ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

多度大社 上げ馬神事

2010-05-04 22:40:35 | 民俗

 

kuni さんに教えて頂いた 三重県桑名市多度大社へ行ってきた

例祭神事で 上げ馬を見た はじめてでは要領がつかめず 場所の確保が難しい 

地元民の桟敷席が作られ 一般人はその後ろからかすかに見えるだけ

報道陣か 馬主か 多度町に知人でもいれば 桟敷に上がることができる

馬が走りだすと 桟敷の人も立つので ちょうど見えなくなる

その時 桟敷の門番していたおじさんが私をハシゴに上げてくれた

そこに上ると良く見れるが 私の後ろの人から見えないと苦情が出た

おじさんは「桟敷へ上がれ」と私を上げてくれた お言葉に甘えた

馬が神社の坂を駆け上がる様は迫力があり命がけの祭りだ

それにしても人出が多い またヒートテックの下着では暑くて疲れる

早々に帰ってきた 神事は明日5日が本番 さらに人出も多いことだろう

この祭りは今問題になっている そのためなのか 警察官がやたらと多い

何が問題かは kuniさんが詳しい 詳しくはここ→ kuniさんのブログ

いたるところに張り紙もある それがこれ ↓

上げ馬 の写真は 情けない写真になってしまった それはここ エキサイト

メ モ

 名古屋 JR関西本線か近鉄 伊勢方面ゆき 25分 JR330円 近鉄430円
 桑名 乗換え 養老鉄道 大垣ゆき 15分 300円 時間2本
 多度 下車 徒歩20分 多度大社着 

 土産 多度豆200グラム550円 キナコ 抹茶 シナモンの3種類あり

 ただし 島田から桑名 3260円
     島田から名古屋2520円名古屋下車 桑名を別に購入のほうが
 なぜか得  


階段を下りる鬼

2010-02-09 21:12:51 | 民俗

節分を過ぎた7日の日曜日菊川市虚空蔵山福蔵院の節分祭があった

年男と年女が小高い山頂の古堂で御祈祷後

鬼を先頭に僧侶たちと列を作って階段を下りてくる

下の広場では住民たちが大勢つめかけている

列はその人たちの前の舞台に上がり豆まきが始まった

鬼が豆をまけば珍しいと思ったが鬼はタダ見ているだけで

豆をまくのは年男や僧侶たち その豆で鬼を退治するわけでもない

何のための鬼なのかよくわからない

階段は傾斜がきつくて鬼の面をつけて下りるのは難儀そうで

赤鬼と 青鬼は 下を向きこわごわ降りてきた

これが鬼への仕置で 民衆の前に来た時には

すでに鬼ではなくなっているのだろうか

豆の袋が目の前に落ちた 手早く拾ったその袋の中にくじ引きが入っていた

4等 景品はティッシュ1箱だった 3袋拾ったので3箱になった


節分の風習

2010-02-03 18:24:54 | 民俗

竿の先にカゴをつけ家の前に立てる 鬼おどし

節分には どこの家でもやっていたが最近はやらなくなった

それでも 町内の少し離れたでは数件まだ見れた

カゴが上向きの家や ビニール製のもの それぞれだ

いつまで続くかわからないが やがて忘れ去られる風習だ

 

これを倒すのは節分後の酉の日と決まっている

早く倒す年は 良い年になるとされているが

暦をみると明日がその日だ 今年は良い年になる

 

家ではイワシの頭を玄関前にかざすヤイカガシと

香花を火にあぶり 「蛇もマムシも喰っつくな」のまじないだけは続いてる

 

昨年初めて知った 金谷の冷田地区

節分の日に子どもたちが各家を周ってお菓子をもらう行事

日本のハロインを見に行きたいと思ったが

寒いので躊躇しているうちに時間が過ぎた


由比のお太鼓まつり

2010-01-02 21:58:02 | 民俗


由比のお太鼓まつりは正月1日から3日までやる  

昨日は「わたり初め」の儀式があったようだ



今日その2日目「入れ太鼓」を少しだけ見た 

昼は子どもたちが太鼓を担ぎ 打ち鳴らしながら町内を廻った

 

そして夕方からは 大人たちが町内を練り歩く

大人が担ぐ太鼓はケヤキをくりぬいた立派なもの

 

「入れ太鼓」は 昨年新築や結婚 子どもの誕生などめでたいことがあった

その家の内まで入り太鼓をたいて参加者全員が歌を唄い祝う



家の人もバチをふり太鼓をたたく 家では酒や肴で 太鼓の連中をとり持つ

何件か回っているうちに 参加者は酔いも回り威勢良くなって来た

 

明日は太鼓から神を降ろし神水で洗い塩花で清める「送り太鼓」

その儀式でふんどし姿の若者が水をかぶるのも見ものだ

 

1200年前戦勝祈願の太鼓が事の初めで県無形民俗文化財になっている

そのころは100件近くの家を廻ったらしいが今では10数件のようだ

 

祭典歌も 地歌 祝歌 故郷を思う歌 など800曲もあるという 

では一曲 ♪ 今年しゃ豊年(エイーワイーヨ) 
          「穂に穂が咲いて海にゃ紅さす(ヤレヤレ) 
           桜えび(オモシロヤー ヨンヤーセ ヨンヤセー)」

もう一曲♪ 酒屋杜氏は 「花ならつぼみ 今日も咲け咲け 明日も咲け」

アンコール♪ お酒飲む人「真から可愛い 飲んでくだ巻きゃ なお可愛い」


モザイカルチャーその3

2009-10-20 19:40:10 | 民俗


モザイカルチャーを見学するつもりで出かけたが
それ以上に副産物が大きかった 

入場後の掲示板で偶然見つけた ステージのイベント情報
出展都市スペシャルステージ岩手県を見つけた
 

岩手といえばhanaさん霜後さん 見過ごすわけにはいかない
モザイはそこそこでステージに向かった

なんと舞台に早池峰神社の垂れ幕 見たくても遠方で機会の薄い
早池峰神楽が見れる 

冷たいベンチ椅子 尻の痛さは気にならない
前列 真ん中に陣取って 開始を待った

舞った舞った 神楽が舞った 激しい動きの荒舞いは 寒い地方だからか
二本の真剣を振りまわし 手剣を舞う演者の輝く瞳に感動した

先月30日に
ユネスコ無形文化遺産登録されたばかりの早池峰神楽が生で見れた
運がついていたのはこれだけではなかった 

神楽終了後の案内が午後の南信濃黒田人形浄瑠璃公演を伝えた
これも見逃すことはない 同じく一番前の席に陣取った

演目は「鎌倉三代記 三浦別れの段」

語りと三味線 人形遣いその存在が消え 人形が生きて見えた

出かける寸前まで決まっていなかった モザイ博
さほどの期待もなくやって来て思わぬ拾いものをした 

娘を駅まで送る都合で いつもより早いお出かけだった
それが功を奏して 早起きは三文の徳となった