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「鏡の中の自分」

2025年01月09日 10時03分18秒 | 朝目覚めたら新しい自分がある
朝目覚めたら新しい自分がある
「鏡の中の自分」

 鏡は心を映すもの、魂が宿るものと言われてきました。ですから曇りのないように磨いていたものです。また鏡は神の象徴として古来より祀り上げられてもきました。
鏡を自らの心を映すものとしてみるとき、どのような自分の顔を見ることができるでしょうか。我の強そうな顔を映しているでしょうか、それとも慈愛に満ちた顔を映しているでしょうか。
「かがみ」という言葉の真ん中の「が」の字を取り除いてみてください。なんという言葉になるでしょうか?
 「かがみ」という言葉から「が」、つまり「我」を取れば「かみ」、そう「神」のいう字になるのです。「我を取る」それは自我を捨てた心、人の喜びを自らの喜びとすることができる思いやり慈しみの心でもあるのです。
あなたは人に好かれたい、愛されたいと願うことはありませんか、もしそう願うのであれば、「されたい」という気持ちを捨てることです。
 「何々をしてもらいたい」「何々をして欲しい」これは自我の思いです。「されたい」「してほしい」と願うのであれば、あなたが人に「してあげる」ことが大切です。宮沢賢治の「雨にも負けず」の詩にあるように、「東に病気の子供あれば、行って看病してやり、西に疲れた母あれば、行ってその稲を背負い・・・」。この人を思いやる心を宿らせることです。見返りを求めない人を思いやる気持ちを持つことができたら、人間関係をとても豊かにしてくれるでしょう。
 昨今「心の時代」と云われているが、真の心の時代とは人のことを思いやる、人のために心を砕くことであって、人をないがしろにして自分の願望をかなえるためではないのです。


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1 コメント

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Unknown (yoko)
2025-01-10 05:39:50
おはようございます^^
いろいろ悩んだ末、戻ってきました。
またよろしくお願いいたします。
今日の言葉も心に響きます。
ありがとうございます。
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