あの、みずほ証券の入力ミスにより、ジェイコム株が、大量に空売りされてしまった事件、いわゆるジェイコムショックについて、いろんなマスコミなどが、コメントを出している。
ただ、今回の話、ちょっと気になるのが、「チェックを2重、3重にして」という話。
いや、今回だって、警告は出たし、東証でも、おかしいことに気付いて、取り消しのおねがいをしている。
つまり、チェックをきびしくしたとしても、コンピューターのやることには、限界があるのよ(想定外のことには、対応できない。エラーチェックもしない)。今回の場合、チェックに問題があるといってもねえ。。これには、対応できても、まだまだ想定外のエラーはいっぱいありそう。
場立ちの時代(手を振って、株を売り会していた人を「場立ち」というそうな。。なおさら、わかりにくい説明??)には、こういうことは無かった。。っていう話になると思うけど、かといって、いまから場立ちに戻すわけにも行かない。
というと、クレジット会社のように、監視する人がいて、「あれ?おかしい」と思ったら、その取引を出来ないようにさせてしまう。っていうのが、一番現実的な方法かなという気もします。
今回の場合も、東証が、「おかしい」と気付いているのだから、そこで、職権で、その取引を、キャンセルしてしまえるようにしておけば(まあ、一部約定はしただろうけど)、ここまで被害がひろがらなかったかもしれない。
てなわけで、サービスを提供する側が、人間の判断で、取引中止にできるからくりっていうのは、東証のこの事件にかぎらず、どんな場合でも必要だと思います。
もちろん、コンピューターで、エラーではじくという部分の作りこみは大事なんだけど、ぜんぶそれにたよるっていうのは、日々刻々進化しているゲンダイにとっては、無理っす。
どうしても、想定外のエラーというのがでる。
そのため、人間が監視して、「あれ、へん??」とか思ったら、取引を中止やキャンセルできるからくりっていうのは、必要だとおもいます。あんまり作らないけどね。。
ただ、これ、やりすぎると、「じゃあ、ハッカー対策のため、すべての取引を監視できるように、リアルタイムにログに書き出して、そのログをチェックしている人を1人おくか?」っていう話になっちゃうけど、ここまでいくと、(カード会社などでは、必要かもしれないけど)普通の会社のECサイトなんかだと、効率化、合理化には、ならない。。。
だって、そこまでいっちゃうと、、そんじゃあ、スカイプで、対面販売したって、いいじゃん!
本人いること確認できるから、客も、お店も安心だよっていうことになる。。。
いや、まてよ!意外と、そういう商売、でてくるかもね?
スカイプとか、テレビ電話による、対面販売。
商品は、カメラを動かして見える(動かすのは、お店の人)
商品をいれるところも、カメラで撮って、箱詰めも、お客さんに中継!
宛名は、こちらからサイトにデータ入力すると、お店のプリンタから伝票が出てきて
その伝票を、カメラで撮って確認してもらい
宅急便で送るから、代引きで、清算してね!?
こんなら、サイトをつくるのも、かんたんだし(お店をカメラで取っていればいい)
うーん、ありえるかも。。。