遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

潮路定例句会

2018-12-09 17:04:09 | 日記
平成30年12月9日(日)

潮路句会12月例会

日時 : 平成30年12月8日(土)
場所 : 大手コミュニテオ・センター
兼題 : 1)障子、2)冬紅葉、3)当季雑詠




平成30年12月、今年最後の潮路句会です。
コミニテイ・センターの在る公園もこの数日の
寒さで、すっかり様変わり、、、、
樹木も冬木立の様相が目立ち始め、石段や路面
には落葉が積もり、時折の強風に枯葉が舞い踊り
ます。
会場に入るなり口から「寒い寒い」の声がして、
暖房を強にする、、、
暫くすると「ちょっと、暑くない?、、、、」

潮路抄

飛ぶといふよりも吹かれて冬の蝶     玲 子


山門を額縁として冬紅葉         志げお

日の匂ひ皺に閉じ込め干大根       美保子

きつちりと冬の来てをり慌てけり     勝

子等帰る障子にひとつ穴の在り      輝 子

友逝きて送る浄土の時雨月        魚 青

水底に沈みし落葉色冴ゆる        美智子

寂庭の人立ち止る返り花         政 子


貼り替へし障子眺むる姑かな       セツ子


朝ぼらけ仄暗き径石蕗の花        ヤギ爺


次回、1月13日(日)新年初句会
兼題1)初でんわ 、2)山眠る、3)当季雑詠
昼食を伴にし、句会を始めます。