今日から3月、空気に冬の余韻を残しながらも陽射しは間違いなく春。久しぶりに「さきたま緑道」を歩いてみる。途中、いつも素通りだが県指定史跡・石田堤の道標に何となく誘われて初めての寄り道。行田の忍城水攻めで石田三成によって築かれといわれる堤だ。一週間で作り上げた全長28kmの一部とのことだが、実感がわかないまま歩くと古風な橋に出た。説明板によると80年以上も前に造られたこの堀切橋、野外アート風が評価されて土木遺産に認定されている。さらに名前の由来はこの付近で石田堤が破られたことからとも。橋を渡って小さな石田堤史跡公園には紅白・桃色の梅が咲き誇っていた。身近なところでチョッピリの春と歴史を感じた半日、家の梅も咲き始めてきた。
緑道の道端
道なりに歩いて
堤史跡公園の梅
我が家の梅も