最近PSVANE 貴族之声 300B マッチドペアのCossor300B交換してエージングしているが一応馴染んできたようである。
英国Cossor社の古典球レプリカで、古典球のほんのり甘いコクとの現代技術によるキレとの両方の特徴を併せ持った孤高の商品です、とある。
コピーにつられ購入したが、意外と馴染みが良く最初の印象では大人しい印象を持ったが、
エージングが進むにつれ300Bの力強い音も響くようになり始めている。
なお米国製セトロンWE300Bは2000年代まで製造されたが、1988年ベルマーク300Bが
実質上の最後となり米国製セトロンは余り良い事は聴かない、但し岡谷電気産業のHF300Bは大変良いがWEからクレームが入り製造中止となる。
現在は支那製、ロシア製、高槻電気、Elrog(ドイツ製)等があり簡単に入手できる。
昔から300Bについては幻の・・・と言われたがWE以外は入手しやすく品質も安定して消費者にはありがたい。
ある程度のJAZZもご機嫌に聴ける用になったが、一番良くなったのはピアノの音のようである。
高音部は輝きを放つようで勿論低音部は膨よかに部屋に響く、実に快い、300B独特の芯の強い中低位域もしっかりした音を聴くことができるようになる、
最近購入する本は真空管関係の本が多い、偶に本を開きニヤニヤして楽しんでいる。
300Bha諸説色々あるが、初心者からベテランまで楽しめる素晴らしい真空管の1本であり、
300Bの前身300Aは1933年に登場し、86年の歴史のある出力管で未だに生産される素晴らしい球である。
特に最近はピアノ演奏の音質が豊かに聴こえるのが300Bの球の影響もあるであろう。
Cossor300Bの球はピアノに相性が良く聴こえる。
アンジェラ・ヒューイットの使用楽器は昔はスタインウェイを弾いていたが、最近はイタリア製のファツィオリFazioli Pianoピアノを使用して素晴らしい音が響くよう聴こえる。
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)カナダの音楽一家に生まれ、3歳でピアノを始める。
4歳で聴衆を前に演奏し、5歳で最初の奨学金を得る。
その後ジャン=ポール・セヴィラに師事。1985年のトロント国際バッハ・ピアノ・コンクールに優し、一躍世界の注目を集める。
ヨーロッパ、アメリカ、アジア等世界各地でのリサイタルのほか、著名オーケストラと定期的に共演しており、ハイペリオン・レーベルからの卓越した録音により「我々の時代の傑出したバッハ弾き」(ガーディアン紙)との賞賛を得ている。
06年のグラモフォン・アワード「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」受賞。
また、00年カナダ政府よりカナダ勲章を、06年には女王誕生記念大英帝国勲章を受勲。
イタリアのウンブリア州にてトラジメーノ音楽祭の芸術監督を務めている。
上記のサインはファツィオリを使用のサインのようである。
レクチャー、コンサートともに当然ファツィオリを使用。レクチャーはファツィオリ工場内で収録され、背景には製造過程のピアノケースが整然と立て並んでいます。
いつかファツィオリ特有の明朗な音色で彼女の生ゴルトベルクを聴いてみました。
今まで余り聴いて来なかったToccatasを聴く、Toccatasはどれもバッハ自身の手書きのメモには保存されていません。
しかし、彼の学生サークルのコピーはまだ多数あります。
ただし、それらのいずれにも7つのtoccatがすべて含まれておらず、
一部の場所では分岐しています。
それが見落としであるか、スクライブのarbitrary意的な変更であるか、バッハ自身に遡る改善であるかを判断することは、必ずしも明確ではありません。
バッハ・ルネッサンスは19世紀に最初の全盛期を迎えましたが、バッハの若々しい作品は当時あまり人気がなく、初心者には未熟な試みと見なされていました。
フィリップ・スピッタ(音楽学者)、1802年のヨハン・ニコラウス・フォルケルドイツのオルガニストおよび音楽史家最初のバッハの伝記を参照して、1873年にバッハに関する彼の大規模な論文の最初の巻に書いています。
