港の写真は久しぶりのアップである。友人に誘われ久しぶりに南房にサヨリ狙いで出撃する、途中ランチに立ち寄る、いつものラーメン屋さんは生憎の定休日で向かいの初めての「レストラン アペティート」でランチをご一緒するメニューはランチコースがあり、早速コースを頂く。
案内を受けるが只今満席で、15分程お待ちください、、、これは期待できるかも知れない?
客層も身なりの良い老夫婦が多い、このあたりの名店かも知れない・・・・・?調べますと南房総鴨川の本格イタリアンレストランとの案内が見つかった。https://appetito.chiba.jp/
食後の終わりは筆者が出発前にポットに淹れた珈琲(銘柄はモカ)は旨い、自分で淹れた珈琲は何時もの味がして飲みやすい。
コースなので写真は撮らなかったが前菜、パスタは2種より選び、メインは3種(魚、豚肉、ハンバーグ)より選び最初に出たカボチャのスープが激旨でした、予約すれば待ち時間はないそうである、ゆっくりランチコースを頂き満足しました。意外とお手頃価格でボリュームもあり満足した。次は家族を連れてこようと思う。
釣りはサヨリは沖に回遊していて、竿の選定に失敗し坊主でした、リベンジをしなくては・・・、彼此10年以上前に癌の手術の為肩凝りが酷くオペしたドクターからも肩のマッサージをする様に言われたが、ハードな運動がいちばんの効力がある様です、4時間ほどの遠投したお陰か慢性の肩の痛みが少しは和らぎ、肩痛みは少なくなった、確かに以前アジ釣りを頻繁に来た頃は肩の運動の為にも今後健康の為にも出撃を考えなければと思った。浴槽でのマッサージでは肩の凝り、痛みは解決しなく、ハードな遠投運動が適切であると思った次第である、釣果は3年ぶりの出撃は失敗に終わって坊主でしたが・・・。(笑)
穏やかな海のオゾンを一杯身体に浴び気分は良く、帰りも交通量は少なくスムースに帰宅した。
昔筆者がJ.S.バッハの音楽を聴き出した頃、多分グラモフォンレコードのLP盤で聴いたのが最初であったと記憶する、最初に感じたことは可成り厳粛な演奏で、近寄り堅い程清楚な感じがして、聴くには緊張を覚えた記憶があります。LPレコード盤に何度も針を下ろすたびに徐々に馴染んでいったのですが・・・この雰囲気の中に浸りたくなるのでした。
50年前のLP盤それも2枚組、当時は初任給の給与は1ヶ月2万円未満程でLPレコード盤は正に高値の花で2枚組で4,400円程と記憶する、当時購入したレコード盤が最近CDになって再登場したのです。
下記の様なコメントがある、20世紀を代表するヴァイオリニストの一人、ダヴィッド・オイストラフ(1908~1974)は旧ソ連の至宝として、東側だけでなく西側にも演奏旅行を行い、行く先々でレコード録音やラジオ放送を行った為、膨大な数の音源を残しました。ただ、バッハのヴァイオリン作品の録音は極めて少なく、無伴奏ソナタは1曲のみ、ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ集も、全曲録音はこのピシュナーとのドイツ・グラモフォン盤が1種類あるだけです。
この全曲は旧東ドイツにあったドレスデンで1961年、1963年、1966年に2曲ずつ録音されて完成しました。このヴァイオリン・ソナタ集がもつ美しいメロディの描き方、スケールの大きな包容力において、オイストラフ以上の演奏は今なお見いだせない程とおもいます。LP時代に大変人気があり、何度も再発売されたレコードですが、意外なことに今回が世界初CD化となりました。
東独VEBドイツ・シャルプラッテン・ベルリンによる録音で、ステレオ初期の名盤として知られます。オイストラフの妙技のみでなく、ピシュナーによる純ドイツ風ともいえる武骨ながらも独特の魅力のあるバッハ演奏をも味わえるものとなっています。
共演のハンス・ピシュナー(1914.2.20~2016.10.15)はチェンバロ奏者として活躍する傍ら、旧東ドイツのベルリン放送局音楽局長、文化省音楽部長、ベルリン国立歌劇場のインテンダントを歴任し、東西統一後もドイツ音楽界の重鎮として尊敬を集めています。
