村井理子著 兄の終い 著者が焼津出身と言うことで読んだ
兄の死亡を知らせる連絡が来るところから物語は始まる
滋賀に住む著者が 塩釜で亡くなった兄を無事に送り出すまでの数日間
憎かった兄とその家族との関係を事細かく綴っている
遺品整理で必死に生きた痕跡が現れてもっとやさしくしておけばよかったと後悔もする
遺骨を預かりその前を通るたびに兄を考え 兄がそこにいることに安らぎを感じる
この世の中に一人だけでも兄の人生を全面的に許し肯定する人がいたら
兄の生涯は幸せだと思う そのたった一人の誰かに私がなろう と結ぶ
今日も朝から雨模様 何処かへ出かける気にもならない
昨日の朝刊が思った通りに 今朝一緒に配達された
隣町はきのうのお昼には配達された 販売店の心掛けが違う
昨夜はテレビを見ながら何度も番組表を手にする仕草をした
いつもの新聞はないのに 癖になっているのだ
以前停電の時に トイレのスイッチをONした 点きはしないのに
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