遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

冬 至

2018-12-22 14:39:11 | 日記
平成30年12月22日(土)

冬至風呂

今日12月22日は冬至の日


二十四節気の一つで、太陽の黄経が270度
に達する。
立冬より45日後、陽暦12月22日頃に当る。
北半球では太陽が最も遠ざかり、昼間の時間の
最も短い日である。
この日を境にまた日が長くなってくる所から、
「一陽来復」という。
実際にはこの頃から寒気が厳しくなる。


蒟蒻


南瓜

この日には粥、南瓜、蒟蒻等を食べる風習が在る。
冬至風呂といって柚子湯に入る習慣も在る。
冬至風呂、柚子風呂等は「禊」みそぎの名残り。
冬至を湯治、柚子を融通とかけ言葉遊びとした。
柚子湯は、香り高い柚子を丸ごと或いは輪切り
にして風呂に浮かべ、「ひび」「あかぎれ」等
に効き、風邪の予防となる。禊の名残りである。

冬至粥は太師粥と結びつき、「冬至祭」は陰暦
11月下旬(23日頃)の大師講をいう。
大子と呼ばれる神の子が村里に巡り来て、、、
やがて春が立ち返るという伝えが在る。
これが弘法大師と結びついた。

カミさんが何時もの様に柚子と南瓜を買って
来る。

柚子
 
年々、南瓜の大きさが小さくなり、1/4カット
の物、、、年寄り二人にはこれで丁度良い。
蒟蒻は買置きがあり、、
これは、我家の冬至の「三種の神器」、、
年寄りの拘りの様なもの、、、、、
今どき、こんな事をするのは無いのかも、、

今日の1句


柚子浮かべ拘り深きけふの風呂    ヤギ爺