伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

超驚愕の発掘音源、1968年ビル・エヴァンス演奏抜群な幻のスタジオ録音のSome Other Time: The Lost Session from The Black Forest検証する。

2021年06月28日 | JAZZ・ボサノヴァ


久々のブログ書き込みである、筆者に近い世代の方が最近亡くなられています。茨城県土浦市出身で「エレキの神様」と呼ばれて親しまれたギタリストの寺内タケシ(てらうち・たけしさんが18日午後8時37分、肺炎のため横浜市内の病院で死去した。82歳。
また「原信夫とシャープス&フラッツ」を率いたサックス奏者の原信夫(はら・のぶお、本名塚原信夫)さんが21日午後9時48分、肺炎による呼吸不全のため東京都の病院で死去した。94歳。
少し前にサントリーオールドのCMを紹介されて頂いた、JAZZを愛した匂いのする小林亜星さんが5月30日、心不全のため死去した。88歳。
と音楽に関わりのある人が亡くなっている。

皆さまよく知っている方々が亡くなった報道は次は我が身と思えます益々激動の昭和が遠くなる・・・10年以上前六本木のお店でご一緒させていただき、飲んだこともことも幾度もあり、当時は最近の仕事は学校周りが多いと言われていた、コンサートは何度もお伺したこある、少し前になりますがモダンジャズの大御所、宮間利之ニューハードの宮間利之さんも94歳でお亡くなりになりました。

謹んでご冥福と天国にて皆様での演奏を楽しんでください。


そうような事を思いながら、2008年より愛用したMac Proも寿命となり、起動も大変不安な状態になり、Mac OSの配布も終了数年過ぎている。重い腰を上げ最近新しいi Macの予約が開始され注文した、M1チップ8コアCPU8コアGPUのiMacにHDは512Mのメインに外付け4Tを追加しメモリーは16GMに増設した商品が24日到着と連絡がある。早速引き取り行く。

到着し開封しセットする、セットなんて実に簡単で電源を接続すれば終了で、早速スマホ、ソフト、フォント等をインストールすれば終了、もちろんiTuneもインストールした、今回は他にを購入、またDVDも同時購入、また接続はThunderbolt 3(最大40Gb/s)ドッキングステーションを購入しUSB接続し、外付けのHD4Tを接続した。ソフトをインストールしてmacOS11.4に更新する。
再起動して新しいM1チップのiMa軌道し色々動かしたみた結果、今まで使用のMac Proと比べ起動速度、使用感はiMacが遅く感じる。利点はキーボード、マウスはコードレスで本体から充電するタイプでデスクが綺麗にまとまる。

早速起動しテストすると動きはMac Proが断然スムースであるがインターネットは快適な環境に思う、此れが今の時代のPC機器のようです。
モニターは今まで使うEIZOのモニターが綺麗に思う、iMa24はモニター4.5K Retinaディスプレイ、8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engineを持つApple M1チップトータル¥224,800(税込)の価格は如何?貧困老人にはお高い買い物であるが、今後益々生活の中でのPCは生活必需品になった様である。

ここで立ち上がり速度を2台同時に起動すると軍配はi Macが早いがPs等のソフトの動きは断然Mac Pro(2008)が断然早い、価格は倍以上の違いはあるが家庭用のPC、特にAppleをお使いの方は当時のMac Proでしたら未だ現役です。
勿論ラップトップのMacBook Proも候補に上げたが文字が小さくi Macにした。



スピーカーの音量が大きいと家族から顰蹙を攻撃され、今回購入のソニー のヘッドフォンも若干ライトな音質だがMac対応が良く購入したが、やはりよく考えればゼンハイザーが正解であったようにも思う。ここはiMacとの対応は良く操作性も良くしばらく楽しみたいとも思います、音質はごく普通で便利である。

iMacからiTunes配信のハイレゾ音楽をヘットフォンで聞く、確かに聞きやすく耳心地が良い、音質で長時間聴くも疲れない音質の様に思える、ナレーター等の音声は耳障りも良くそれなりに聴けるが、質の高い音質を求めるクラシック、JAZZ音楽のホール感を味わうには蛋白と思える、音楽を聴くにはゼンハイザーの音質が好みの様に思えるる、今回外付けのDVD,記憶装置の4Tのハードディスクを購入、少し予算オーバー気味で当分又緊縮財政である、少し落ち着いたらヘットフォンのアップグレート検討をしてみたい。