ハン・セバスティアン・バッハ: ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 全曲
<CD1>
1. 第1番 ロ短調 BWV1014
2. 第2番 イ長調 BWV1015
3. 第3番 ホ長調 BWV1016
<CD2>
4. 第4番 ハ短調 BWV1017
5. 第5番 へ短調 BWV1018
6. 第6番 ト長調 BWV1019
【演奏】
ダヴィッド・オイストラフ(Vln)
ハンス・ピシュナー(Harpsichord)
【録音】
1961年10月(5, 6)、1963年(2, 3)、1966年8月(1, 4)
ドレスデン、ルカ教会(ステレオ録音)
【原盤】
Deutsche Grammophon
D.オイストラフ唯一のバッハ/ヴァイオリン・ソナタ全曲録音硬質な音が魅力で当時は良く聴いた音源である。前回紹介時は筆者の装置は今の装置と異なり同
TANNOYユニットも10吋同軸2ウェイ最後のIIILZ(HPD295)から(IIILZ Monitor Gold)に交換し音質もクラシック音楽を聴くには音楽を聴く装置に変わったと思っている。同じサイズのユニットでも特にヴァイオリンのユニゾンの再現はことさら向上した様に思える。
いわゆる耳元に涼やかに聴こえる高音は他のユニットでは中々味わえない代物であり、長い時間聴くには実に塩梅がよいのである。
今はパワーアンプにサンバレー300Bパワーアンプ SV-501SEを使っているが購入当時は300Bはエレクトロ・ハーモニックス製であったが、音が気に入らなくPSVANE 300Bに交換するが納得できずその後Zaika5300に変更して現在落ち着いている、ドライバー段に3極+5極複合管の6BM8が使用されていますが当初は
エレクトロ・ハーモニックス製でしたが、玉転がしの末現在は未使用のSIMENSを購入しに交換している、国産品では日立製品が塩梅が良かった。
SV-501SEについて解説では真空管を交換しても音質は変わらないとの記事がありましたが、Zaika5300に交換した結果くもり空から晴天になった感じに実にスッキリした音に変化した事に驚いた事でした。
300Bの代替え品はZaika5300という国産品で詳しくは以前に紹介しました。興味のある方は下記をご覧ください。https://blog.goo.ne.jp/yk1231yk/e/7998e64f8b674694bbdf6242555c26d7
聴けば分かるが、使用楽器はモダンチェンバロ(ノイペルト)。出てくる音は柄が大きくて低音域は鈍重、高音域はシンセサイザーみたいにも感じるが。今聴くと何とも言えない懐かしさを味わうことができる音にも事実である。
カール・リヒターやヘルムート・バルヒャと同じ路線で、ハンス・ピシュナーも頑固さでは負けていない。古めかしく頑固な臭いの共通な音がする、この録音全体に溢れている姿勢、生真面目さが醸し出す今でも傾聴に値する。
ソロにはロベール・ヴェイロン=ラクロワ、イゾルデ・アールグリム、ズザナ・ルージチコヴァーらが参加しているアルバムは見逃せないであろう。
ステレオ初期の名盤を復刻。を聴きハンス・ピシュナーの鍵盤楽器の音色を確かめる。当時L Pレコード盤は貴重品で何枚も買う事が出来ず、この歳までピシュナーの鍵盤楽器演奏はあまり聴かずに過ごしてしまった、これを機にこのCD10枚組を入手する、平均律クラヴィア曲集全曲、ゴルトベルク変奏曲、インヴェンションとシンフォニア、チェンバロ協奏曲、他がある。
その間、ピシュナーは演奏家としても活躍、1961年にはそのバロック音楽への功績に対してドイツ民主共和国国家賞が授与され、さらに、新バッハ協会の副会長に任命されてもいます。ピシュナーはコンサートだけでなく、レコーディングにも積極的に取り組み、平均律やゴルトベルク変奏曲、インヴェンションとシンフォニア、チェンバロ協奏曲などを録音して高い評価を得ていました。そうしたピシュナーによる純ドイツ風ともいえる武骨ながらも独特の魅力のあるバッハ演奏をまとめて味わえるものとなっています。
