日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

ひと括りにされると迷惑です!

2009-10-23 | つれづれ
「先生!顧問料の値下げをしてもらえませんか?」

某金融機関から再生支援先企業の顧問料の引き下げの打診をされました。

理由は・・・
「金融機関が元金返済の猶予や金利減免をするのだから痛みを共有して欲しい。」と・・・。

なんだか勘違いされているようです。
単なる会計業務や税務申告の代理をしているのみならいざ知らず
再生案の共同策定に始まり
再生案の実行に伴う社内調整
予算統制業務
金融機関間の調整
予算達成の為のモニタリング作業
週に一度の社長との打ち合わせ
支払先への内容確認と支払い業務の代行
経費節減時の取引先との交渉
人事・労務・法務全般に渡るサポート
これらの業務を日々フルサポートしています。

一社に対し関与先十件分以上の労力とノウハウを駆使し
大赤字が連続し倒産寸前だった企業がここ数年、連続して黒字を出せる状態になっています。
黒字企業にする為の的確なアドバイスの元
社長様にもその成果は喜んでいただいているにもかかわらずです。

税理士報酬としては高い
金融機関をはじめ無責任な周囲の声で、稀に価格交渉を受けることがあります。
確かに税理士報酬としてなら高く感じることも有るかもしれません。
実際には以前あった税理士報酬規程の範囲内の報酬額です。

弊社の関与は「経営全般へのアドバイザリー」と「税務会計顧問」です。
無責任な周囲の声には辟易させられてしまいます。

弊社の関与先様はなぜ倒産しないのか?
倒産したとしてもなぜ家族や保証人は守られるのか?
経営者様はなぜハッピーリタイアできるのか?
これまでに培ってきたノウハウや交渉力を
「税理士という不勉強な集団の一員」と同一視して欲しくはないものです。

中小企業の町医者でありたい
この信念を貫いて行きたいと思います。
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精一杯

2009-10-23 | 経営改善
私の給料は社長から頂いているものではありません。
私の給料はお客様から頂いているのです。
そのお客様に対して私の提供しているものは満足のいくものなのでしょうか。

こんな不安に駆られたことはありませんか?
お客様から頂いている報酬(代金)が過大になってしまっているのではないか?

私は常にそのような感覚を持っています。
本当にお客様に満足を頂いているだろうか、と・・・。

自分の給料の三倍の粗利を挙げなさい。
そうしなければ会社は成り立っていきません。
これは昔々から言われていることです。

あなたが給料を総支給(手取りではありません)で20万円貰っているとします。
その場合、20万円×3倍=60万円の粗利が必要になります。
一般的な卸売りの粗利率は10%といわれます。
この場合の売上げは、60万円÷10%=600万円必要となります。

一般的な小売の粗利率は20%といわれます。
この場合の売上げは、60万円÷20%=300万円必要となります。

一般的な製造業の粗利率は30%といわれます。
この場合の売上げは、60万円÷30%=200万円必要となります。

あなたの会社は、卸売業ですか?それとも小売業ですか?もしかして製造業ですか?
御社の粗利率に応じ、その人数倍分の売上高が必要になります。

売上げはそんなに簡単に上がるものではありません。
簡単に上がるものではないからこそ
今目の前にいるお客様に自分ができる精一杯のことをして
笑顔で報酬(代金)を支払って頂けるようにしたいものです。

いかがでしょうか?
あなたがお客様に対してできることを精一杯にやってみませんか?
精一杯やることができれば、きっと、
お客様がまたあなたに仕事を頼みたいと言ってくださるに違いありません。

自分の出来る精一杯のことを常に心掛けたいものですね。
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