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現在筆者が少しの仕事と最近多くなった60歳からの病院通い(成人病等?老人病)とも思える、以前の口腔癌の手術後の検診、前立腺癌の放射線治療処置後の定期検診、心臓等不整脈及び高血圧のための定期検診、大腸癌の早期処置後の定期検診、定期の入れ歯の治療定期検診はCT検査をしその後検査内容を問診と最低2回は続けて通院となる、そこに少々の仕事が重なる、筆者本人の病院の交通整理は大変で、都合で通院の日取りの延期をして頂くことにもなる。
又第四次武官風邪対策と疾患のある場合は武漢ウイルスの予防接種は受けることが良いと発表しているが、あくまでも本人の意思である、後に薬害の問題を起こされない為に本人の意思を強調しているようにも思える。70歳代の人間は老い先短く残りの人生10年と僅かと思えるが老い先短い人生など真剣に考えないが、若い人には大問題でもある、政府は今回のワクチン注射のことの欠陥をすべて公開しない、最大の不思議である。癌になりやすい友言われる此のワクチン注射が人生の分岐点になるのかも知れない。
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庭に咲くバラも見事に開花した、残りは赤の薔薇の開花が残る。
水際対策は台湾と同様で島国は一番実行出来る国だがノーチェックも原因、現在厚生省はマル2年もの武漢ウイルス問題を扱い何を学んのであろう?小池都知事と共に厚生省は国民を脅し続けている、なるべく後日に国に負荷がかからないように逃げ回っているようである。感染予防注射はあくまでも本人の意思と政府は逃げている。まともな報道機関もないことが最悪である。
報道も本音を語らない武官風邪以外の米韓首脳会談、先日米中の今後の問題、先日唯一此の二人のゲストは見ているフジLIVE プライムニュースの韓国問題には定評のある真田&鈴置対談は実に痛快である。
『真田&鈴置が徹底分析 ワクチンと日米韓経済 文政権VSバイデン政権』の真田&鈴置コンビは毎度楽しみに拝見している。
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連休中はお得意の緊急避難発令の為勿論ステイホーム、好きな映画でもと思い「ビル・エヴァンス タイム・リメンバード」2015年製作/84分/アメリカ 原題:Bill Evans/Time Remembered 配給:オンリー・ハーツを楽しむ。
アメリカのジャズ・ピアニスト、ビル・エバンスの生涯を追ったドキュメンタリー。数々の名演、名盤を残し、薬物依存により51歳の若さで生涯を閉じたビル・エバンス。彼の演奏に影響を受けたジャズ演奏者も多く、1958年にマイルス・デイビスのバンドに加入し「カインド・オブ・ブルー」を制作した当時の様子や、ドラマーのポール・モチアンとベーシストのスコット・ラファロをメンバーに迎えた歴史的名盤「ワルツ・フォー・デビイ」の制作経緯、そして肉親たちから見たエバンスの素顔や、エバンス自身の音楽への思いなど、これまで未公開だった数々の証言、エバンスの演奏シーンなど貴重なアーカイブで構成。
また、ジャック・ディジョネット、ジョン・ヘンドリックス、トニー・ベネットら同時代に活躍したジャズマンや、本編の制作中に亡くなったポール・モチアン、ジム・ホール、ボブ・ブルックマイヤー、ビリー・テイラーらも登場。エバンスが駆け抜けた51年をさまざまな角度から読み解いていく。
ビル・エヴァンスのように様々なエピソードを並べれば、簡単に悲劇の物語ができてしまう人生を送ったミュージシャンもなかなかいない。
ここで浮かび上がってくるのは、エヴァンスの人生の明と暗です。チャイコフスキーやストラヴィンスキーなど、母から受けた近代ロシア音楽の影響。類まれな演奏家・作曲家としての才能は、マイルス・デイビスをも驚かせ、ジャズ史上世紀の傑作といわれるデイビスのアルバム『カインド・オブ・ブルー』を生みだす力となりました。また、ベースのスコット・ラファロとドラムのポール・モチアンとのトリオで演奏した、ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードでの伝説的なライブ録音は、モダン・ジャズの金字塔となっています。その一方で、彼の人生の悲劇的出来事の連鎖は運命としかいいようがありません。
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盟友ラファロの交通事故死、上記写真の恋人エレインの自殺、そして兄の自殺。止めることができなかった薬物常習癖。最終的に彼の命を奪ったともいえる薬物常習については、この映画に登場する誰もが批判をしています。
