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見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

本「悲しみの上に人は輝く」「無意味な人生などひとつもない」

2017-04-18 21:46:10 | フォト日記

 
図書館へ本を返しに行きyukoさんが紹介していた本が目立つ場所に展示してあった
五木寛之著「無意味な人生などない」その横に青山俊董著「悲しみの上に人は輝く」

並んであったが その2冊とも借りてきた 「無意味な人生などない」には
脳の老化を防ぐ「脳トレ」のように感情をトレーニングする「情トレ」も必要

うまくいったら喜び失敗したら残念がり感情を揺り動かすことが柔軟性な心をつくる
いくつになっても若々しい人は感情表現が豊か 感情表現の豊かさは人生の豊かさにつながる

感動する心は生きる力につながるというような内容の本だった
「悲しみの上に人は輝く」の帯には「私の一番尊敬している尼僧さまです」と瀬戸内寂聴氏推薦の文字

実は私は20年前に青山さんの講演を何度も聴講させてもらった
先生を訪ねて愛知専門尼僧堂へ訪れたことがある

その時頂いた「花有情」という生け花の写真満載の本は宝として大事にしている
本では多くの人の言葉を引用している 例えば「泥かぶら」の美人になれる老法師の教えでは

「自分の顔に恥じないこと」「どんな時もにっこり笑うこと」「人の身になって思うこと」
アメリカの詩人ホイットマンの言葉では 「若きはうるわしい老いたるはなおうるわしい」

若さや天性の美しさは自慢できるものではないばかりかうぬぼれの材料になりかねない
悲しみや苦しさを乗り越えてきたかが美しい また老化は老花 など

どちらも同じ内容のように思えて2冊読むとどちらに書いてあったか混合するが
今を精いっぱい生きろという仏教の教えを解かれている