日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

新規事業の始め方

2010-04-18 | 経営改善
「弊社は土木業です。この先コンクリートから人への政策で仕事は無くなります。」
正解です。
民主党政権であろうとなかろうと
日本の事業所数の激減は続いています。
日本の人口減も少しずつ加速度を増して行きます。
そんな中で公共事業が増えて行くと考えている人はいない筈です。

「では、ここらで新規事業を始めなければ…」
社長はそう思った矢先に問題に直面します。
「土木以外に何をすればいいんだ…。」

笑い話ではなく多くの企業がこれに行きついてしまうのです。
結果、変われないままズルズルとXデーを待つだけになってしまう…。

新規事業を始めるからと言って
「では、弊社は自動車の製造をしよう!」などと言っても全くノウハウがある訳ではありません。
それならば、土木の特徴を活かしたもので活路を見出せないか考えるのです。

①ブルドーザーやユンボなど大型重機が使える
②寒さ暑さの中で外で仕事をする事に慣れている
③製図に基づき工事ができる
④たくさんの協力企業と協力しながら事業を完成させる事が出来る
⑤従業員が忍耐強い
⑥安全管理ができている
などなど自社の仕事を細分化し、これを他事業に活かせないか考えるのです。

一例として
農業参入があったり
農業参入からその生産物である野菜の販売、飲食業への転換なども有ります。

新規事業は先ずは現在の仕事の細分化からです。
時間がかかってでもかまいません。
見直しを図ってみたいですね。
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百尺竿頭一歩を進む

2010-04-18 | 自己啓発
百尺竿頭(かんとう)一歩を進む  

これはTKC出版「自己探求のことば」という日めくりカレンダーの17番目に書いてある言葉です。

さらに詳しくは岐阜市にある瑞龍寺さんのホームページの「こころの杖」の記事をお読みください。

http://www.zuiryo.com/kokoro/199806.html

意味は
百尺(約30m)の竿の先端のような高い境地に到達した修行者に
なお一歩を進めと促す。
ちいさな自己満足をせずにさらに上を目指せという事だそうです。

毎日が達成感に満ちている
または、何となく生きる事を良しとしている
そんな状態では人は成長が止まってしまいます。

止まった瞬間から没落は始まると言われています。
どんなにエキスパートと言われていても
そこで留まるのではなく
もう一歩前進する事にあえて挑戦し続ける。
たとえその挑戦が危険に満ちているものだとしても
その一歩を踏み出さないで留まる事の方がなお危険が高いのだと理解しなければなりません。

まさに人生は挑戦の連続ですね。
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上手くは言えませんが・・・

2010-04-18 | 自己啓発
漠然としていた私の事務所経営

「所長が本当にしたい事は何なんですか?」
「どんな事務所にしたいのですか?」
「具体的にビジョンを示してください。」
詰問ではなく、質問を何度も受けていました。

その度に、
「お客様の手本となるような会社」
「品質日本一に会計事務所」
「常に社長の傍に居る存在」
そんな答えをしてきました。

事務所の経営理念は
「税務会計を通じ地域社会に貢献する企業たれ!」です。

しかし、ずっとすっきりしない気持ちを持ち続けていました。
具体的な形が見えない…。
これでは、スタッフたちが私と一緒に仕事をして行く時に不安を持ってしまいます。
必要なのは、同じ夢や目標を持つことです。
その夢に具体性が無い。
その目標に具体性が無い。
そんな状況では、足並みが揃わなくなってしまいます。

誰にでも見える未来予想図
見せて行けるようにしたいものです。
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