ばあさんが年金振込先にしているJAが毎年歌謡ショーへ招待してくれる
それに さほど興味もないらしく 申し込みをしなかった
欠席すると後日何がしの手土産がある
それが今年は硬いロシアケーキだった
歯のない老人への土産にはふさわしくないので 私が頂いた
JAの誰が決めるか知らないが 以前昼の部は都合が悪いから夜の部に変更を頼んだら
快い返事があったにもかかわらず 届いた入場券は昼の部だった 当然欠席したが 土産はなかった
このままほったらかしにしておけば
腐って いずれは土になるだろう しかし<o:p></o:p>
腐る前に 春になり 残した切り株から 芽が出て成長してしまう
その芽がまだ小さいうちに刈り込めば 簡単に作業はできるが
切り倒した株が邪魔になる そのためには
片付けたほうがいいのだろうが 運び出すのはかなりの重労働 悩む所だ
茶時期に良い芽が出揃うように日ごろ管理している人たちの影でひそかに眼が伸びないことを祈るのだ こんな無理な願いは叶えられるはずはない 何か他の木でも植えたほうがいいかもしれないとも考える日々が続く
ちなみに3年前に片隅に植えた梅の木は実がつかない 同じ種類の梅の木を植えても実がつかないということで 南高梅4本 小梅1本 としたが だめだ 福井県の梅農家は年収が多くて裕福だったので つい私欲が出て植えたのだったが・・桃栗3年柿8年梅は酸くても13年
今年は柿が裏年で実の成りが少ない
鳥が食べたり 動物が食べたりする量も年々増えてきているようだ<o:p></o:p>
写真の柿は 渋柿で小ぶりで 種も多い 干し柿にしても小さくてモノにならない
毎年熟して落ちるかカラスの餌になっている
なぜこんな無駄なものを 植えてあるのか疑問だったが 近所の人が教えてくれた
昔はここの柿で渋を採ったそうだ
この木は 大きな木だったが長い風雨で折れたりしてそこに又芽が出て成長したという
その渋を紙に塗り付けると 雨にぬれても大丈夫な紙が出来上がる
箕に貼ったものがオトミだ 穀類をあおって選別するときに使った この柿も昔は必需品だったのだ
長い年月で培われた知恵が私たちの代でなくなってしまう さみしい気がした
町の役場ではたらくY澤さんが仕事中に いや <o:p></o:p>
休みを利用して描いた絵が25点にもなった <o:p></o:p>
おりしも大きな共同工場の稼動により<o:p></o:p>
個人の家内工場は空き部屋になっていた <o:p></o:p>
そこに自分の描いた絵を展示したのだ
昔の面影を残したままの工場跡
家族を描いた絵が多くてY澤さんの暖かさが伝わる作品が並ぶ
工場跡はギャラリーにちょうど良いスペースがある 「遠州横須賀文化展」を参考にしたそうだが ということはこの町には空き工場がまだあるはずだ それを利用すれば こういった展示ができる 絵に限らず 他にも展示するようなものを創作している人もいることだろう 各所でこういった作品展をやっていれば そこを尋ねて歩くのも楽しい マップでもあれば 初めて訪れた町ても散策できる