日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

身の丈経営

2006-08-13 | 自己啓発
経営者の欲望の一つに会社を大きくしたいというものがあります。
世間から成功者として認められるには
①大きな社屋又は多店舗展開をする
②従業員数をたくさんにする
③売上を大きくする
などがすぐに思い起こされます。

大きな社屋に大きな社長室、そしてきれいな(?)秘書がいて・・・
なんていうと男性経営者なら一度は味わってみたいものです。
しかし、実際にこのような会社になるためには
経営者一人の力では到底達成できるものではありません。

また、たくさんの従業員の前で訓示するなんていうのも
経営者には一つの夢なのかもしれません。
しかし、人が部下として直接持つことが出来るのはせいぜい6人までだそうです。
これは優秀な人の場合であって、一般の人はもっと少なくなります。

売上も同様です。
売上を大きくしたくて薄利多売をする輩が後を絶ちません。
結果、資金繰り難に直面し動けなくなってしまう・・・。

身の丈を知るという言葉があります。
自分の器量を充分に理解し
無謀な経営をすることの無いようにしないと
すぐに倒産の憂き目に会ってしまいます。

会社を大きくするのはその時がくればいつでも出来ます。
しかし、磐石な経営基盤は身の丈に合った経営をしていかないと
いつまでたっても自分のものには出来ません。

身の丈経営をやって行きたいものです。

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欲と向上心

2006-08-13 | つれづれ
欲とは、自分のものにしたい。手に入れたいという心を言います。

これに対し向上心とは、現在の状態に満足せず、よりすぐれたもの、
より高いものを目ざして努力する心を言います。(大辞泉より引用)

「起きて半畳寝て一畳」という言葉があります。
これは人が生活するのに必要なのは
目が覚めている時は畳半畳分ほど
寝ている時は畳一畳ほどもあれば充分、
即ち、富貴を望まず満足を知ることが大切であるということをいいます。

人は一度贅沢を知ると際限が無くなります。
もっとおいしいものを食べたい。
もっと素敵な服が欲しい。
もっとカッコ良い車に乗りたい。
もっと大きな家が欲しい。
もっと、もっと、もっと、、、、
これでは、いくらあっても足りないのです。
これは明らかに欲であり、向上心ではないのです。
なぜならそこに「努力」という文字は無いからです。

この「欲」を「向上心」に変えることが出来たなら
すばらしい生活を送ることができるのです。
幸せはモノの多寡にあるのではなく心の豊かさにあるのです。
是非とも「向上心」を持って日々を送りたいものです。



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