そうしたピシュナーによる純ドイツ風ともいえる武骨ながらも独特の魅力のあるバッハ演奏をまとめて味わえるものとなっています。
【収録情報】
Disc1
J.S.バッハ:2声のインヴェンションと3声のシンフォニア BWV.772-801
録音:1968年
Disc2-5
平均律クラヴィーア曲集全曲 BWV.846-893
録音:1962年、1965年
Disc6
イタリア協奏曲 BWV.971
半音階的幻想曲とフーガ BWV.903
フランス風序曲 BWV.831
録音:1971年、1972年
Disc7
ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
録音:1968年
(1968年の優秀録音。東ドイツを代表する、チェンバロ奏者、ピシュナーの名盤です。武骨な音楽な中に豊かな抒情を踏まえた名盤だと思います。)
2つのヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ BWV.1037
ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)
イーゴリ・オイストラフ(ヴァイオリン)
録音:1957年(モノラル)
Disc8
チェンバロ協奏曲第1番ニ短調 BWV.1052
チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056
チェンバロ協奏曲第2番ホ長調 BWV.1053
ベルリン交響楽団
クルト・ザンデルリング(指揮)
録音:1963年
Disc9
2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調 BWV.1061
2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調 BWV.1062
2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調 BWV.1060
イゾルデ・アールグリム(チェンバロ)
シュターツカペレ・ドレスデン
クルト・レーデル(指揮)
録音:1965年
(そうそう、古楽の分野で活躍した、 もう一人の女性のチェンバロ奏者を 忘れてはいけません。 アールグリムと同じく『獅子座』の ヴァンダ・ランドフスカ です。 魔女のような感じのランドフスカとはまた違うタイプ、熱の入れ方が違う のが、アールグリムでしょうか。アールグリムは以前筆者のブログに紹介したと思います)
Disc10
3台のチェンバロのための協奏曲第1番ニ短調 BWV.1063
3台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ長調BWV.1064
4台のチェンバロのための協奏曲 BWV.1065
イゾルデ・アールグリム(チェンバロ)
ズザナ・ルージイチコヴァ(チェンバロ)
ロベール・ヴェイロン=ラクロワ(チェンバロ)
シュターツカペレ・ドレスデン
クルト・レーデル(指揮)
録音:1965年
フルートとヴァイオリン、チェンバロのための協奏曲 BWV.1044
エルヴィン・ミルツコット(フルート)
マックス・ミハイロフ(ヴァイオリン)
ベルリン室内管弦楽団
ヘルムート・コッホ(指揮)
ハンス・ピシュナー(チェンバロ)
ハンス・ピシュナーは誠に長寿で102歳でお亡くなりになりました。天寿を全うされた様です。
今回ハンス・ピシュナーによる純ドイツ風ともいえる武骨ながらも独特の魅力のあるバッハ演奏をまとめて味わえるものとなっています。
この様な曲を楽しむ方法には、ドイツのユニットを使った筆者が昔好きであった、辛口の最右翼のHECOの音で聴きたくもあり、背中をピンとしてゲルマン人の想いを込めた音で聴くことも雰囲気が変わり面白いのかも知れないが2~3曲きけばタンノイのユニットに戻るのであろう、純粋に音楽を楽しむには矢張り馴染んだユニットによる音質が一番なのであろう・・・・?
ハンス・ピシュナーの演奏する鍵盤楽器のバッハを聴きながらその様な空想が頭をよぎるのである。ブラボー!