遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

冬薔薇

2018-12-05 15:07:27 | 日記
平成30年12月5日(水)

冬薔薇 : ふゆそうび


冬に咲く薔薇で、切花等に人気が高い。
冬の薔薇は、夏の最盛期に咲く花に比べ、
ヒッソリと捨てがたい、侘びしい風情がある。

晩秋の頃に咲き初め、寒さに向い渾身の力を
振り絞り、咲き続ける。
品種そのものの色を見せてくれる。
最後の一輪を剪る時には、いじらしくためらい
が在る。


先日、鶴舞に在る名大病院へ友の見舞いに出掛ける。
糖尿から目にきた様で、手術が必要の様子、、、、。
本人はいたって元気で、余り病の事は気にしてない
様である。


帰りに、病院下に在る、鶴舞公園を散策する。
冬の園は閑散としていて、公園に入って右手の奥の
ベンチの辺りに人だかりが、、、、、


日向で、縁台将棋をされ、やじ馬が3,4人。

園内には殆ど花は無く、落葉の中を進むと、、、
バラ園に出る。
此処も冬枯れてヒッソリしている。
よく見ると、所々に冬の薔薇が咲いていた。
いづれもハイカラな横文字(カタカナ)の名前、、
「カトリーヌ・ドヌーヴ」「スーパー・スター」
「ホワイト・クリスマス」「モナリザ」等、、

カトリーヌ・ドヌーヴ


スーパー・スター


ホワイト・クリスマス


モナリザ

冬枯れの園内で一際美しく、その名の様に、、、


今日の1句(俳人の名句)

かりそめの色にはあらず冬薔薇    片山 由美子