以前から思うが音質そのものは人により欧州、米国製品のスピーカーユニット又カートリッジ等の音が良く聴こえるは筆者だけなのであろうか?オーディオ製品の日本製の解説を読むと相当良くなっているようだが、特に音楽の入り口出口は海外性が断然有利で、現実に聴き比べて見ると海外製品が良く聴こえるは筆者だけなのであろうか?確かにその中でもアンプは日本製も健闘しているように思う。日本の芸術性も随分進化した事が伺える。珠にクレージー・キャッツのコント「証城寺の狸囃子」の配信を見ると今の芸人との格差に圧倒される、やはりプロの芸である、今の芸人を見ても笑えないのは私だけなのであろうか?素人芸とは何かと感じさせる大切なことを忘れているように思う、益々テレビ離れになる。もはやテレビは時計代わりのみである。

誠に残念に思うは筆者の持つイギリス製の小さなLS3/5Aをサブスピーカーを所有するが此れを凌ぐスピーカーは少ない、勿論古い製品ではあるが未だ現役で使っているこで理解出来ることである。



今までのジャズ・ブログ掲載の中ではエヴァンスの投稿が何故か一番多いのか、此のあたりがエヴァンスの魅力は如何に?と思う。
繰り返し何度も聴く内に徐々に深みみに嵌まる深さかもしれない、今回の比較的に新しい演奏が見つかり発表した、没後月日が流れ今蘇るエヴァンスの謎かもしれない興味なんですかね。

さてここからが今回の特集である。
皆様ご存知の【ビル・エヴァンス】フェスの危機を救った「お城のエヴァンス」/ライブ盤で聴く「モントルー・ジャズ・フェスティバルのライブ盤」モントルー・ジャズ・フェスティバルだったが、初年度の客の入りは散々だったようだ。

3日間の開催で集まった客は驚きのわずか1,200人。チャールズ・ロイド(ts)グループのメンバーとして出演していたキース・ジャレット(p)が、「二度と来るか」と激怒したという話が伝わる。ヨーロッパで絶大な人気を誇っていたキースのトリオが1985年までモントルーに出演しなかった理由がそれだ・・・。
このままでは毎年の開催が危うい……というところを救ったのが介するアルバム、通称「お城のエヴァンス」である。1968年、2回目のMJFのビル・エヴァンス・トリオの演奏をパッケージングした作品だ。

LP発売当時、音質の良さからオーディオチェック用としても人気がありフランス語でのメンバーの紹介は印象的な好きなジャケットでもあった。
当時記憶に残る事件として、レコード針はグレースF8Lから、MC型のオルトフォンGEとMC用FRのトランスを交換して視聴しそれ以来Gシェル独特の音質に魅せられ筆者のレコード針の定番となっています。独特の煌びやかな音、粘っこく感じる癖の魅力な低音は虜になり。MC-20等も使うがGシェルに戻っていた。今後Gシェルとは違うAシェルも深掘りしてみたいと思います。

モントルーのシンボルであるレマン湖とシヨン城の写真を用いた美しいジャケット、優れた音質、卓越した演奏、沸く観客──。この後、数々のアーティストが発表することになる「ライブ・アット・モントルー」の先駆けとなったばかりでなく、「二度と再現されることのないステージを追体験できるメディア」としてのライブ盤の基本形をつくったアルバムでもある。この一枚によって世界中のジャズ・ファンがモントルーの名を知ることとなり、フェスの存続は決定づけられた。



当時ヴァーヴレコードから直輸入盤のLP購入し、フランス語によるメンバー紹介に続く一曲目からエヴァンスの演奏は全開で、ゴメスのベースは細かな譜割で強烈にドライブし、ジャック・ディジョネットは色彩豊かなシンバル・ワークを聴かせる。何より素晴らしいのは「流れ」だ。前半の山場は動から静へのコントラストが鮮やかな4曲目から5曲目、後半の山場はゴメスをフィーチャーした7曲目からエヴァンスが流麗なソロを奏でる8曲目である。この流れの妙を味わうためにも、最初から最後までノンストップで聴くことを強く推奨したい。思い出多きレコードジャケットでもお馴染みの「お城のエヴァンス」。

CD時代になって追加されたアンコールの2曲目。ゴメスとディジョネットがステージから去り、エヴァンスは一人鍵盤に向かう。曲のタイトルは「今は静かに」。何と計算された演出だろう。いつものようにこうべを垂れながら、しかし微かな笑みをたたえる幸福そうなエヴァンスの姿が目に浮かぶ。思うに、彼はこのステージの成功によって、ようやく「ラファロの霊よ安かれ」と笑顔で言えるようになったのではないだろうか。この演奏から半世紀。現在では、MJFは毎年25万人もの観客を集める巨大イベントに成長している。

なお、Some Other Timeはモントルー・ジャズ・フェスティバルのビル・エヴァンス(通称 「お城のエヴァンス」)の名ライブから五日後、三人はドイツMPSスタジオにいた・・・存在さえも知られずお蔵入りになっていた秘蔵音源、眠りから覚めエヴァンスの歴史が紐解かれる。

