一日好天のはずがカーラジオから<群馬県北部山沿い、利根・沼田地方は午前中雨>の天気予報。確かに向かう先の空は厚い雲、沼田IC下りて間もなく雨がパラついてきた。登山口の鳩待峠で雨具上下を着込み、スパッツを着用して出発。「熊に注意!」の看板を読んでから樹林帯の中に。急坂の下り道は岩を重ねた石段、そして木の階段。間もなく緩やかな木道に変わるが、濡れて滑りやすいので歩行に注意。平坦な木道になると“熊の目撃情報が急増”の地帯。備え付けの鐘を打ち鳴らし、周囲に目を向けながら山ノ鼻に。雨も本降りとならず、空も明るくなって尾瀬ヶ原に入る。周囲の山肌はまだ色づき前だが、秋の花々と草紅葉が見頃となってきた。今回一番の目的は逆さ燧の池塘からの星空、だから宿泊の山小屋は山ノ鼻なので竜宮までの往復周遊。午後から陽も差し始め、ゆっくりと秋色に染まりゆく尾瀬ヶ原を楽しんだ。9月21日(木)/(関越道・沼田ICより1時間の尾瀬・戸倉の尾瀬ロッジ駐車場、乗り合いタクシー980円・25分で登山口に)鳩待峠1593m 09:15~(ヨセ沢橋・テンマ沢・川上橋)~10:15山ノ鼻1407m 10:35~(川上川・上田代・逆さ燧)~11:30牛首分岐(昼食)12:00~13:00竜宮十字路~(往路を戻る)~15:10山ノ鼻(泊)20:10~20:30逆さ燧(星景を撮影)21:50~22:10(尾瀬ロッジ/9,000円)/9月22日(金)山ノ鼻06:30~尾瀬ヶ原周遊(竜宮近くまで)~09:10山ノ鼻09:20~10:20鳩待峠<コースタイムは撮影時間含む。尾瀬ロッジは専用の無料駐車場ありで2日間分の2千円がお得、山小屋内も清潔・奇麗、朝食が美味しい。帰路の温泉入浴は道の駅・白沢「望郷の湯」(560円)は毎回ながらツルツルの快湯>