「古都逍遥 京都・奈良編」「花の詩」「日常のこと」や花や風景写真

 京都・奈良を中心に古刹・名刹や「花の詩」等の紹介。花や風景写真、オリジナルの詩、カラオケ歌唱など掲載しています。

檜扇の花が咲いた

2020年07月25日 00時42分33秒 | 日常のこと&写真
 太鼓創設時からのメンバーであるDさんから、「生け花で使ったお花ですが」と先週の金曜日に頂いた檜扇の花が咲いた。
 なんでも京都では祇園祭の時節に生けるとのことで「祭り花」ともいうのですよと教えてもらった。近年では大阪天神祭りのときにも生けるようになったという。
 「檜扇」は私としては初めて聞く名の花。アイリスの花の葉にも似ているが扇型に葉を広げて育つところからその名がついたという。
 別称「烏扇」ともいうとあった。日本古来からあるようで万葉集にも登場していた。

 「ぬばたまの 夜の更けゆけば  久木(ひさぎ)生(お)ふる 清き川原に 千鳥しば鳴く」 万葉集 山部赤人
  
 頂いたときは花はツボミで黄色みを帯びていた。
 「どんな花が咲くのかな」と大東さんに伺うと、[お楽しみに」という。それで楽しみにしながらこまめに水をかえていた。といのも花の茎で水が濁りやすいと云われていたので。
 あれから一週間、今日というか昨日になったが一輪開いた。
 可愛い花だ。スマホ写真の撮り方が悪かったがやはり黄色。
 だが夕刻になると花が閉じた。なるほど日が昇り始めると開き、沈むと花を閉じる性質があるようだ。夏花にはそういう花が多くある。
 枯らさずに花を見ることができた。


               Dさんが活けた檜扇

             我が家の玄関で咲いた檜扇

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悲しい決断

2020年07月24日 23時48分06秒 | 日常のこと&写真
 もう十分に楽しみ「お疲れ様でした」とカメラボックスにしまい込んでおいたのだが今日処分した。
 終活ではないがいろんなものを整理し始め、最初に始めたのが書籍。yahooオークションにかけて処分したり、ブックオフで売ったりしたが一足三文にもならない。相当価値ある蔵書でも値が付かない。それでは寄贈したほうがと思い町の図書館へ。しかし想い出深い書籍だけはまだ書棚にある。
 そして次に写真フィルム。段ボール箱に3箱ほどずっしり。完全に焼却するには未練があり、ネガをデジタル変換する機材を買い、何週間もかけてデジタル化しメモリーカードに保存したのち、これだけはフィルム&スライドで残しておきたいというものだけ菓子箱で保存。
 そしてプリントされた子供時代からの写真アルバム。これを遺品として残しておくと遺族は捨てるに捨てがたいと悩むことを知っているので、早急にではなく少しずつ廃棄している。
 話が横道にそれたが、大切にしてきた「カメラ」と「レンズ」をカメラ店に買い取ってもらった。型番が古くカメラやレンズ内部にチリなどが混入、手垢もついたものなので買値は悪いことを承知で。だが僅かばかりの期待もしていたが残酷にも打ち砕かれて5桁の数字にようやく載った程度だった。「想い出さんさようなら」じゃなかったな、「涙くんさよなら」だ。
 今はNikon3機、もうこれだけあれば十分。
 カメラマニアというものは、次から次へとカメラやレンズが欲しくなるもので、太鼓仲間にもカメラ愛好家(もう高齢で退会したが)がいたが、「何でそんなに欲しがるの」というほど機種がどっさり。 趣味のものってそんなものかもしれないな。


                 ひらかたパークバラ園
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

我が家の周りの夕焼け

2020年07月24日 00時15分26秒 | 夕焼け
石坂洋二郎の作品に「山と川のある町」というのがある。記憶では秋田県横手市を舞台にした小説だったと思う。
私が住んでいるところも、その「山と川のある町」そのもの。マンション西の眼下には河川敷のゴルフ場が広がり淀川となる。その前方に摂津山脈(映画、青い山脈のモデルとなっといわれている)、右手前方に西山連峰から愛宕山へと。目を北に転じれば国宝「石清水八幡宮」を仰ぎ、その遥かかなたに東山から「比叡山」。そして南を見れば「生駒山」を拝することができる。まさに盆地の中の町。そんなことから最高気温で時折全国ニュースにも登場する。
そんな山々に囲まれた環境から夕陽も綺麗に眺められ住み家としては気に入っている。 アルバムにするほどの景色ではありませんが、今回は雲のカタチが面白いものを狙って・・・。





