最近筆者のジャズCDは圧倒的にエバンスのアルバムが多くなってしまった(笑)


ジャック・ディジョネットの短期在籍中の貴重な正式なスタジオ録音という、ビル・エヴァンスのディスコグラフィ史を書き換える魅力たっぷりな作品。

多くの未発表音源がライヴ音源、正式録音のアウトテイクだが、本作は高音質な録音とジャズを熟知したハイレベルなプロデュースで知られ、多くの優れて先鋭的なアルバムを制作した独MPSレーベルの創始者にして自らも大のジャズ・ファンのシュワラーの肝いりで、名盤『アット・モントルー』の数日後に自らのスタジオで録音された。ソロ、デュオ、トリオによるCD2枚分の演奏は、興奮気味のライヴに比べ落ち着いた感情表現が印象的だ。

全のジャズ・ファン必聴盤であるように感じるのは筆者だけなのであろうか。



「Some Other Time: The Lost Session from The Black Forest」
 Bill Evans (p)
 Eddie Gomez (b)
 Jack DeJohnette (ds)
1968年6月20日ドイツMPSスタジオ

CD1
 01. You Go To My Head (4:58)
 02. Very Early (5:12)
 03. What Kind of Fool Am I? (5:21)
 04. I'll Remember April [Duo] (4:08)
 05. My Funny Valentine (6:58)
 06. Baubles, Bangles & Beads [Duo] (4:38)
 07. Turn Out The Stars (4:56)
 08. It Could Happen To You [Duo] (3:58)
 09. In A Sentimental Mood (4:18)
 10. These Foolish Things [Duo] (4:14)
 11. Some Other Time (5:28)
CD2
 01. You're Gonna Hear From Me (3:32)
 02. Walking Up (4:10)
 03. Baubles, Bangles & Beads [Trio] (4:51)
 04. It's Alright With Me [Incomplete] [Solo] (3:45)
 05. What Kind Of Fool Am I? 06. How About You (3:59)
 07. On Green Dolphin Street (4:33)
 08. I Wonder Why (4:13)
 09. Lover Man (Oh, Where Can You Be?)
 [Duo] (3:49)
 10. You're Gonna Hear From Me [Alternate Take] (3:24)



62年『Moonbeams』で初演されて以来、コンサートでは毎回のようにフィーチャーされたエヴァンスの至高のワルツ曲「VeryEarly」を始め、晩年まで数多く演奏され、アルバムタイトルともなった名曲「Turn Out The Stars」といった楽曲も収録。
そして・・・1枚目のラストには、名盤中の名盤『Waltz for Debby』(61年)にも収録され数限りないジャズ・ファンの心をつかんだ名曲「Some Other Times」の至高の演奏を収録!!!この「Some Other Times」のイントロはもともと「Peace, Piece」のメロディを、エヴァンスがマイルス・デイヴィスの『Kind of Blue』に参加した時に、「Flamenco Skeches」のイントロとして用いたことでも知られるジャズ史上屈指の美イントロですが、本作での演奏は、『Waltz for Debby』『Kind of Blue』の演奏と並ぶものと言って過言無し。
言葉をいくつ並べても表現しようのない至高のピアノ、メロディに寄り添いながら音空間を拡張するベース、若き日の驚くようなディジョネットのブラッシ・ワークの美しさ。静謐かつ、ある種の厳かささえも漂うこの曲のスタジオ録音が聴けることは本当に奇跡です。



一方、本作では、ビル・エヴァンスにとって珍しい楽曲も演奏。サイドメンとしての演奏を除いては極めて稀な「I'll Remember April 」や、同じく本録音以外ではあまり聴くことができない「These Foolish Things」をエディ・ゴメスとの豊かな会話で披露。一方、2-M5の「What Kind Of Fool Am I」では、ビル・エヴァンスとしては、極めて珍しいユニークなエンディングも収録されています。

6ヵ月という非常に短い活動を経て、エヴァンスは、この後マーティ・モレルをメンバーに迎えた第2期トリオを結成。本トリオはある種の過渡期にもありますが、この作品の登場によって、エヴァンスが、この時期、即興的な演奏の拡張を模索し、パッション溢れる演奏を繰り広げるきっかけを得たことも明らかになります。特にCD2 には、美しく、かつ即興のさらなる可能性を感じさせる、トリオの面白さが際立ちます。21世紀のジャズ界の事件とも言うべき、作品の登場!68年の劇的なドラマが、今50年近くを経て明らかになります

ジャズ史上の名演、グラミー賞作、1968年『モントルー・ジャズ・フェスティヴァル』から5日後、エディ・ゴメス、ジャック・ディジョネットと共にした超幻のスタジオ録音が今、明らかに!ビル・エヴァンスの歴史を書き換える歴史的一枚に思う。ブラボー!