遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

障 子

2018-12-08 16:24:18 | 日記
平成30年12月8日(土)

障子 : 冬障子、障子貼る


日本座敷の内外を仕切る障・屏具の一種。
取り外し可能な張付壁、唐紙を貼った唐紙障子、
台脚付きd室内を移動可能な衝立障子、簾屏風
の様に作った通障子、格子に組んだ骨組に白紙
を貼った明り障子等、種類は多いが現在では
明り障子を指す。
世界に誇れる優れた日本的な建具(障屏具)
年中用いられているが、新年を迎えるために
張替えたりするので、俳句では冬の季語。


今では一般家庭では余り障子を見かける事が
ない様で、若い世帯の新築家屋等には和室が
存在せず、娘達の家では一部屋和室が在るが
障子が無い。
息子の家には、和室その物が無い、、、。

ご近所では3世帯同居の家では和室があり、
古くから住まわれる高齢者夫婦の家には多く
和室があり、襖、障子がある。
私の実家には和室が在り、障子を目にする。

小学生の頃、年末になると必ず障子貼りが
在り、私達はなぜか楽しく、派手に障子破り
を手伝った。
庭で戔だけになった障子戸を洗い日に干すの
は、姉たちの役目、後お袋と姉とで丁寧に
障子貼りをする。懐かしい映像が浮かぶ。
これが終われば、後は正月を待つばかり、、

映画の中でもやはり昭和の臭いのする映画
には、履んだんに障子が登場する。

「彼岸花」


「東京物語」


「生きる」


「好人好日」


「秋刀魚の味」

今日の1句

開かずの間障子の内の獣道    ヤギ爺