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

円空彫

2020年07月23日 00時02分01秒 | 日常のこと&写真
初めて単身赴任したときいったんカメラから離れ、独り身になったことで、邪心が湧かないようにとカルチャースクールで仏像「円空彫」に挑んでみようと入門した。
彫刻刀は年賀状の版画作りでしか握ったことがなく、ましてやノミや槌を持つなんて初めての体験だった。一木から彫り上げていくというのは初体験では難しく、ノミの使い方から手ほどきを受けた。初めは形を作っていく簡単な工作のようなことから始め、彫り方の手ほどきを受けてから、いよいよ円空彫の仏像に挑戦。出来上がりつつあるところで鼻のところをそり落としてしまったりして、再度、初めからやり直すという不器用さ。なんとかかんとか一体彫りあがったが、やはり眼の部分が難しく先生の手をかりて整えてもらった。「護法神」のつもりだが何に見えるかなぁ~~。
 次にお地蔵さんに挑戦しようと、第二課程に入った。仕事が忙しいこともあり毎週通えるということもなく、少し彫っては休みという感じで学んでいたが、またまた転勤の内示。おおよぞ2年ほどで転勤になることが多い業界。とうとう「護法神」一体だけとなった。よい経験になったと未だに守り仏として先祖伝来の大黒天と共に並んで祀ってある。
 ※円空(えんくう、寛永9年(1632年) - 元禄8年7月15日(1695年8月24日))は、江戸時代前期の修験僧・仏師・歌人。特に、各地に「円空仏」と呼ばれる独特の作風を持った木彫りの仏像を残したことで知られる。
 一説に生涯に約12万体の仏像を彫ったと推定され、現在までに約5,300体以上の像が発見されている。円空仏は全国に所在し、北は北海道・青森、南は三重県、奈良県までおよぶ。多くは寺社、個人所蔵がほとんどである。その中でも、岐阜県、愛知県をはじめとする各地には、円空の作品と伝えられる木彫りの仏像が数多く残されている。そのうち愛知県内で3,000体以上、岐阜県内で1,000体以上を数える。また、北海道、東北に残るものは初期像が多く、岐阜県飛騨地方には後期像が多い。多作だが作品のひとつひとつがそれぞれの個性をもっている。(出典:ウィキペディア)





<円空彫>( 谷口信夫工房HPより転載 http://t-nobuo.com/ )



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

想い出の写真(ポートレート)

2020年07月21日 13時50分32秒 | 日常のこと&写真
もう四半世紀前になるだろうかスナップ写真からモデルさんのポートレート写真にはまって、小西六写真のさくらフィルム関連の「女性写真研究会」という小規模なラボだったがそこに所属しポートレートの勉強をしていた。3ヵ月に一度ほどモデル撮影会があり直接指導を受けていた。そして1年に一度成果発表のコンテストがあり、ようやく入選できるところまでこぎつけたが、残念ながら勤務の都合で転勤し以降、そのようなチャンスがなくなった。ポートレートはモデルの個性・顔立ちを観察しそのモデルをもっとも引き立たせる構図で表情をつけるのが重要なポイントとなるがそれがなかなか難しい。
 新任地では円空彫りという仏像のカルチャースクールに入り仏像を彫りながら単身赴任にありがちな邪な心が生じないような暮らしをした。そこで2年勤務し再び関西に戻り、ポートレートからネイチャー写真に興味を抱き高田誠三先生のスクールに入門した。
 ポートレート熱中時代の想い出の作品3点、入選作にヌード写真1点もあるがここにアップするには気が引けるので。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南光町のひまわり

2020年07月20日 09時27分00秒 | 向日葵
今日も梅雨の中休みで晴れの天候だが、蒸し暑くいささか辛くなりそうだ。というのも我が家では冷房をさほど使わない。自然の風を入れてそれで涼を感じ取っている。幸い大河の淀川べりに立っているマンションの高層階にいることから風通しがわりとよく、暑さをしのぐことができているが、記事原稿の校正を修正し割付作業に入るときは冷房を入れることにしている。それとお風呂上りに冷房を入れる。これくらいしか使わず扇風機と自然の風でエコ生活だ。
 ところでこのブログいつのまにやら日々のことも綴るようになってしまった。「古都逍遥」や「花の詩」の専用ブログだったのだが、「花の詩」が資料を揃えたりする関係でなかなか更新できず、半年に1回ていどになっていた、その間のつなぎとしてたまたま花の写真などをアップしたところフォローがあり、それが有難いことから日々継続するようになった。
今日は岡山県作用南光町の「ひまわり」をアップしてみます。以前はチョコチョコ撮影に行っていてたのですが、高速を飛ばして2時間半余り要することから猛暑の最中、いささか体力的に辛くなり3年前の撮影を最後に行かなくなり、近所の向日葵畑で撮るようになった。
「ひまわりの花に山かげ移りけり」 (天野美登里「ぽっぺん」より) 
※映画「ひまわり」 https://www.youtube.com/watch?v=sWSXI2XIp_4




