フーゲンとコンサートの動きの組み合わせは、彼の教育の年にすでに彼を占めているようです。
それは彼女の部分的に厄介な、部分的に過剰な存在の初心者のみの仕事である可能性があります。
1708-1717年。「トッカータ」はイタリア語のtoccare(触る)という語源からきている。
バッハの7曲のトッカータは即興的で速いパッセージを含む作品と、バロック期のオルガン曲に見られるいくつかのセクションを組み合わせた作品がある。7曲にはすべてフーガが含まれている。
意外と謎の多い曲のようです、
J.S. バッハ:トッカータ集 BWV 910-916
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685-1750):
トッカータ ハ短調BWV.911
トッカータ、アダージョとフーガ ト長調BWV.916
トッカータ嬰ヘ短調BWV.910
トッカータ ホ短調BWV.914
トッカータ ニ短調BWV.913
トッカータ ト短調BWV.915
トッカータ ニ長調BWV.912
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ)
バッハの器楽曲では録音が少ないトッカータ全集。
有名なのはグールドだが、少々奇抜過ぎるためリファレンスには不向き。
古くはジャン=ベルナール・ポミエの名演があったが今は廃盤になってしまった。
それ以降、本命盤は中々無かったのだが、そこに出た新機軸が、ヒューイット盤だった。
平均律クラヴィアでは類希れなる腕前を正当な演奏ではなく思い切りパロディ調に仕立て、
この曲の愛好家からはソッポを向かれたはずの彼女だが、このトッカータでは非常に全うなアプローチをしている。
アンジェラ・ヒューイットがJ.S.バッハの“6つのパルティータ”をファツィオリ・ピアノで再録音!(2枚組)鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイットのバッハ新録音!「6つのパルティータ」をファツィオリ・ピアノで再録音!
アンジェラ・ヒューイットのバッハ!
「6つのパルティータ」ファツィオリによる新録音!
4年間全12公演にわたってJ.S.バッハの主要な鍵盤作品全曲を演奏するという壮大なコンサート・シリーズ「バッハ・オデッセイ」が世界的な注目を浴びている鍵盤の女神アンジェラ・ヒューイット。ヒューイットがイタリアの銘器ファツィオリで再録音してきた「平均律クラヴィーア曲集(CDA 67741/4)」、
「ゴルトベルク変奏曲(CDA 68146)」に続き、
「6つのパルティータ」もファツィオリによる新録音バージョンをリリース!
バッハの音楽と共に生きる人生を「最高の贈り物と生涯の冒険」と称するアンジェラ・ヒューイット。
長いキャリアの中で世界中で繰り返してきたバッハ演奏、そしてその集大成となる「バッハ・オデッセイ」で進化し続けるバッハを魅せてくれたヒューイットが、様々なスタイルが交錯する「パルティータ」の真髄を描きます。
『J.S.バッハ:6つのパルティータ BWV.825-830(2018年新録音)』
【曲目】
J.S.バッハ:6つのパルティータ
パルティータ第1番 変ロ長調 BWV.825
パルティータ第2番 ハ短調 BWV.826
パルティータ第3番 ニ長調 BWV.828
パルティータ第4番 イ短調 BWV.827
パルティータ第5番 ト長調 BWV.829
パルティータ第6番 ホ短調 BWV.830
【演奏】
アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/ファツィオリ)
【録音】
2018年12月1日-6日
文化センター・グランド・ホテル(ドッビアーコ、イタリア)
以前アンジェラ・ヒューイット普通にスタインウェイを弾いているのが良いのか、現在はファツィオリFazioli Pianoピアノで演奏しているが筆者にはスタインウェイも十分良く聴こえる。
音楽は、良い音楽と良い音とは違う事が分かる・・・・・そのような違いの分かるCossor300Bの球は良い結果を得た。
でも興味本位で2018年新録音のCDを購入する、ブラボー!