少しだけ忙しさから離れ、ホッとするひととき
ドラマや映像を楽しむ時間が、こんなにも嬉しいなんて。
Mariaさんのブログでも話題になった「名もなき毒」や、「Woman」の他に
そう言えば毎回ではなくても観ているドラマが他にもあったのを思い出した。
「七つの会議」と、柴田よしきさんの小説が原作の「激流~私をおぼえていますか~」。
どちらも今、NHKで放送されている。
前者は直木賞作家の作品が原作の、企業を舞台にした「内部告発」が題材の
ちょっと硬い企業ドラマ。
立ちはだかる巨悪と社内政治を前に、営業部の課長(東山紀之)として
自らの立場を守るべく、「隠ぺい」に加担することに繋がる上司からの命に
従うべきか、或いは家族から平和な生活を奪うことになるかもしれないが正
しい道を選ぶべきかの狭間で苦しむ一人の男としてのヒューマンドラマでも
あるせいか、ぐんぐん惹きつけられていく。
大昔、企業の経理として働いていた頃の自分にも小さな「罪悪感」を齎した
出来事が幾つかあったことを思い出し、主人公に共感する部分がある。
ある日、わざわざ事情を呑み込めない新入の私を選び、上司が赤じゅうたん
の議員さんの所へ封筒に入れた「何か」を届けさせたことがあった。
そのことで公的事業の一つが我が社に転がり込んだのか或いは何かに便宜を
図ってもらったのだろうか。どちらにしてもその意味を理解したのはずっと後。
当時の入札には大抵、業者間の談合があり、条件付きで「チャンピオン」と
呼ぶ一社を毎回決めて、各社の入札価格も先に決めてしまうといういわゆる
出来レースが殆どだった。
海外と技術提携して発足した会社で、当時ではいち早く週休二日制を採り、
待遇も申し分なかったけれど、僅か4年で私はその会社を辞めた。
もう忘れたことだと思っていたが、私の企業不信とか政治不信はここから始
まったのかもしれない(笑)
この会社は名を変えて今も存続しているが、昔の栄華はいずこという感じで
九州営業所ももう無い。その当時の上司たちも皆亡くなったし、その議員も
あれから間もなく亡くなったと聴いている。
おっと話題が「楽しい」から逸れそうになったけど、今回ビジュアル的にも
最も映像を楽しめたのは再放送だったという「アグネータと魔法の切り絵」
切り絵作家であり織物作家でもあるアグネータさんと仕事をリタイアされたご主人
との生活を描いたハイビジョン特集。
切り絵だけではなく、私はこの美しいスウェーデンの森と、自然と共に日々の生活
を生きるご夫婦の暮らしぶりに、大いに目を楽しませてもらった。
仲睦まじいというか、老齢に近いお二人の何とも暖かい会話や思いやりも羨ましく
微笑ましかった。
仲良くピクニックランチを作る二人
800坪もある庭で野イチゴを摘むアグネータさん
キツツキがくる庭でティータイム
それを切り絵にするアグネータさんと覗き込むご主人のパールさん
可愛い切り絵たち
夏祭りではダンスを楽しみ一斉に開く花々を愛で
秋にはアグネータさんが織る糸を染める自然の草花を摘むために二人で野へ
染めあげた糸を織るアグネータさん
沢山の素晴らしい映像を画面から切り取った(?)ので、次回もう少しだけアップします♪
ドラマや映像を楽しむ時間が、こんなにも嬉しいなんて。
Mariaさんのブログでも話題になった「名もなき毒」や、「Woman」の他に
そう言えば毎回ではなくても観ているドラマが他にもあったのを思い出した。
「七つの会議」と、柴田よしきさんの小説が原作の「激流~私をおぼえていますか~」。
どちらも今、NHKで放送されている。
前者は直木賞作家の作品が原作の、企業を舞台にした「内部告発」が題材の
ちょっと硬い企業ドラマ。
立ちはだかる巨悪と社内政治を前に、営業部の課長(東山紀之)として
自らの立場を守るべく、「隠ぺい」に加担することに繋がる上司からの命に
従うべきか、或いは家族から平和な生活を奪うことになるかもしれないが正
しい道を選ぶべきかの狭間で苦しむ一人の男としてのヒューマンドラマでも
あるせいか、ぐんぐん惹きつけられていく。
大昔、企業の経理として働いていた頃の自分にも小さな「罪悪感」を齎した
出来事が幾つかあったことを思い出し、主人公に共感する部分がある。
ある日、わざわざ事情を呑み込めない新入の私を選び、上司が赤じゅうたん
の議員さんの所へ封筒に入れた「何か」を届けさせたことがあった。
そのことで公的事業の一つが我が社に転がり込んだのか或いは何かに便宜を
図ってもらったのだろうか。どちらにしてもその意味を理解したのはずっと後。
当時の入札には大抵、業者間の談合があり、条件付きで「チャンピオン」と
呼ぶ一社を毎回決めて、各社の入札価格も先に決めてしまうといういわゆる
出来レースが殆どだった。
海外と技術提携して発足した会社で、当時ではいち早く週休二日制を採り、
待遇も申し分なかったけれど、僅か4年で私はその会社を辞めた。
もう忘れたことだと思っていたが、私の企業不信とか政治不信はここから始
まったのかもしれない(笑)
この会社は名を変えて今も存続しているが、昔の栄華はいずこという感じで
九州営業所ももう無い。その当時の上司たちも皆亡くなったし、その議員も
あれから間もなく亡くなったと聴いている。
おっと話題が「楽しい」から逸れそうになったけど、今回ビジュアル的にも
最も映像を楽しめたのは再放送だったという「アグネータと魔法の切り絵」
切り絵作家であり織物作家でもあるアグネータさんと仕事をリタイアされたご主人
との生活を描いたハイビジョン特集。
切り絵だけではなく、私はこの美しいスウェーデンの森と、自然と共に日々の生活
を生きるご夫婦の暮らしぶりに、大いに目を楽しませてもらった。
仲睦まじいというか、老齢に近いお二人の何とも暖かい会話や思いやりも羨ましく
微笑ましかった。
仲良くピクニックランチを作る二人
800坪もある庭で野イチゴを摘むアグネータさん
キツツキがくる庭でティータイム
それを切り絵にするアグネータさんと覗き込むご主人のパールさん
可愛い切り絵たち
夏祭りではダンスを楽しみ一斉に開く花々を愛で
秋にはアグネータさんが織る糸を染める自然の草花を摘むために二人で野へ
染めあげた糸を織るアグネータさん
沢山の素晴らしい映像を画面から切り取った(?)ので、次回もう少しだけアップします♪