この日も30℃越えの8月29日夕刻、万全の冬支度で成田空港からカナダ極北のイエローナイフに向かう。数年越しの念願のオーロラ撮影。平原で悪天候が少なく出現率は高いというが、天気と太陽の黒点の活動しだい。まさに運を天に任せての出発となる。狭い機内で眠れぬまま約8時間半でバンクーバー。乗り継いで白熊くんお出迎えのイエローナイフに到着したのは出発日の午後。15時間の時差があるためだ。事前の天気予報どおり曇天、10℃台前半のようで寒い。空港より15分程度と近い市内のホテルにチェックイン、少し眠ることに。だが落ち着かない、日没が9時頃で夕焼けが奇麗だ。天気は良さそう、だがオーロラは現れるだろうか。オーロラビレッジのHPによるとこの8月、数日おきに出ない日がある。ただ3日続けて出現しない日は無いので、最低1回は見れるはず。そして23時、いよいよホテルを出発。永久凍土でデコボコの道を揺られること40分、鑑賞地に着いた。とたんガイドさんが叫ぶ「出ていますよ!」、途中のバス車窓から見え始めていた白い雲のような一筋がオーロラだったのだ。山小屋風の建物に移動、あとは周辺で次から次へと現れるオーロラを眺め、撮り続ける。薄く、濃く、垂直に、円に、天空をまたがる、動き早いものなどさまざま。「今、爆発しています」の声にカメラ操作も追いつかない。池の畔では星の焦点合わせを忘れてピンボケとなってしまった。ほぼ夜空も落ち着いた2:30頃に切り上げ、ホテル到着は3時過ぎ。寒さも疲労も忘れ、満足の最初の夜は終わった。
そして素晴らしいオーロラですね。
とても綺麗です。
写真集を見ているようです。
ご覧いただき、コメントありがとうございます。
数年来の計画が実現、オーロラも出現し応えてくれて感激です。
その臨場感を十分にお伝え出来ないのが残念ですが、これからの続編、スライドショー、先々には動画をユーチューブなどを予定しています。ご覧いただければ幸いです。(1000枚越える撮った写真の整理に今、格闘中)
一足先に秋を迎えている北海道でお元気で。