伝統ある英国のTANNOY IIILZで聴く、音楽の父J.S.バッハ音楽を知る喜び・・・

音楽好きのIIILZ Monitor Goldユニットの箱を改良して楽しむダメオヤジ金ちゃんです。

国立美術館見学を散歩しのんびりした1日を過ごす。翌日は古楽器を奏でる若手演奏のバッハを検証する。

2024年11月16日 | 日記


最近やたら公私とも忙しいこの時期は毎年恒例の時期であり。先日から妹から連絡があり、今年は発表が遅れた様で心配もしたが、文展から始まる日展「書」の部門で三度目目を入選したとう事で安堵したとも言っていた。



乃木坂駅には日展のポスターが掲示されていた。



2022年度の第9回日展第5科(書)には、8,576点の出品があり、そのうち入選は1,089点と入選率13%と今年も狭き門であった。
妹の先生である田中先生が総理大臣賞に選ばれたそうで素晴らしい仕上がりと言っていた、是非拝見させていただきたく。
表題 「花の姿」


拝見したが流石実物は今にも動き出すの如く、躍動感のある書の様に思い感動nする、後期高齢者にはこの感動はアンチエイージングには良いとされる様です。

日本を代表する建築家・黒川紀章らが手がけた会場の国立美術館に見学に行く。自宅からは千代田線の「乃木坂」で下車すれば雨の日でも濡れずに到着できる利便性が良い、生憎帰りは若干小雨模様の為見学後は何処にも立ち寄らず帰宅。



「書」の会場は3階でありエレベーターで階下を見る風景は筆者も好きな風景の一つでもある、今回は絵画部門も立ち寄り芸術の秋を楽しんだ。
妹の作品 表題 「秋ふかし」


この作品が妹の作品でした、やはり先生に似た書でもあった。今回で三回目の受賞は良かったですね!



その様なことを思いながら翌日愛犬モジャ君と早朝散歩後は久々の淹れたての温かい珈琲片手に先日入手したFyne AudioのF500からタンノイに繋ぎかえて音楽を楽しみながら思うは、確かに手軽に欧州音楽を味わいながら楽しむにはF500はよく出来たシステムではあるが、欧州独自の重厚ある音質は物足りなさを感じる、例えばヴィオラ・ダ・ガンバ。チェロより昔から愛されていたこの楽器のための音楽もまた、じっくり聴くに足る作品や演奏に多く、人に心地良い音域の中でくりひろげられる響きの妙は魅力に満ちている感じはタンノイが勝る。



筆者の愛用するIIILZ Monitor Goldユニットに関する想いであろうタンノイの系譜は第一次世界大戦の硝煙もくすぶる1926年、英国でラジオ用整流器の製造会社が誕生しました。その創始者こそ、後のハイファイスピーカーの生みの親となるガイ・R・ファウンテン。そして当時、整流器に使われていた合金 “タンタロム・アロイ” が、不朽のブランド名「タンノイ」の語源となったのです。

その後1933年に今日のハイファイスピーカーの基本となる2ウェイスピーカーを開発1947年にタンノイの代名詞となる伝説デュアルコンセントリック・ユニットの原形が完成。現在のそれと構造も寸法もほとんど変わらぬ完成度の高いものでした。 1953年、このユニットを搭載した家庭用スピーカー第1号「オートグラフ」を発売。まだモノラルで音楽を聴いていた時代。この時代に“コンサートホールを我が家に”というキャッチフレーズで誕生したオートグラフは、当時の音楽シーンにセンセーションをもたらしましたそうです。



其処には大変重大なたの音へのコンセプトが掲載されていた様です。その後英国に於いてBBC放送が開発した放送局用のモニタースピーカーが開発されKEFが発売された、、、が有名てしたが、その後サイズは益々小型のLS3/5aが英国各社から発売され一般的になりますが今も重宝されるはユニットにはKEFの初期製品である。



詳しく言えば 1970年代 イギリスのBBC(英国放送協会)が放送局用に開発したスピーカーがLS3/5aでありLS3/5aはBBCからライセンスを与えられた複数のメーカーから販売されていますが、日本ではRogers(ロジャース)が有名ではないでしょうか。他にはSpendor(スペンドール)、Harbeth(ハーベス)、KEF(ケーイーエフ)、Chartwell(チャートウェル)、Audio Master(オーディオ マスター)、RAM(ラム)、Goodmans(グッドマンズ)、Richard Allen(リチャード アレン)、Stirling Broadcast(スターリング ブロードキャスト)などから発売されており、また現在でも人気のことから復刻版として度々再販されている非常にロングセラーのモデルです。

