日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

解約通知

2006-08-11 | 良い税理士・悪い税理士
今月から社内で売上10%削減運動を実施しています。
「売上が欲しいはずなのに、呑気な事を言ってるなぁ」なんて思われそうですが
敢えて挑戦しています。
理由は、会社の方向性をより明確にするためと
社員のモチベーションの維持です。

売上10%削減の際の評価ポイントは、
①当社の提案を一切受付けない
②料金が異常に安い
③記帳代行しか依頼して来ない
④支払いが悪い
⑤文句ばかり言う
⑥脱税意欲が見え隠れする
などです。
「商売なんだからそれ位我慢しなきゃダメ!」と言われそうですが
商売だからこそ敢えて一割削減を目指します。
削減すると良いお客さんが欲しくなります。
全社一丸となって新規開拓に力を入れようと思います。

「類は類を呼ぶ」と言います。
上記のような関与先企業は、悪いお客を呼んで来てしまうのです。
悪いお客に限って、動きもせずに
「なんか旨い話は無いか?」
「税金は一円も払わない!」などと堂々と言います。

もう随分前の話ですが、何件ものお客さんを
紹介してくださった社長がいます。
最後にはその社長は倒産されました。
そしてその奥様も別に事業を起こされましたが倒産。
紹介してくださった所も悉く倒産や不払いがありました。
完全に筋が悪かったのです。

当社は、ある方向性を持って事務所運営をしていきます。
その際、当社で手に負えなくなる関与先は
今の内に関与をお断りするのです。
お断りしないから、また同じような筋のお客様が増えてしまうのです。
勿論、良い関係になるために不断の努力は惜しみません。
しかし、理解していただけないものを追いかける余裕もありません。

これから売上削減の対象先を選定します。
躊躇無く解約通知が出せればと思っています。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする