森の中のティータイム

離婚を経験し子供達も独立 
暮らしの小さな発見をノートに。

「カールさんとティーナさんの古民家村だより 2022 春夏」と脳疲労

2022-10-25 | 番組
先週土曜に録画していた「カールさんとティーナさんの古民家村だより 2022 春夏」を、
昨晩やっと観ることができた。



 
ティーナさんはお気に入りの器に、自己流で美しく花を生ける。

今年の春の訪れは遅かったが、山椒の葉を採りに行ったKさんは、その葉を贅沢に佃煮にした。
 

 
庭の木にシジュウカラの巣箱を作り、ヘビ除けになるという黒いシートを根元に取り付けて。

 
この地に根を下ろして3年だと仰るKさんの言葉には、私にも頷けることが多い。
 

「日本昔話」と「おとぎの国」が合体した、なんとも不思議な世界がここにある。
 

今回カールさんは、能の舞台を故郷のミュージアムに再現するために、祖国ドイツに跳んだ。
そして、彼の生い立ちにも初めて触れていた。

 

生まれる前に戦争で父を失い、母が女手一つで三人の子供を育てた。カールさんは家計を助
けるために、15歳で働きに出たという。その後、東西に分かれた祖国の東側から川一つ隔て
た西側へ、泳いで渡って逃げたが、その後何十年も家族には会えなかったという。

カールさんはそれから西ドイツやパリでインテリアなどの仕事に就き、趣味で習っていた空
手が縁で、1966年、初来日したという。それから何度か日本とドイツを行き来したことは、
以前もこちらで綴った通り。今回はティーナさんも同行していて、ドイツに設けている自宅
で寛ぐ姿も。 中にテレビを仕舞っている素敵な車箪笥は、日本から運ばれたものだとか。
 
 

そして夏
 

カールさんの次にこちらで別荘として居を構えたイエローハウスの住人の方は、この地を
訪問した人たちが、家の中を遠目から興味深そうに覗いているのを見て、夏の間にこちら
をカフェとして開放することを思いついたと話す。
 

 

 

 
ご飯は地元のコシヒカリで、炊き方にもこだり、豚肉も野菜も味噌も全て地元産。コーヒー
は湧き水で淹れたものだとか。美味しそう☆

 
ブナ林では女性だけでおしゃべりに興じるのが、この地では昔からの習慣だとか。萩が美しい。
 

 

就寝前にこれらの映像を観たせいか、久しぶりに美しい夢をみた。いつか私もイエローハウ
スでこの景色を堪能しながら美味しいコーヒーを飲みたいな☆

        ★★☆☆☆

などと言ったばかりだけど、実は身近にも竹所のような場所はあるのかもしれない・・など
と思っている。
本当は気付かないだけで、似たような景色が日本の田舎のアチコチにあるような。

私たちは他所を羨みがちだけど、もう少し周囲に目をやり、そこを整え、自然に親しむ暮ら
しを楽しむことが大事なのではとも。子供時代の自分がそうであったように。

実はこの録画を見るのが遅れたのも、先日からの身体の不調により外からの情報を少し制限
したいという意図もありました。特にデジタル系の情報量の多さにはやや辟易していること
もあり、年齢のせいかそれらの「インプット」はもうあまり必要ないような気さえしている
のでした。

タイムリーにも、ふと点けたテレビ番組で「脳疲労」についての説明をやっていました。

 

 

 

 
 
そういうワケで、絵を描いたり、周囲の山の麓あたりを少しずつ歩いたりしています。

コメント    この記事についてブログを書く
« 帰ってきた「玉川さん」と、... | トップ | ピーターパンになった Michae... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

番組」カテゴリの最新記事