久しぶりに快晴の高速道をスムーズに走り8時開場少し前の山麓駅駐車場に入る。ロープウェイも平日なので8時から運転、チケット売り場は登山者の長い列。天気が良いのと紅葉情報を聞きつけて来たのだろう。当初、往きは西黒尾根と考えたが、頂上近くの写真撮りで時間が割きたかったので登り時間短縮のラクチンコース。ここ数年は冬場を除き、マチガ沢横を詰める巌剛新道が多い。今回は標高差570mを空中散歩、スキー場横から登山道に入る。ブナ林の山腹を小さなアップダウンで緩やかに。多少黄色めの葉の間から見上げる山頂部は結構遠い。避難小屋からは、急傾斜のロープ・鎖がある岩まじりの道。続く急登は見晴らしの良い天狗の溜り場を過ぎ、ザンゲ岩で一息。色づきの葉も増え、あと僅かと登り切った肩ノ小屋から見渡す上越国境稜線はいつ見ても壮観だ。この後のトマ、オキの双耳峰を辿る稜線道は、今が見ごろの紅葉を眺めながらのゴールデンルート。カメラをどこに向けても絵になりそうで、なかなか前へ進まない。2時間以上も山頂部で過ごしたのは今回が初めて。そう言えば紅葉の時季も若いころ以来かもしれない。満足の下山は余韻に浸りつつも急下降、負担をかけた膝・足は帰りの温泉で労わってあげた。2017年9月29日(金)/(関越道水上ICより30分のロープウェイ山麓駅駐車場・500円、SAで入手した往復2,060円の100円割引を利用)ロープウェイ山頂駅1319m 08:30~09:10熊穴沢避難小屋1455m 09:15~09:50天狗の溜り場~10:15ザンゲ岩~(肩ノ小屋)~10:40トマノ耳1963m ~(写真)~11:20谷川岳(オキノ耳)1977m~(トマノ耳/昼・写真)~肩ノ小屋13:20~13:55天狗の溜り場~熊穴沢避難小屋14:20~15:00ロープウェイ山頂駅<谷川温泉の「湯テルメ谷川」570円の露天風呂で疲労回復>
鎖場を数回
頂上部が視野に
もうすぐ
谷川連峰主脈稜線
トマの耳
オキの耳へ
フォトムービー『紅葉稜線!谷川岳歩く』 http://www.digibook.net/d/e204cd9f91ca36b0fdc9d715826e0f7a/?viewerMode=fullWindow&isAlreadyLimitAlert=true