しかし、エヴァンスが残した音楽、60作以上のアルバム作品については全員が賞賛を惜しみません。実際、エヴァンスは5回グラミー賞を受賞しています。べーシストのゲーリー・ピーコックは言います。「彼がジャズに与えた影響は100年は続く」と。歌手のトニー・ベネットは、エヴァンスが電話で最後に話した次の言葉を覚えています。「美と真実だけを追求し、他は忘れろ」。聞こえてくるピアノの音が、心に突き刺さるドキュメンタリー映画です。
又此のビル・エバンスを楽しむエンクロージャーは豊かな低音の音が聴ける英国製に限ると思うベースのスコット・ラファロの低音は独特である、哀愁のある、寂しさ、切なさは痛々しい程それらしく伝えてくれるようだ、基本は彼の母から教わったストラヴィンスキーなどの音楽の上に成り立っているジャズなんだと頷ける。
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音を知ったメーカーと音楽を知ったメーカーの物作りの違いを感ずるのは私だけの想いか等思い浮かべオーディオの深さを考えさせられる。
渋柿液をTANNOYのⅢLZMonitor Goldにむら無く仕上げ塗りをして放置した、3日程で乾くので早速試聴を兼ねてエヴァンスを聴く。エバンスのピアノの哀愁ある音はTANNOYが一番と思う。米国のユニットでは此の音がでない。もし米国製に拘るのであればボストンでの製作のユニットであろう。
実はこの癖の強いⅢLZMonitor Goldのユニットとエバンスの、独特のピアノのリズムは気分の良い毒気を感じる、その毒気が妙にご機嫌なリズムに感じる・・一度嗅ぐと癖になり其の世界に浸ってしまいそうだ。今までジャズは現在サブで使うLS3/5Aを横向きに寝かせセットして試聴する、ツイターが耳の高さと合って何故か今までより良く鳴る、色々の音源を試すが、意外と全体的に良く鳴り優れているかも知れないと改める。
TANNOYと比べ視線な低域のウットベースの音にタンノイと比べ不満は残るが、LS3/5Aのサイズを考えれば先ず先ずと思える。
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当分横向きで聴くことにする。前も試したが今回が何故か良く聴こえる。以前少し改修作業をし、少し落ち着いてきたのか、エバンスのピアノもご機嫌に響くのであった。
今の興味は以前から思う、ヴィンテージジャーマンの音で是非聴いてみたい衝動に駆られている。最近台所のテレビが急に映らなくなった、iMacの購入など出費は多く、少し安定するのを待ち、ゆっくり検討しようと思っている。
テレビは購入後10年程過ぎ買い替えの時期でもあり、放映側も未だ4K放送が進まず今回は普通のテレビTOSHIBA42型購入に至る、以前のテレビもTOSHIBA製品で故障もなく写りも良い価格も安価である。
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ここで考えるのは人生の分岐点でした。ビル・エヴァンスが甘美でロマンティックなバラードを中心に演奏された名作「Moon Beams」と、それと同じ3つのセッションから選ばれた演奏を収録した「How My Heart Sings!」の2作品を一つにまとめたセット「Moon Beams」も面白い・・・・
かけがえのないベーシストであったScott LaFaroが不慮の交通事故で亡くなった後、チャック・イスラエル(Chuck Israels)を新しいベーシストとして迎えたトリオ再生の第一弾である。ベースがチャック・イスラエルに代わったトリオによるリラックスした作品。ジャケットの金髪女性の印象がアルバムを印象的にした。それまでに較べてバラードが多い選曲なのは何かラファロを思い出しているような気配が伝わる、エヴァンス・ファンにとっては「深読み」の出来る作品。エヴァンス・スタンダードして演奏し続けられる作品を満載。
リリカルなタッチと優れたハーモニー・センスで耽美的なバラッドの世界を描き出すビル・エヴァンス。ピアノ・トリオでエヴァンス独特のスタイルを確立した彼の屈指の名作かと思える。
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レコーディングデータ
録音年
1962年5月17日、29日、6月5日、ニューヨークにて録音
共演者
ビル・エヴァンス(p)
チャック・イスラエル(b)
ポール・モチアン(ds)
ニュー・トリオで録音した、ジャズ・ピアノの詩人の復活作。甘美でロマンティックなバラードを中心に繰り広げる耽美的なプレイが胸に迫る。
収録内容
01. リ・パーソン・アイ・ニュー / Re: Person I Knew
02. ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス / Polka Dots And Moonbeams
