、様々な苦労があったことは分かる。
美容の道を進む決意がどんなに強くても、挫折や迷いで幾度か
夢を諦めようとしたと言う。
「そんな時、人は必ず愚痴や諦めに同調する友人を見つけて逃げようと
するだろうけど、決して諦めてはダメ。自分を信じて努力して突き進めば
夢は必ず叶う」と語気を強めた。

ちょっとヤンキー風の高校生たちが、その言葉に涙ぐむ姿は
いじらしく、他人の評価を恐れていては、道は開けないことを
ちゃんと証明してくれる人間の言葉って、やっぱり強いなと
思った。
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