読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『いっちゃん』(小3に読んだ本)

2016年07月23日 | 哲学・生き方の本
ブログを始めて早3年以上…。
本のタイトルも多くなってきました。
で、小学校など読み聞かせをするときに、自分のブログを振り返ることもしばしば。
でも、何年生に読んだのかがすぐに分からないので、調べにくい…!(自分のブログなのに~)

ということで、今日からタイトルに「何年生に読んだか」というのを入れることにしました。
対称学年はあくまでも目安です。
読み聞かせをしている方は、本選びの参考にしていただければと思います。(…というか、自分のためという話も?)
今までの記事も、順次タイトルをプチ編集していく予定です。

さてさて、今日の読み聞かせ日記に戻ります~。
昨日の小3国語クラスでは、本を2冊読みました。
まず、1冊目はこちら。
いっちゃん (エルくらぶ)
二宮由紀子・文 村上康成・絵
解放出版社

「いっちゃん」は一つ目小僧の男の子。
友達はあまりいません。なぜかというと、クラスの中で一つ目なのはいっちゃんだけだからです。

だけど、大事な友達一人います。
名前はののちゃん。

いっちゃんとののちゃんが手をつないで歩いていると、みんなが「いつ結婚するの?」とからかってきます。
でも、ののちゃんは平気。
「いっちゃんのこと、やきもち焼いてるだけよ。あたしがあんまり美人でかわいいから。」

いっちゃんには、正直言って、よくわかりません。
だって、ののちゃんは、のっぺらぼうだから…。

…最初は、ちょっとびっくりするのですが、お話が進んでいくにつれて、「いっちゃん」にも「ののちゃん」にも慣れていきます。

実は、偏見について考えさせられる秀逸なお話。
言葉自体は易しいですが、なかなか深~い1冊です。

お子さんは、すごく複雑な表情で聞いていました。

2冊目は、また明日のブログで。
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コメント
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