筆者の部屋にもそれに近いLS3/5aも存在するが同じ規格でKEF、チャートウェル、ロジャース、スペンドー ル、ハーベスなど、各社が競って作った。小さいのに音が良いと今でも人気があるそうです。
 良く言われる例え話ではあるが、いうまでもなく、これは正しくLS3/5aを設置して、正しい位置で聴いてこそ得られるものであって、いいかげんな設置、いいかげんな位置で聴いていては、このような音場感は得られないし、そうなるとLS3/5aはパワーも入らないし、低域もそれほど低いところまでカヴァーできないなど、いいところなどないスピーカーシステムのように思われるだろうが、それは鳴らし方・聴き方に問題がある様に思う。



21世紀のバロック音楽
Baroque Music in the 21st Century

2000 年以降に制作された現代クラシックの伝統における芸術音楽です。21 世紀のクラシック音楽は、緩やかで継続的な期間であり、完全に暦によって定義され、バロック音楽やロマン音楽の意味での音楽スタイルを指すものではない。

 60年代から70年代にかけて、ルーラント、ニコラウス・アーノンクール、その他の偉大な芸術家たちが、ルネッサンス音楽とバロック音楽の歴史的な演奏法を発展させました。ウィンターは、アーノンクールとベスキが創設メンバーであった後の次世代に属する1985年に設立されたイル・ジャルディーノ・アルモニコとともに、レオンハルト・コンソートとウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの音楽を体験しました。

15年後の2012年、ウィンター&ウィンターは201枚目のアルバム『21世紀のバロック音楽』を出版しました。ユリ・ケインによる『ゴールドベルク変奏曲』第18変奏は、ギエルミのガンバ四重奏団とケインのジルバーマンピアノによる即興演奏をフィーチャーしており、20世紀から21世紀の入り口までのバロック音楽の世界を旅します。この音楽もヴィラ・メディチ・ジュリーニで録音されています。プロデューサーのステファン・ウィンターは、古代の楽譜を自信を持って自分たちの音楽に変え、時にはジャズの境界を越える、型破りな思想家たちを探しています。ウリ・カインはヴィットリオ・ギエルミと即興演奏し、エルンスト・レイセガーはバッハを演奏し、テオドロ・アンゼロッティはバロック・アコーディオンを発見し、フライタグアカデミーはコンサートホールからブランデンブルク協奏曲を奪い取り、アーロン・ザピコは悲しみ、悲しさ、情熱、愛、幸福を音に変えます。若々しい活力で、バロック時代を今ここに再現した様です。



馴染み深いバッハを始めバロック音楽が小品集になって、若手のバロック演奏者で綴られた作品はどれも良い演奏でもある。メンバーはテオドロ・アンゼロッティ、パオロ・ベスキ、ユリ・ケイン、ロレンツォ・ギエルミ、ヴィットリオ・ギエルミ、Forma Antiqva、Windsbacher Knabenchor、マリアンヌ・ロネー、アーロン・サピコから新作の上記Die Freitagsakademie まで。21世紀の言葉でバロックを演奏するミュージシャンがW&W からリリースしたアルバムのサンプラー。



確かにこの様な古楽器演奏には実に小さな姿のF500から奏でる音は素晴らしい表情を見せる、手軽に扱える躯体は寝室にも簡単にセット出来ることは有難い。

Fyne AudioのF500の視聴からTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80 Cabinetに変更して聴くが音色はFyne Audioと実によく似ているが微妙なヴァイオリンの響きには違いがある、低域至っては10吋TANNOYⅢLZが断然自然に感じる但し双方ともユニット形状は大きさこと違えど1933年から続くタンノイの道程は栄光と苦境の歴史でもありました。
1933年、今日のハイファイスピーカーの基本となる2ウェイスピーカーを開発後は1947年にはタンノイの代名詞ともなるデュアルコンセントリック・ユニットの原形が完成。現在のそれと構造も寸法もほとんど変わらぬ完成度の高いものでした。低域の音は10吋と6吋の差はやはり音には反映する様です、Fyne Audioのユニットも10吋12吋が販売している様です、VINTAGE CLASSIC VIII SMヴィンテージ・クラシックVIII SM伝統的な “ブックシェルフ型 “ラウドスピーカー・デザインの黄金時代を想い起こさせるVintage Classic VIII SMスタンドマウント・モデルは、Vintage Classicシリーズのノスタルジックなルックスと豊かなパフォーマンスを、コンパクトなスタイルにまとめあげています。