03. アイ・フォール・イン・ラヴ・トゥー・イージリー / I Fall in Love Too Easily
04. 星へのきざはし / Stairway to the Stars
05. イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ / If You Could See Me Now
06. 春の如く / It Might As Well Be Spring
07. イン・ラヴ・イン・ヴェイン / In Love in Vain
08. ヴェリー・アーリー / Very Early
悲しい時に聴いたらきっと泣き出してしまうくらい素晴らしい作品。
ジャズファンとエバンスの切っても切れない関係というのは昔も今も、そしてこれからも決して変わらないと思います。
特にリバーサイドに残されたスコット・ラファロ=ポール・モチアンとのトリオ作品群がエバンス黄金期の素晴らしい記録として今なお星空のごとく輝き続けています。
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本作はラファロ事故死の約一年後に録音された久しぶりのトリオ作。この後ヴァーヴと契約するためリバーサイドへの最終作でもあります。ドラムはモチアン、ベースはラファロの代役にチャック・イスラエルを迎え全編がミディアム~スローな選曲で構成されています。その内容はすべてにおいてひたすら美しく、押し付けを排した表現は何度聴いても飽きる事なくどんどん味わい深くなり、何ともセンチメンタルで悲しい時に聴いたらきっと泣き出してしまうくらいの素晴らしい作品。ジャケも完璧で個人的にフェイバリットなエバンス盤ベストスリーにランクインする一枚。
エバンスの美しさを言葉で表現するのはとうてい不可能、むしろナンセンスな事だと思うので心にすっと染みる曲を数曲選んでみました。A2「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス(水玉模様と月の光)」。愛らしくメランコリックなテーマを切々と弾き撫でるエバンスの優しいタッチ、歌うと言うよりも語りかけるようなイスラエルのライン、ざらついた質感のモチアンのブラッシングとまるで夜風に身を任せているような心地よさ。A4「ステアウェイ・トゥ・ザ・スターズ(星への階段)」。これはエバンスのために書かれた曲なのでは、と思ってしまう程に音選びと音色が曲想と良く馴染んだロマンチックな表現。B4「ヴェリー・アーリー」。エバンスが子供の頃に書いたというこの曲は美しさの奥には"はかなさ"や"もろさ"を感じてキュンとしてしまいます。夢見心地なクライマックス。夜中にそっと一人で聴きたい一枚。
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「How My Heart Sings!」
ビル・エヴァンス62年のRiverside作品。
交通事故死を遂げたスコット・ラファロに代わってチャック・イスラエルを迎えたビル・エヴァンス・トリオによる名盤。先に発売された『ムーンビームス』と同じ3つのセッションから選ばれた演奏は、いずれもこのトリオならではのインタープレイを重視したもの。お馴染みの人気曲「HOW MY HEART SINGS」は何度聴いても素晴らしい名曲です。
1962年5月から6月に掛けて録音されたエヴァンスのリヴァーサイド・レーベルへの末期のレコーディング作品。チャック・イスラエル~ポール・ポチアンとのトリオはそれなりにテンションを持ったトリオだったが、同時録音盤の『ムーン・ビームス』と較べてもコノレコーディングでのエヴァンスの精神状態は決してベストではなかった。その後、エヴァンスはフレディ・ハバードをフロントに迎えた『インタープレイ』を残してリヴァーサイドを去ることになる。
01. How My Heart Sings (04:59)
02. I Should Care (04:55)
03. In Your Own Sweet Way (Take1) (06:59)
04. In Your Own Sweet Way (Take2) (05:54)
05. Walkin' Up (04:57)
06. Summertime (06:00)
07. 34 Skidoo (06:22)
08. Ev'rything I Love (04:13)
09. Show-Type Tune (04:22)
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そして「UNDERCURRENT / アンダーカレント」
クールなリリシズム、そして最高のインタープレイで独特の表現、奥深いまでの演奏。これこそジャズ最上のセッション、まさに最高傑作!
