先ほどのもので、入出力方法が用意されていないものだと、大幅改造になる場合がある。と書いたけど、その場合、工数の問題だけでなく、バージョンアップのときに取り残される危険もある。
たとえば、SugarCRMで考えると、バージョン4.Xにおいて、
あるテーブルからの値を参照して、値を設定したい場合は、サブウィンドウというか、もうひとつ、選択用のダイアログを開いて行う。
これを、プロダウンメニューに設定するようにするには、改造が必要になる(固定値をプルダウンメニューに設定するのは簡単。そのような仕組みは用意されているが、プルダウンメニューにDBの値を設定する場合に問題になる)。
4.Xで、この改造を大幅にやってしまうと、5.0での画面の出し方が違うので・・・どーにもならなくなる。
もちろん、4.Xでも、サブウインドウを開いてやる、基本的な方法なら、5.Xにいっても、そんなに問題は起きないと思うけど。。
ということで、このように、入出力を規定の方法以外で大幅にいじってしまうと、工数が増えるだけでなく、バージョンアップのときに面倒になる。
(ちなみに、SugarCRMで自由に画面を使いたければ、SOAPでつないじゃうほうがいいのかも・・)
なので、極力GUIは、そのアプリなり、フレームワークが標準で用意するものを使うべきということになる。
ここの見積もりが大事ということですね!