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アメリカ映画「将軍」をみて

2024年08月17日 21時02分37秒 | 日常のこと&写真
 アメリカで好評だったという真田広之主演の「将軍」をAmazonプライムで鑑賞したが、自分的には鑑賞というには値しない物語だった。しかし米国テレビ界の“アカデミー賞”ともいわれる最高峰の賞「第76回エミー賞®」のノミネートが発表され、この映画が、ドラマシリーズ部門にて作品賞・主演男優賞・主演女優賞・監督賞など、主要部門を含む最多25部門でノミネートを記録している。演技的には優れたものがありそれは認める。
 しかし日本で上演しても興行収入の高望みは出来ないのではないかと思う。アメリカ人というのは日本とチャイナとの文化をゴチャゴチャに理解しているのではと不愉快な気分で見ていたがそれはそれで空想時代劇として「児雷也」の再現かと笑えてくるが、それよりもひどいのは「ラストサムライ」のパクリとも思えるストーリーだった。この映画で「侍」や「赤穂義士」にみる忠義だと米国人に理解されると時代劇ファン、赤穂義士ファンにとっては憤慨やるかたない。自称映画評論家としてはBランクのおとぎ話。
 先般観た「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら」と比較の仕様がないが、あの映画には泣けたし当時の若者たちの健気な愛国心に心打たれる。何も賛美しているのではない、愛するもののために自分は何をすべきかを改めて考えさせられるのだ。






コメント (2)
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