【収録内容】
 1. J.S.Bach : Contrapunctus 1 from "Die Kunst der Fuge" 
  Die Kunst der Fuge (フーガの芸術) BWV 1080: Contrapunctus I (室内アンサンブル編曲)
  イル・スオナール・パランテ
 2. J.S.Bach : Variation 18, Canon at the 6th from "The Goldberg Variations" 
  ゴールドベルク変奏曲 BWV 988: 第 18 変奏、第 6 番のカノン (ジャズ アンサンブル用に U. ケインが編曲)
  ユリ・ケイン(キーボード)ユリ・ケイン・アンサンブル
 3. G.F.Handel : Aria from "Mi palpita il cor" (HWV132) from "Travelogues of Italy " 
 4. G.Frescobaldi : Gagliarda Prima from "Phantasia " 
 5. Autoine Forqueray : La Couperin from "Bagpipes from Hell " 
 6. J.S.Bach : Variation for Cello Solo from "The Goldberg Variations " 
 7. J.S.Bach : Variation I. a I Clav. from "The Goldberg Variations " 
 8. Henry Purcell : Fantazia 23rd of June 1680 from "Henry Purcell" 
 9. J.S.Bach : Variation 25 from "The Goldberg Variations " 
  ゴールドベルク変奏曲 BWV 988
  チェロ独奏のための変奏曲
 10. J.S.Bach : Allegro from "Brandenburg Concerto No. 3" from "The Brandenburg Concertos" 
  ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV 1048: I. (アレグロ)
  フライタグアカデミー
 11. Attilio Ariosti : Largo from " Pur al fin gentil Viola " from Viola D'Amore" 
 12. Giovanni Girolamo Kapsberger : Passacaglia from "Lbro IV d'intavolatura di chitarrone" from Concerto Zapico" 
 13. A.Vivaldi : Allegro non molto from "Winter" from "The Four Seasons" 
 14. A.Vivaldi : Largo from "Winter" from The Four Seasons " 
 15. D.Scarlatti : Allegro from "Keyboard Sonata K. 248" from "Vivi Felice!" 
  スカルラッティ、D: 鍵盤ソナタ 変ロ長調 K.248 / L.S35 / P.187 (アコーディオン編曲)
  テオドロ・アンゼロッティ(アコーディオン)
  イギリス:ソナタ セカンダエンリコ・オノフリ(ヴァイオリン)、マーグレット・コル(ハープ)、ロレンツォ・ギエルミ(オルガン)
  
 録音場所:ヴィラ・メディチ=ジュリーニ、ブリオスコ、イタリアフォンタナ、
 16. Dario Castello ; Sonata Seconda a Sopran Solo from "Anno 1630" 910
  フォンタナ、イギリス:ソナタ セカンダエンリコ・オノフリ(ヴァイオリン)、マーグレット・コル(ハープ)、ロレンツォ・ギエルミ(オルガン)
 17. J.S.Bach : Tonet, ihr Pauken!" from Weihnachtsoratorium! 
  クリスマス・オラトリオ BWV 248: Part I: Jauchzet、frohlocket、auf、preiset die Tage
  マルティン・ドゥル(ボーイ・ソプラノ)、コーネリア・カリッシュ(メゾ・ソプラノ)、マルクス・シェーファー(テノール)、ロバート・スウェンセン(テノール)、トーマス・クワストホフ      (バス)、ジュリアン・バンセ(ソプラノ)
  ウィンズバッハー・クナーベンコール、ミュンヘン・バッハ・ソリスト
 カール・フリードリヒ・ベリンガー

  録音: 1991年7月
  録音場所:ミュンスター・ハイルスブロン、ドイツ
 18. J.S.Bach : Prelude from "Cello Suite IV" from Bach Violoncello Suites I-VI 
  無伴奏チェロ組曲第4番変ホ長調 BWV 1010: I. プレリュード
  パオロ・ベスキ(バロックチェロ)
  録音日: 1997年7月1日〜3日
  録音場所:ヴィラ・メディチ=ジュリーニ、ブリオスコ、イタリア



自宅でくつろぐヌオーヴァ・プラティカのメンバー:「私たちは、私たちが聴いている音楽があるのです。」
文化評論家のフレデリック・ジェイムソンは、創造力が枯渇した時代に、ポストモダンのパスティーシュは、実質的な意味や対立性のない、空虚で無批判な歴史主義、以前の食い合い、笑いのないパロディ、「死語による演説」以外の何ものでもないと主張する。 

歴史に詳しい他の演奏家たちと同じように、彼らは過去の重要な道具を復活させたいという願望から、独自の音楽を作曲し、即興演奏しています。のチャーリー・リードは、「私がこれをやる大きな理由は、これを歴史的演奏の延長とみなしているからです。過去数世紀を振り返って、作曲家が音楽を演奏し、即興演奏もしていた当時、即興演奏はプロのミュージシャンのスキルの一部であったと考えています。 今回のアルバムは若き古楽器演奏者のハイライト盤でもあり今後の新しいアルバムにも期待できる作品でもある様です。ブラボー!