ピアノとギターのデュオによる傑作。ジャズの数あるデュオ・アルバムの中でも最も有名なアルバムだ。同世代のアーティストであるピアニストのビル・エヴァンスとギタリストのジム・ホール。
彼らはそれぞれの楽器の革新者であり、すでに名を成していた両者が繊細で重厚なデュオ演奏をくり広げた。このアルバムは何度も聞くことを進める、ベートヴェンの後期ピアノ曲を聞く気分と交差したエヴァンスの悲しみと苦しさを感じたのは私だけなのであろうか?正にジャケットの写真のように静かな海の中の静けさを感じるような深さも一人で聞く楽しさであろう。勿論曲は「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」をはじめとする名曲を取りあげ、バラードを主体としながらも、スリリングなインタープレイが展開される。
ビル・エヴァンス(p) とジム・ホール(g) という繊細な二人が対峙したデュオ・アルバム。まさに究極のリリシズム。1962年ニューヨーク録音。
1950年代から1960年代の前半はMONOとステレオの切り替え時期にもあたり、大きなレコード会社はレコード番号を変えてMONO盤、ステレオ盤の2種類を発売していた。当時のステレオはまだ技術的にも成熟していなかったこともあり本2枚組LPはMONOとステレオの音作り、音場の違いなどの聴き比べが可能。
On both LPs: New York, April 24 (A2)& May 14 (tracks A1, A3 & B1-B3), 1962.
BONUS TRACKS: From the same sessions (same date as A2),
but not included on the original album.
The Mono versions are not known to have survived.
BONUS TRACKS: From the same sessions (same date as A2),
but not included on the original album.
The Mono versions are not known to have survived.
A1.My funny valentine
A2.I hear a rhapsody
A3.Dream gypsy
A4.Stairway to the stars (bonus track)
B1. Romain
B2. Skating in central park
B3. Darn that dream
B4. I'm getting sentimental over you (bonus track)
エヴァンスに起きた悲劇とその時期の作品に宿るものが結び付けられたテキストを幾度となく目にしてきた多くのジャズファンにとっては、その悲劇のディテールが明らかになることで、その時のエヴァンスの心情をより生々しく想像することができるようになり、それぞれの作品を物語として受容できることの深みは更に増すだろう。
エヴァンスについては後日エバンス没後に見つかった作品が残る、メンバーは、エディ・ゴメスにジャック・デジョネットというトリオ。以前紹介の此のトリオ演奏プラス女性ヴォーガル(Monica Zetterlund)入の「Waltz for Debby」も気にかかる、興味は付きないが、またエヴァンス没後の見つかった3作品も機会があれば紹介させて頂きたく思ってます。ステイホームの中で一人でエバンスの分岐点を楽しむには良いチャンスでした。
ビル・エヴァンス黄金のトリオのヴィレッジ・ヴァンガード録音。ジャズ史上を語る上でも、ピアノ・トリオを語る上でも、外すことの出来ない大名盤を180g重量盤で復刻。
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筆者が選ぶ、これぞビル・エヴァンス黄金のトリオのヴィレッジ・ヴァンガード録音。ジャズ史上を語る上でも、「Waltz For Debby」ピアノ・トリオを語る上でも、外すことの出来ないエヴァンスピアノソロヴァージョンの「ワルツ・フォー・デビー」「マイ・ロマンス」とキャノンボール・アダレイとエヴァンス含むカルテット編成で演奏した「ワルツ・フォー・デビー」を収録これこそがエバンスの一枚でもある。やはり、ビル・エヴァンスのピアノは最高である、ブラボー!