1時間後には雨予想だったが 歩いた
迎えの車はない 運転手は用事で出かけたいという
速足で帰る人とすれ違うが 私は前進あるのみ 傘も持っている
「いつでも迎えに行ける」と電話が入る 運転手が都合をつけてくれた
いつもの折り返し駅を過ぎると 少し濡れるくらいの降りになった
迎えを頼んで 助手席の人となる いつもより早い帰宅
これなら 運転手の用事もできる 私も便乗して出かけた
用事は直ぐに終わった 昼飯の時間には早い 御前崎に向かった
安そうな食堂 戸を開けても返事がない 客はまだ誰もいない
厨房で おばさんが一人で働いていた ようやく「いらっしゃい」
それでも感じが悪そうでもないが わざわざ来るほどでもない
近くに来ればよってもよい店だ
大雨になり途中の店へ寄るには 車から降りるのをためらう
帰って昼寝 夕方になり晴れて陽が射したが 直ぐに山に沈んだ