拙宅の水草水槽がやっと仕上がりましたので、お披露目します。水草も粗揃いました。
実に癒やされています。
レンズは明るいLEICA D VARIO-ELMARIT 14-50mm / F2.8-3.5 ASPH. / MEGA O.I.S.
を装着して撮りました。
アイク・エイブラムス・ケベック(Ike Abrams Quebec)
元々は熟練したダンサーでありピアニストであったが、 20代前半に楽器をテナー・サクソフォンに替え、
やがてサクソフォン奏者として将来を嘱望されるようになった。
テナー・サックス奏者というと皆さんは誰を思いつきますか?
巨人ソニー・ロリンズか、
哲人ジョン・コルトレーン、
ボサ・タッチのスタン・ゲッツ... このあたりが一般的なところでしょう。
意外とこのアイク・ケベックの名前ご存知ですか???
通好みの、難解な人かとお思いでしょうが、とんでもない!
彼のプレーは極めてわかりやすく、芳醇で、テナー・サックスの魅力を余すところなく表現しています。
聴き心地が大変良いジャズ・ファンに人気の高い、アイク・ケベックのヴォサノヴァを。
勿論音質も実に良く誰もが頷けると思います。拙宅のシステムでも上手く鳴ってますよ!
BOSSA NOVA SOUL SAMBA
<演奏>
アイク・ケベック(ts) ケニー・バレル(g)/ウェンデル・マーシャル(b) ウィリー・ボボ(ds)/ガーヴィン・マッソー
<曲目>
1、ロイエ
Loie - Ike Quebec
2、ロロ・トゥ・デスペディーダ
3、家路
Ike QUEBEC "Goin' home" (1962)
4、ミー・ン・ユー
Ike QUEBEC "Me 'n you" (1962)
5、愛の夢
Ike QUEBEC "Liebestraum" (1962)
6、シュ・シュ
7、ブルー・サンバ
8、ファヴェーラ
9、リンダ・フロール
とにかく、名盤です。こんなクロい「ボサ」があったのかという驚き、
こんな知性的な、 こんな静かなブルース・テナーがあったのかという驚き...
以降アイクは私のヒーローとなっています。
この『ボサノヴァ・ソウル・サンバ』はその「ロイエ」が収録されたオリジナル盤。
長らく「幻の名盤」となっていましたが、'94年に日本の東芝からCDで再販されました。
名曲「ロイエ」はオープニングで聴くことが出来ます。
'62年といえばボサ・ノヴァ誕生から5年、世界的ボサ・ブームが沸き上がりつつあった頃です。
スタン・ゲッツ(ts)とチャーリー・バード(g)の『ジャズ・サンバ』がリリースされ、
翌'63年にはスタン・ゲツとブラジル人ジョアン・ジルベルト(vo,g) の歴史的名盤、
「イパネマの娘」が収録された『ゲッツ/ジルベルト』が世に出て・・・・
そんな中、アイクの採ったスタンスはユニークでした。
「もっとねっとりと、もっとブルースの感覚と官能性を加えようと思ったんだ」
「ボサ・ノヴァを基本のままのブルースとかけあわせるとどうなるかというのもやってみたかったんだ」
-アイクの言葉です。
そして奏でられたサウンドは前述の通り、聴く者を虜にしてしまう独特なものでした。
ケベックは、高速ソロを披瀝するわけではありません。ゆったりとメロディをブロウするだけ。
題材となる曲はクラシックでもジャズ・スタンダードでも何でもOK。
どんなジャンルの曲であっても、ケベックは自分の色に染めてしまいます。
ガチガチのモダン・ジャズは苦手言う方もケベック作品は受け入れ可能ではないでしょうか。
彼はこのセッションが行われたわずか2カ月後の'63年1月に肺ガンのためにこの世を去っています。
享年45歳、早過ぎる死を自覚していたであろうアイクが、最後に残したものがこの名盤でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます