秩父市街を経由してセメント工場群を抜けると「通行禁止」の看板、但しロープや柵等無くヤマレコでは先の駐車場まで行けるとあり、他の車とともに進む。確かに途中、悪路あるがそれほどの問題無く一の鳥居そばの駐車場に。すでに8台ほどが駐車。武甲山方面とは逆の車道へ進み、すぐに沢沿いの登山道に入る。昨秋の台風被害で倒木や地割れの道は不鮮明となり沢の中へ。後で気づくのだがこの近くに渡渉点があって沢左岸に道が続いていたらしい。コースは沢を直登ではないと判断、右岸の山腹に上がる。地図で確認すると妻坂峠までの登山道は沢に沿っている。沢に離れず進めば良いと急斜面をよじ登る。しばらくして沢の源流部に、そして本来の道に合流。すぐに峠に着いてやれやれと安堵。一呼吸入れてから大持山へ向かう。2日前に降った雪が残る尾根道は急登だが、予想された強い風は無く、樹間から射し込む春の陽射しがまぶしい。途中の小ピークで正面に望むのは大持山から連なる子持山。道は多少緩やかになり、高度を上げながら最後の登りで大持山の肩とも言われる分岐に着。広がる今日一番の展望。週1・2回山通いの山チャンは予定では蕨山のはず。その奥武蔵をはじめ奥多摩方面の山々を眺める。ウノタウ・鳥首峠方面への道を背に右折、ほどなく大持山。それほどの見晴しではないので先へ進む。露岩がところどころに出てくる痩せた稜線。3つほどのピークを越えるたび北面の下りに雪と凍結箇所。携行した簡易アイゼンを迷わず着用。慎重に岩場を越えた最後のピークが子持山だ。狭いが日向で昼食、そして武甲山へつながる急下降の道。2・3度騙され、やっと最低鞍部のシラジクボに。ここからは右に折れ、杉林の緩やかな道を駐車場まで戻った。妻坂峠への登り以外にもカメラ・サングラスを自宅に忘れるなど失敗多数だが天気は最高。初めての山道は稜線の展望良く、岩場のスリルも楽しめた。何よりいつの日か予定しているウノタワへのコースの一部、妻坂峠から大持山分岐を下見できたのが良かった。2020年3月18日(水)/(一の鳥居駐車場は20台ほど駐車可能)一の鳥居 518m 08:45~09:45妻坂峠839m 09:50~10:25小ピーク~11:00大持山分岐~11:10大持山1294m 11:20~(雨乞岩・岩場)~12:05子持山1273m (昼)12:25~13:00シラジクボ1088m ~13:45鉄板の橋~14:00一の鳥居<入浴は武甲温泉(700円/火・木65歳以上500円*4・8月除く)、稜線上で出会ったのは2人、シラジクボからの下山道で1組2人と予想以上に少なかった>
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