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娘の新「音楽教室」オープン

2021年04月19日 14時32分03秒 | 日常のこと&写真
大学のグリークラブの先輩がヤマハでエレクトーン開発を担当していたころ、グリークラブ定期演奏会においてデモストレーション演奏を行った。その演奏があまりにも魅力的であったことから、結婚して娘が生まれたら絶対エレクトーンを習わせると心に決めた。
 それから時を経て結婚し長女を授かった。4歳になる前にエレクトーンを購入し併せてヤマハ音楽教室に通わせたが性分にあったのか取りつかれたように熱中していた。
 小学校6年生から中学1年生の2年間なぜかプッツリとエレクトーンを弾かなくなった。そして2年生の春過ぎに「もう一度やりたいから習いに行ってもいいか」と相談され、勿論応じた。それからまた熱中時代へと・・・。
 グレードもどんどんアップし、そのたびにエレクトーンを買い換えた。それだけでも大きな出費を重ねた。
 そして、とうとう念願の師範に、そしてブライダル演奏家として船出した。
結婚後、音楽教室も開き自宅を新築したおり教室用にと12畳の部屋も造った。
 だが、夢中になるがあまり家事も行き届かず3人の子を連れてシングルマザーとなった。
教室だけは子供たちが成人するまで使ってよいとの話し合いが成立し教室は存続したが、3人の子たちも独立したことから、別れた夫の家の教室から離れることとなり、その後どうするか悩んでいたが子供たちに背中を押され、新教室を開く決意をして教室を探していた。幸いコロナ不況で店じまいした空部屋がみつかり賃貸契約をした。
 塾をしていた部屋なのでかなり広くミニコンサートもできるスペースであることから迷うことなく契約した。
 幼い頃から夢見ていた娘の「城」ができた。生徒たちも広いので喜んで転げ回っていたという。
 立地条件もよくこれまで以上に生徒たちが来るだろうと。ますます忙しくなるかもしれない。
 今日、お祝いの胡蝶蘭を持って教室に行った。シングルマザーになってこの先どうなるのだろうと不安な時期もあったが、私の「夢」も叶い思い残すこともない。











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