  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リベルタンゴ

2020年07月19日 23時47分43秒 | 日常のこと&写真
今日は一日閉じ籠った。梅雨の中休みでせっかくの晴天だったが、次号記事の原稿をせっせと書いていると夕刻になり、大相撲中継が始まった。
今は少年時代のような贔屓力士は居ないが大相撲は野球より好きだ。あれよあれよという間に大関になった照ノ富士が大けがで脱落していき姿を消したかのように思えたが、親方に説得され引退せずに治療と稽古を続け復活し、今場所から幕の内に再び番付を上げた。前頭17枚目だが力がある関取だけにケガさえ克服できれば三役、そして大関へと返り咲くだろう。その照ノ富士の初日、白星スタートとなった。
 大相撲を見終えてから、ブロ友のすずさんがエレクトーンで演奏した「リベルタンゴ」を、いろんな演奏で聴き分けてみたくなりYouTubで検索し巡ってみた。
 チェロ、ヴァイオリン、ギター、アコーデオン等、どれもこれも素晴らしかった。ヴァイオリンでは萩原薫さんや川井郁子さんまでもが演奏している。
 確か2012年フィギュア―世界選手権で羽生さんがエキシビジョンで滑ったときの曲だったことを思い出し、検索してみるとYouTubにあった。
 CMではサントリーが使っていたように思うが定かではない。CMと云えばリベロタンゴのイメージにピッタンコカンカンの映像があった。
 Yahooで検索したら映像が出た。
 https://www.youtube.com/watch?v=VomwjgF8zqk
 
 すずさんのお陰てリベルタンゴのいろんな演奏を楽しむことができた。私服な時がもてた。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの太鼓練習

2020年07月18日 22時19分51秒 | 和太鼓
 6月に続き久しぶりの練習。8名の参加となったが感染防止に気を配りながらの練習となったが、それぞれ楽しんでいた。私もチョッピリ疲れたがそれ以上に太鼓は楽しい。
 今日はいま中心的に取組んでいる八丈島太鼓の「うねり」に取組んだ。特に本曲を支える「地打ち」、この裏リズムがテーマを引き立たせ魅力あるものにしていく。今日はそれを徹底して繰り返したが、八丈島太鼓の中でもこの「うねり」の地は難しい。身体で覚え込んでしまえばメロディーにつれて自然に叩けるようになるのだが、私自身も道場で稽古しているときはなかなか習得できず師匠に叱られていた。そんな体験を通してようやく身に着いたほどの「地打ち」。
 この他、オリジナル曲を全ておさらいした。熱心に取り組んでくれて、自主練習時間でもそれぞれが課題に取組み楽しんでくれていた。少しだけ注意点はあったが、まずまずの出来で滞りない練習となった。
来月はお盆の16日午後から。ここのところ1ヵ月1度の練習となっており、ステージがないからボチボチという練習、コロナの影響だから仕方がない。
























  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴェートーベン第6「田園」を楽しむ

2020年07月17日 10時39分04秒 | 日常のこと&写真
 再び雨だ。今年はここ数年の梅雨とは異なり長雨になっており昭和の時代の長梅雨を思い出される。だがその時代と違って集中豪雨となる梅雨で大きな水災を引き起こしている。ハザードマップも正確に作られてはいるものの、一般庶民にはほとんど利用されず役立たずになっている。というのもマップに示されていても住まいを動かすことも出来ないのが実態。ピンポイントの被災地にならないことを祈るだけだ。

 ひと段落ついたところだし編集の仕事を控え、クラッシック音楽を聴いている。シンフォニーは指揮者によって大いに変わるが、典型的なのが「カラヤン」だろう。カラヤンといえばヴェートーベンと云われるほどにヴェートーベンの指揮には独特の思いをもっている。今日は二人の巨匠の演奏を聴き分けてみた。ヴェートーベンの第6「田園」をカラヤンとワルターの指揮で聴いてみると、私的にはワルターのイメージに合う。
 シンフォニーの第一楽章は比較的「アレグロ」から入ることが多く「田園」も類に漏れない。
 まずカラヤンのアレグロ(速く軽快に)をまさにテンポよく軽快に田園を颯爽とサイクリングしている絵で描いている。方やワルターはスキップするほどの軽いテンポで、朝の田園の空気をたっぷり吸い込みながら散策している描写だ。
 ということで私はサイクリングより朝の空気感を体いっぱいに感じながら散策しているワルターの想いに引き付けられる。そんな描き方の違いを聴きながら、私の朝を過ごしている。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一所に長く居続けない

2020年07月17日 10時07分03秒 | 日常のこと&写真
 東京都で286名、大阪66名と大都市の感染拡大が気になる昨今だ。わが市ではどうかとみれば15日の報告では3名(10代・30代・70代)の感染者が報告されていたが、本日の報告ではさらに2名(40代・30代)増えた。軽症と無症状ということのようだが油断はできない。軽症でもにわかに重症化するのが新型コロナのようだ。5名の感染者だけで治まるとは思えず、すぐに7名、10名と膨らんでいくだろう。
 わが住居地区、大規模商業施設や高層マンションが林立する地方都市、大勢の人が居ることから他人事のように見ているわけにも行かない。手洗い、うがい、マスクの三原則を守っていても感染者が次々と発生し、クラスターとなって拡大する。
 
 東京封鎖も視野に入れなければ、欧米諸国と同様な拡がりを見せるだろう。この状態では東京五輪は悩ましいことになりそうだ。
 私は必要以上に警戒している方だが何処で感染するかわからない。人と接触しなければ良いというわけにも行かず、できる対策といえば一所に長く留まらないことを守り、こまめに手洗い、うがい、洗顔をしすることとしよう。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする